writer

リビンマッチの評判や口コミ。売却査定でトラブルを避ける方法

いざ家を売りたいなと思った時、初めてだとどうすれば良いかわからないとお悩みの方も多いはずです。
以前は、不動産業者を一軒一軒回って査定をお願いし、高く売ってくれそうなところを探さないと行けなかったので非常に時間と労力が必要でした。それだけ手間を掛けても、不動産業者によっては見積もりを出してくれないことがあったり、又手間を惜しんで一軒しか回らなかった為に安い価格で取引されてしまったというお話も聞きます。
しかし、最近ではインターネットが発達し、国土交通省の不動産価格取引情報やスーモ、ホームズなどの不動産ポータルサイトの相場検索機能を使えば簡単に相場を確認することが出来ます。
又、売却したい家の査定を取る際には、不動産業者に一軒一軒依頼する必要はなく、簡単な情報を入力するだけで複数の不動産業者から査定がもらえる不動産一括査定サイトを利用すると非常に便利です。
今回はそんな不動産一括査定サイトからリビンマッチに注目してお話をしたいと思います。

リビンマッチとは?

リビンマッチとは?

数ある不動産一括サイトの中から機能も充実しており年間350万人が利用するリビンマッチをご紹介させていただきます。
リビンマッチは、株式会社シースタイルが運営している不動産一括査定サイトで2004年に設立され10年以上運営している人気サイトです。
提携している不動産業者も1000社以上と非常に多くの企業と提携しております。
リビンマッチの特徴としては大手不動産業者だけでなく、地域密着型の不動産業者も多く参画している点にあります。
やはり大手不動産業者ですと慎重な査定を出すことが多く、物件によっては大手よりも地場の不動産業者の方が高く売ってくれることもありますので、そういった企業が参加しているサイトということで非常に魅力がありますね。
リビンマッチの最大の特徴は、東京本社だけでなく、大阪、福岡支店があり、提携サイトに対して、お客様への提案方法や対応しているエリアなどきちんとヒアリングを行い、更には第三者信用情報機関も使うなど徹底した調査を行っている点です。
これにより評判が悪い、対応が良くないといった不動産業者は提携を打ち切ることもあるとのことなので、提携業者の質の向上に非常に力を入れているのがわかりますね。
又、リビンマッチは他の一括査定とは違い、不動産売却、任意売却、不動産投資、賃貸管理といった分野の取り扱いもあります。家の売却だけでなく、色々な不動産の悩みにも対応してくれます。
その他のサービスとしては、不動産売却情報が満載のリビンマッチMagaZine、国土交通省のデータを基に10年分の売買実績がわかる売買実績データ、マンション売却相場&口コミ、リビンマッチコラム、不動産用語集といったサービスもあり、見ているだけで勉強になります。LINEで友達登録しておくと最新ニュースや耳より情報がもらえますので、お手軽に情報収集が出来るのもうれしいですね。

家を売る時に何故一括査定を行うか?

家を売る時に何故一括査定を行うか?

家を売却する際に不動産業者1軒しか回らずに売却依頼を行ってしまい、実際には相場よりも安い価格で取引された、高い価格設定で長期間売れずに困ったなど損をしたという話をよく耳にします。
やはり、売却査定を比較する上で最低2~3軒は不動産業者を回る必要がありますが、実際には仕事が忙しい、子育てが大変だなど中々不動産業者を回る時間はありません。
そのために早く済ませようと1件目に回った不動産業者に任せてしまい失敗してしまうのです。

では、そういった失敗を避けるためにはどうすれば良いでしょうか。


お手軽に複数の査定が簡単に取れる不動産一括査定サイトが非常に有効です。

リビンマッチなどの不動産一括査定サイトは、
物件情報など約60秒程度入力するだけで5~6社程度の複数の査定
を受け取ることが出来ます。
時間を掛けて不動産業者を回らなくても簡単に複数の不動産業者の査定を手に入れることが出来るのです。
査定を複数受け取ることで、査定の比較が出来るのである程度の相場を把握することが出来ますし、その中から実際に訪問する不動産業者を選ぶことも出来ます。
又、相場をある程度把握しておくと不動産業者へ訪問する際も交渉がしやすく、適正な価格で売出し価格を決めることが出来るので失敗も少なくなります。

一括査定を行うとどうして家の売却額があがるの?

一括査定を行うとどうして家の売却額があがるの?

不動産業者によっては、家を早く売る為に出来るだけ相場よりも安い価格で売出したいと考える為、売却価格が下がる傾向にあります。
そのため相場よりも高く売りたい場合は複数業者から相見積もりを取り高い査定を出しくれる業者を選ぶ必要があります。
その際に、一件一件不動産業者を回ると時間と手間が掛かりますが、一括査定を利用すれば短時間で複数業者の査定を受け取ることが出来ます。
受け取った査定の中から高い査定を選ぶことが出来るので、家の売却価格が上がるという訳です。

リビンマッチと他の一括査定の違い

リビンマッチと他の一括査定の違い

それでは、リビンマッチと他の一括査定の違いを比較していきましょう。

リビンマッチ 他の一括査定サイト
・仲介だけでなく買取査定も行っている

 

・任意売却、不動産投資、賃貸管理などの取り扱いもある。

 

・登録業者は大手不動産業者だけではなく、地場の中小不動産業者も登録。更に登録業者を第三者機関で調査を行い厳正な審査を行っている。

 

・他のサイトと比較すると登録件数は700社と少ない。

 

 

・売買仲介の査定のみ。

 

・一括査定しか取扱いがない

・登録業者に特に定めはなく提携している。

・登録数は、イエイ1000社、イエウール1400社。

他の一括査定よりリビンマッチが優れている点

他の一括査定よりリビンマッチが優れている点

リビンマッチの優れている点は、一括査定だけにとどまらない多様なサービスにあります。他の一括査定サイトが不動産仲介の一括査定しか行っていないのに対して、買取の一括査定も行っています。買取は、一般のお客様が買うのではなく、不動産業者が直接買い取ってくれるので急いで売りたい方に非常に便利です。
他にも行っているサイトもありますが、査定できる物件数も少なく買取の査定に関してはリビンマッチが断然優れています。
その他、任意売却、不動産投資、賃貸管理などの取り扱いもあり、家を売るだけでなく様々な不動産の悩みを解決してくれます。
もう一つの優れた点は、登録業者の質の高さです。大手不動産業者だけでなく、地場の中小不動産業者との提携に力を入れており、審査も第三者機関を使って調査を行うなど徹底しております。又、提携している業者でも評判が悪い、クレームが続くなどすると提携を打ち切ることもあります。
このように登録業者を管理していますので、他のサイトと比べると一括査定も安心して行うことが出来ます。

家を売る時に一括査定を行わないとどんなデメリットがある?

家を売る時に一括査定を行わないとどんなデメリットがある?

一括査定を行わないと査定の比較が出来ないので相場を把握することが出来ません。
相場を把握せずに不動産業者を数件訪問する程度で売却価格を決めてしまうと比較対象も少なく相場よりも安い価格になってしまいます。一括査定を行わない最大のデメリットはやはり売却価格が下がるということです。
次のデメリットとしては、一括査定を使わずに不動産業者を回ると時間が掛かります。
一括査定を使えば効率よく地域や物件に対応した不動産業者を探すことが出来ます。一括査定は条件を入力することでその内容にマッチした不動産業者を厳選し査定依頼をしてくれますので、歩いて不動産業者を回るよりも時間を掛けずに不動産業者を選ぶことが出来ます。
又、不動産業者を回るとなると移動手段によっては費用が掛かります。一括査定サイトはいくら使っても無料なので使わないと損ですよね。
一括査定サイトを使って効率よく高い価格で家を売りましょう。

リビンマッチみたいな一括査定は営業がしつこく怪しいの?

リビンマッチみたいな一括査定は営業がしつこく怪しいの?

一括査定サイトを使う際に、個人情報を入力するので直接不動産業者から連絡があるのではないかと心配される方も多いと思います。
リビンマッチを含めて一括査定サイトでは基本的には電話番号など入力しなくてもよく、メールアドレスだけで査定を送ってくれます。そのため、一括査定を依頼する段階では直接不動産業者から電話連絡があるという心配はありません。
しかし、実際に査定をもらった会社とコンタクトを取る場合は連絡先を伝える必要があります。やはり、一度不動産業者に連絡先を教えてしまうと相手も営業マンなので、可能性がある限りは営業の電話を掛けてきます。断っても断っても電話が掛かってくると非常に困りますね。
リビンマッチの場合はしつこい勧誘があるという報告を受けると注意を行い、改善されない時は提携を打ち切ります。そのため、リビンマッチに登録している不動産業者にはしつこい勧誘をするような業者はほとんどいません。
その他のサイトでは、イエイ不動産の場合は悪質業者へのイエローカード制度やサイトが代わりに業者へ断りを入れてくれるサービスなどを行っており、一括査定サイトではしつこい勧誘を行う不動産業者の排除を徹底して行っています。
なので、一括査定サイトを使ってもしつこい営業がしつこく電話してくるようなことはありませんので安心してご利用ください。

家を売却する場合は、準備もせずに不動産業者へいきなり訪問するよりも一括査定サイトを使う方が効率よく良い不動産業者を探すことが出来るということがお分かりいただけたのではないかと思います。
一括査定サイトは、簡単な手続きで複数の不動産業者から査定が受けて取れるだけでなく、色々なサービスが無料で使えますので本当に便利です。
その中でもリビンマッチは、仲介の一括査定だけでなく、買取の一括査定や任意売却、不動産投資、賃貸管理など不動産に関する様々なお悩みを解決してくれます。
特に、一括査定では、第三者機関を使うなど厳正な審査を行うので、登録業者には質の高い不動産業者が多く、以前のように、一括査定をしてもしつこい営業電話が掛かってくることもほとんでありませんので安心してご利用していただくことが出来ます。
上手に一括査定を利用し、高い価格で家を売却してください。

自己破産で自宅売却。任意売却と自己破産どっちを優先すべき?

自己破産で家を売却。任意売却と自己破産どっちを優先すべき?

あまり考えたくないことですが、今回は借金で首が回らなくなったときのことを考えてみることにしましょう。
自宅を任意売却するか自己破産するか、どちらが良いのでしょう?
これから詳しく説明いたします。

自己破産して自宅を売却する事になった!まず何をすべき?

まずは、破産開始手続きの申立てを行うことになります。
破産開始手続きを申し立てると、裁判所にて破産手続開始の要件を充たしているかどうかの審査が行われることになります。
そこで、裁判所によって債務者の財産の内容を把握する作業が行われます。
その結果、債務者の負債が多すぎて生活を継続することが困難であると認められれば、自己破産手続きが開始されることになります。

所有している自宅を売ったら借金が完済できてしまうような場合は、破産手続開始の要件を充たしていないため、自己破産することはできません。
一方、家などの不動産や車などの財産を所有していない債務者、つまり、マイナスの財産しか持っていない債務者であれば、破産開始手続きは比較的スムーズでしょう。

注意する事

自己破産を申し立てる前に、自宅を任意売却することも検討してみる必要があります。
自己破産の申立てに先立って自宅を任意売却する際は、次のことに注意が必要です。


・相場からかい離した安値で売却しないこと!

不動産などの財産を自己破産前に不当な安値で売却してしまうと、売却しないまま自己破産をした場合に比べて債権者への配当額が少なくなってしまうことがあります。
その後、破産を免れれば問題ありませんが、破産してしまった場合は債権者の利益に反する行為をしたとして、破産管財人によって売却を無効にされてしまうことがあるのです。


・正当な使途以外での浪費はダメ

売却代金を正当化できる使途以外に使うことも認められていません。
正当化できる使途としては、破産開始申立てための弁護士費用、破産開始手続費用、管財費用などがあります。
また、税金、社会保険料、従業員の給与などの支払いも、通常債権よりも優先的に支払われるべきものとして扱われます。
当面の生活費として、一定の現金を手元に残しておくことも正当な使途として認められるでしょう。

債権者の利益を害する行為とみなされるため、これら以外の目的で売買代金を使うことは認められません。

自己破産と任意売却はどちらを優先した方がいいの?

自己破産した男性

ご説明したように、自宅などの財産を所有した状態での自己破産には裁判所での審査が必要となるため、ひと手間かかるというデメリットがあります。
では、自宅を売却してから自己破産をした方がよいのかというと、必ずしもそうではありません。
自己破産してからの方が、任意売却を進めやすいということもあります。

任意売却する場合、売却代金を充てても住宅ローンを完済できないのが一般的です。

売却後にも借金が残ってしまうため、金融機関は回収できない債権に関して何らかの処理をしなければなりません。
このように債務者は既に自己破産している場合、金融機関はそれを損金として処理しやすいのです。
よって、任意売却して自己破産するよりも、自己破産して任意売却する方が、手続きをスムーズに進められます。

マイスミEXの口コミや評判は?マイスミEXを徹底解剖

マイスミEXの口コミや評判は?マイスミEXを徹底解剖

家を売りたいと思った時、まずは何をすればいいのかわからない方も多いと思います。

家を売る際に気になるのが売却価格。

以前であれば不動産業者を一件一件回って、不動産業者に査定を出しもらい、情報を収集しながら売却価格を決めるといった流れでしたが、最近はインターネットが発達し、不動産一括査定サイトなどで一度に複数の不動産業者から査定をもらうことができるようになりました。

不動産一括サイトも数多くありますが、皆さまマイスミEXはご存知でしょうか。

マイスミEXは、不動産一括査定はもちろん、土地活用のプランを探す、賃貸管理会社を調べるなど不動産に関するサービスを提供する専門会社を一括で比べることが出来る住まいの総合サイトです。今回はマイスミEXについてお話ししたいと思います。

マイスミEXを今すぐ確認したい方は下記からどうぞ

 

マイスミEXとは?

マイスミEXは、アルバイトEXや転職EXなどを手掛けている東証マザーズに上場する株式会社じげんが運営している住まいの総合サイトです。
他にも複数の不動産サイトを運営しており、賃貸不動産の検索サイト「スモッカ賃貸」、「プレミアムスモッカ」、住宅購入EXなどがあります。
マイスミEXの主なサービスとしては、不動産の売却価格の査定、土地活用に関する資料請求、不動産管理会社への一括お問合せとなっています。

その他のコンテンツとしては、土地活用や不動産の売却、賃貸管理に関する有益な情報を定期的に発信しているマイスミお役立ち情報集があります。
マイスミEXも他の不動産情報サイトと同様にこれらのサービスがすべて無料で使えます。

マイスミEXのメリット

マイスミexの説明一覧

では、マイスミEXを使うメリットにはどういったものがあるのでしょうか。

●簡単に複数の不動産業者から一括査定を受け取れる

マイスミEXの不動産一括査定では、申し込みをすると全国の不動産会社からそのエリアの売却査定に強い会社から最大6社の査定を受け取ることが出来ます。
登録業者には、大手不動産会社はもちろん、地元の地域密着型の不動産業者が参加していますので、それぞれが得意にしている物件、相場見込みが違うので幅広い査定を比較することが出来ます。物件によっては、1000万円以上の差が出ることもあります。

●不動産サイトを複数している運営会社なので非常に使いやすい
マイスミEXは、運営会社がスモッカをはじめ様々な不動産サイトを運営しているノウハウが活かされているので非常に使いやすくなっています。

他のサイトだと情報を詰め込み過ぎて逆に使いにくくなっているのですが、マイスミEXはそういった無駄な部分を排除してシンプルな作りになっているので、使いたい機能がすぐに使えます。

●マイスミお役立ち情報集が使える
色々な情報やコラムなどが掲載されており、不動産の売却などが初めての人でも不動産の売却に必要な知識やトレンドを学ぶことが出来ます。
特に初心者が疑問に思うことをコラム形式で掲載しており、コラムを見て不動産売却について理解を深めることが出来たという声も多いです。

●インターネットのサイトで気になるのは個人情報の取り扱い
マイスミEXは、東証マザーズに上場している会社が運営していることもあり、プライバシーマークを取得しておりますので、個人情報や物件情報は遵守されます。
プライバシーマークは厳密な管理基準を満たしている事業者のみしか取得できないもので、電話番号や物件所在地については査定依頼先不動産会社以外に共有されることはありません。

イエイとマイスミEXの比較

不動産一括サイトもサイトによって色々な特徴がありますので、サイトの特徴をしっかりと理解して使い分けると
次は、マイスミEXとイエイ不動産を比較してみましょう。

 

マイスミEX イエイ
運営会社

・株式会社じげん(マザーズ上場)

 

サイト開設

・2015年12月

 

主なサービス

・不動産一括査定

・土地活用に関する資料請求

・不動産管理会社への一括お問合せ

 

コンテンツ

・マイスミお役立ち情報集

 

 

特徴

・プライバシーマークを取得しているマザーズ上場企業が運営しており、個人情報の取り扱いが安心できる。

 

 

運営会社

・株式会社Q

 

サイト開設

・2007年

 

主なサービス

・不動産一括査定

 

 

 

コンテンツ

・お客様の声

・個別相談デスク(無料)

 

特徴

・登録業者が1000社以上。

・しつこい営業マンには、お断り代行サービスが利用できる。

イエイは不動産売却一括査定といった不動産の売買のみの取り扱いになりますが、マイスミEXの場合は、不動産一括査定を始め、土地活用のプラン、賃貸管理会社を調べるといった不動産に関する色々な問題に対応しています。
そのため、家を売ろうか、賃貸で貸そうか悩んでいる場合など、不動産一括査定と取る一方で賃貸管理会社を探すということが出来ますので非常に便利ですね。

まとめ
マイスミEXは、マザーズ上場企業が運営しているサイトなので個人情報の取り扱いなど安心して利用することが出来ます。

不動産一括査定については、大手不動産企業だけでなく、地元の不動産業者も多く登録されていますので幅広い査定を受け取ることが出来ます。

又、マイスミお役立ち情報集といったコンテンツもあり、初めて家を売る人でも色々と情報を収集したり勉強することが出来ます。

みなさんも是非マイスミEXを利用してみてください。

諸経費すら払えない!?お金がない時に売却費用算出方法

家を売る諸経費すら払えない!?お金がない時に家を売る方法

家を売却する理由は人それぞれ。
なかには経済的な理由で家を売却する人もいることでしょう。
ところが、家の売却には諸々の費用が掛かるもの。そのような費用を事前に支払うことができない人は、家の売却を諦めなければならないのでしょうか。

家を売るのにも諸経費がかかるってほんと?

家を売るのにかかる経費

理由はともあれ、家を売却するためにはさまざまな費用が発生することをご存知の人も多いことでしょう。
不動産の売却にはどのような費用が発生するのか?
これからご紹介しましょう。

不動産会社に支払う仲介手数料

家の売買の仲介手数料をとる不動産屋さん

仲介手数料とは、売買契約が成立した際に不動産会社が受け取る報酬のこと。
国土交通省の規定で、次のように定められています。

・売買価格が200万円以下の部分:100分の5
・売買価格が200万円を超え400万円以下の部分:100分の4
・売買価格が400万円を超える部分:100分の3

また、価格ごとに区切って計算するのが煩わしいため、下記の速算式に従って計算することも認められています。
一般的には、この速算式に従った計算が用いられることになります。

売買価格×3%+6万円(税別)

売買価格を3,000万円として仲介手数料を計算してみると、次のようになります。

売買価格3,000万円×3%+6万円=仲介手数料96万円(税別)

つまり、税込みで103万6,800円の仲介手数料を支払わなければならないということになります。

譲渡所得税

不動産を売却して売却益が出た場合は、所得税および住民税が課せられます。
ただ、マイホームの売却においては3,000万円の特別控除を受けられるため、売却益が3,000万円以下であれば課税対象外となります。

登記費用

抵当権が設定されている不動産を売却する場合、売却に伴う抵当権の抹消が求められることになります。
その場合、抵当権抹消登記に要する登録免許税1,000円と、司法書士報酬1万円程度が必要になります。
所有権移転登記に要する費用は買主が負担することが慣例となっているため、売主が負担する必要はありません。

売買契約書に貼る印紙代

印紙代

売買契約書には収入印紙を貼り、消印を押さなければなりません。
貼付する印紙代は売買価格によって異なりますが、一般的には次のようになります。

・100万円超500万円以下:1,000円
・500万円超1,000万円以下:5,000円
・1,000万円超5,000万円以下:10,000円
・5,000万円超1億円以下:30,000円

・繰り上げ返済手数料

ローンを組んでいる場合、売却に先立ってローンを完済する必要があります。
ローンの完済に、銀行によっては繰り上げ返済手数料を求められることもあります。

最低でも家を売るのにどのくらいのお金がかかるの?

上記でご紹介した家を売る際に必要となる諸経費、一体どのくらいの額になるのでしょう。
家の売買価格を5,000万円として計算してみましょう。
便宜上、譲渡所得税の課税対象にはならないものとします。
また、繰り上げ返済手数料も無料として計算することにします。

ご紹介した速算式に従って、まずは不動産会社に支払う仲介手数料を計算してみます。

(5,000万円×3%+6万円)×1.08(消費税)=168万4,800円

仲介手数料の高さに驚く人も多いのではないでしょうか。
他に登記費用として1万円程度、印紙代として1万円、引越しを業者に頼む場合は、引越し費用として10万円程度が必要になります。

家を5,000万円で売却した場合、少なくとも約180万円の諸経費が必要になるということになります。家を売る時にかかる初期費用

不動産一括査定は無料で利用出来る?

上記でご紹介した、家を売却する際の諸経費の中に家の査定金額は含まれていませんでした。
自分の家がどのくらいの金額で売れそうか。
そうした査定の依頼に料金は必要ありません。
また、一度に複数の不動産会社に対して査定を依頼することができる、不動産の一括査定というサービスもおすすめです。
このサービスを利用すれば、複数の不動産会社から送られてくる査定結果を比較検討することができ、個々の不動産会社に対して査定を依頼する煩わしさからも解放されます。

家を売ってから諸経費を払えば問題ないの?

仲介手数料などの諸経費は、売買代金で精算されるのが一般的です。
その場合、売買代金を住宅ローンの返済に充てられ、残った額から諸経費を支払うことも可能です。
諸経費は決済(引渡し)のタイミングで支払えば問題ありません。

ローンが残ってる場合は?

残っている住宅ローン

ただし、売買代金をもって住宅ローンが完済できない場合には、上記でご説明したようには行きません。
売買代金だけでは住宅ローンが完済できないため、貯金などの手持ちの現金を住宅ローンの返済に充てる必要があります。
「家を売った後も住宅ローンを払い続ければ良いのでは?」。
そう考える人もいるかもしれません。
ところが、住宅ローンを払い続けている以上、その家に設定されている抵当権を抹消することができません。
買主が、他人の抵当権が設定されている家の購入を承諾することは考えられません。
そのため、売却に伴って住宅ローンの完済が求められるわけです。
売買代金をもって住宅ローンの完済ができない場合、当然のことながら諸経費に関しても手持ちの現金から捻出することになります。

住宅ローンが払えない?住宅ローンが残ってる時の任意売却と家の売却

不動産の売却査定は匿名で行える。

家を売る時の査定は匿名で行える?

家を売るときには、不動産会社に査定依頼をします。その査定依頼は匿名で行うこともできるのです。今回は「匿名での査定」を解説します。

ネットで家を査定に出せば匿名で家を売れる!?

匿名のイメージ

ネットで家を査定に出せば、匿名で家の「査定」をすることができます。

さすがに「売却」までとなると、匿名ではできません。匿名で査定が行えるとは、自分の電話番号などの個人情報が流出するリスクがないという点です。これはネットだからできることであり、対面式の店舗などで査定依頼をすると中々難しいです。

店舗の担当者も無理やり連絡先を聞き出すことはしませんが、査定を依頼するのに自分のことを何も明かさないのは気が引けるモノだからです。

匿名で不動産査定を行えるサービス

匿名で不動産査定を行えるサービスは、基本的にAIを利用したサービスになります。AIを利用して機械的に相場金額を算出し、査定額を提示するということです。しかし、今は「不動産一括サイト」というサービスがあります。

不動産一括査定サイトは完全に匿名ではありませんが、連絡方法の指定ができます。また、不動産会社と顔を合わせる必要もないので、限りなく匿名に近い査定サービスなのです。

不動産一括査定サイトとは?

不動産一括査定サイトとは、ネット上で査定依頼をするだけで複数の不動産会社に査定依頼ができるサービスのことです。不動産一括サイトで査定する手順は以下のようになります。

・サイトへログイン

・物件情報などの入力

・エリア的に査定可能な不動産会社の選定

・1~2営業費日で査定結果の連絡が来る

このように、不動産一括査定サイトを利用すれば、手軽に査定依頼ができます。それに、査定結果も非常に早く帰ってくるので、便利なサイトなのです。

イエイ不動産なら匿名で一括査定が行えます

イエイ不動産※は誕生してから10年が経つ、日本でも最大級の不動産一括査定サイトになります。イエイ不動産の特徴は以下の通りです。

・会員登録者数300万人以上

・参画不動産会社数1,000社以上

・悪徳企業の排除

不動産一括査定サイトはいくつかありますが、その中でもイエイ不動産は最大規模のサイトになります。会員登録者数は300万人を超えているので、そのノウハウが詰まったサイト構成になっています。たとえば、「トップページからいきなり査定依頼ができる画面になっている」などです。

また、参画している不動産会社も1,000社を超えています。1,000社を超えているということは、たくさんの不動産会社から査定依頼できる不動産会社を選べるということです。

また、イエイ不動産独自の基準でその不動産会社から悪徳企業を見つけ、排除しています。そのため、イエイ不動産に参画している企業は、優良不動産会社多いというワケです。

イエイ不動産の真の口コミが知りたい方の為の実際の査定の流れまとめ

匿名で査定を行うメリット

匿名で一括査定を行う場合のメリット

匿名で査定を行うメリットは以下の通りです。

・しつこい営業電話やメルマガなどがない

・査定に時間がかからない

しつこい営業電話やメルマガなどがない

たとえば、イエイ不動産で5社に一括査定を依頼したとします。個人情報を全て出してしまうと、査定をした不動産会社が、営業電話やメールがたくさん届きます。しかし、イエイ不動産で査定するときに、備考欄に「メールでの連絡希望。査定時の1回だけの連絡でお願いします」のように依頼できるのです。

備考欄にこのような文章を打っておけば、査定時の1回だけメールで連絡が来て、その後の連絡は一切ありません。
査定に時間がかからない

また、査定は物件情報や個人情報などを不動産会社に伝える必要があります。そのため、店舗への訪問や電話での査定依頼だと手間がかかるのです。特に、店舗へ直接査定依頼するときは、店舗によっては1時間以上時間がかかることがあります。

店舗には営業マンがいるので、その営業マンも何とかして自社で売却を担当したいと思います。そのため、エリア情報や最近の不動産相場など、査定に直接関係ない説明までしてくるのです。その説明を聞いていると、結局1時間くらい時間がかかってしまうというワケです。

一方、イエイ不動産などで査定依頼すれば、物件情報などの入力は数分で終わります。しかも不動産会社ごとに情報入力する必要がないので、査定依頼自体が数分で完了するのです。

普通の不動産屋では匿名で査定を行うのは辞めておいた方がいい!

ただ、普通の不動産屋では匿名で査定はおススメしません。理由は以下です。

・そもそもネットで匿名では査定ができない

・不動産会社のモチベーションが下がる

・物件情報を得られない

そもそも、普通の不動産屋ではネットで匿名査定はできません。そのため、店舗に行ったり電話で直接依頼したりする必要があります。

しかし、不動産屋からしても、匿名で査定を行うということは、その後連絡を取る手段がありません。そのため売却を担当できるか分からないため、どうしてもモチベーションは上がらないのです。

また、通常の不動産屋で匿名査定を行うと、今後の物件情報を得ることができません。一方、イエイ不動産などであればサイトで検索できますし、「物件情報だけは連絡して欲しい」と指定することもできるのです。

マンション売却の平均期間はどのくらい?

シーブリーズ シャンプー

マンション売却の平均期間はどのくらい?

意外と負担が強いられるマンションの売却。できることなら短期で買い手を見つけたいものですが、果たしてどの程度の期間を考えておけばよいのでしょう?マンションの売却を考えている人には気なるところではないでしょうか。

マンション売却の準備期間

マンションを売却するにあたり、どのような準備が必要になると思いますか?

まず必要なのがマンションの査定。

これがマンション売却の第一歩になります。

そして大切なのが、複数社に対して査定を依頼すること。

査定価格に納得したならば、その査定価格を提示した会社に対して問い合わせ、査定の根拠や売却に関して尋ねてみるとよいでしょう。

ここで、会社の営業方針や担当者とのフィーリングを確かめることも重要です。

マンションの売却においては、活動をサポートする不動産会社がとても重要な働きをします。売り手のことを熱心に考えてくれる担当者を選びたいものです。そして信頼できる不動産会社にめぐり会うことができたら、媒介契約を結びましょう。

マンションの売却活動は、売却時期から逆算して遅くとも3ヶ月以上前に始めることが理想です。この期間内に希望価格での売却が実現できるよう頑張りましょう。

マンション売却期間はどのくらいかかる?

マンション売却の平均期間の案内

一概には言えないものの、マンションの売却に要する期間は3ヶ月から6ヶ月が一般的だと言われています。

とはいえ、売却理由や売却に対する売り手のスタンスなどによって、その期間は大きく左右されます。

適正な販売価格を設定すれば短期間での売却も可能ですが、初めは強気の価格設定をしたいという売り手も多いはず。初めに強気の設定をする場合は、その価格での販売をいつまで続けるかを考えておくことが必要です。

また、売り手が売却の必要に迫られていないようであれば、6ヶ月を超える期間での売却

も考えらえます。「この値段で売れるなら売ってもいいけど、別に売らなくてもいい」。

そのように考えている売り手であれば、売却活動が長期間に及ぶことも考えられます。

また時期が悪い可能性もあります。

そんな時は時期を改めて見るのも手だと思います。

マンションを売る適切なタイミングと高く売れる時期

もし平均期間内にマンションが売れなかったらどうする?

マンション売却の期間が長引いたら不動産屋を変えるのも手

ご説明したように、マンションの売却に要する期間は売り手の背景によって千差万別。

売却期間を気にする必要はありません。

とはいえ、長期間買い手が付かないと不安になりますよね。

そんな時は、相場と比較して自分のマンションの価格が適正かどうか、確認してみることをおすすめします。

買い手が付かないのには何か理由があるはずなので、不動産会社の担当者に相談してみましょう。

値下げを勧められたら、値下げをしてでも売るべきか考えます。

そして、値下げに同意できるようであれば価格変更を行います。また、媒介契約期間が終了したタイミングで、不動産会社を変更するのもひとつの手段です。

不動産会社に熱意が感じられないなどの不安があるようであれば、他の不動産会社への依頼を検討することもよいのではないでしょうか。

マンション買い替え時にダブルローンを使用しないで済ませる方法

リガオス ロー 薬用スカルプケア

マンション買い替え時にダブルローンを使用しないで済ませる方法

住宅ローンを組んで買った夢のマイホームですが、子どもが大きくなったり、逆に独立して部屋が余ってもったいないなどという理由で、新しいマンションを買い替える場合に、ダブルローンを使用することがあります。

ダブルローンとは、現在の家と今度買う新しい家の二つの住宅ローンを組むことをいいます。現在の住宅ローンの残債が売却額より多い時に利用します。

ダブルローンと聞くとそんなにたくさんのお金を借りて大丈夫なのか、リスクが高いのではないかと感じる方も多いと思います。

又、そんなに多くの金額のローンが組めるのかというのも気になるところです。

今回は、そんなダブルローンについてお話ししたいと思います。

マンションの買い替え時にダブルローンを使用するのはリスクが高い?

住宅ローンを組んでいるマンションを買い替えて、新しいマンションを買う際に使用するダブルローンですが、実際にはどういったリスクがあるのでしょうか。

ダブルローンは、現在住んでいるマンションのローン残債が、売却価格より多く残っている為、現在のローンを残しながら新しいローンを組むことを言います。

今住んでいるマンション、新しいマンションのどちらもローンを組んでしまうので、マンションが売れないから買えないということはありません。

しかし、そういったメリットはありますが、実際にはローンの金利をそれぞれ払うことになり、負担が大きく増えます。売りに出しているマンションがすぐに売れれば負担も少ないですが、マンションが売れないと売れるまで金利を払い続けなければなりません。

手持ち資金に余裕があれば良いですが、資金が少ないと金利負担に耐え切れずに返済が出来なくなります。

そうなると値引きして売却することになってローン残債を失くすことが出来ず負担が減らない、返済が出来ずに結局どちらのマンションも手放さないといけないということになってしまいます。

ダブルローンには二重金利の長期化によるリスクがあります。

ダブルローンを使用する事のデメリット そもそもダブルローンは組めない事があるって本当?

上で述べたように、ダブルローンを使用することで、マンションの売り買いの時期を気にしなくて良いというメリットがありますが、二重金利の長期化により、返済が困難になるというデメリットがあります。

デメリットがあるとはいえ、実際に欲しいマンションがあり、そのマンションが人気ですぐに売れてしますものであれば、ダブルローンが組んででも買いたいということもあると思います。

では、ダブルローンは誰でも組めるものなのでしょうか。

ダブルローンを組むには厳しい条件があり、そもそもダブルローンが組めないこともあります。

銀行がお金を貸す際に、その人の年収や勤務先、手持ち資金などの属性を調査します。

その内容によっていくらまで貸せるか与信を出すわけですが、ダブルローンを組む為には、

その与信のあるなしが重要になってきます。

銀行は、年間のローン返済額が年収の35%程度(これはあくまで一般的な考え方でその人の資産背景等によって変わります。)までしか融資をしてくれません。

例えば、毎月のローンの返済が12万だとすると新しいローンを組むとそれに加算されるわけです。新しく組む住宅ローンが13万だとすると合わせて25万、年間で300万の返済となります。それを35%で割り戻すと857万程度の年収が必要になるという訳です。

そうなると年収が500万であれば、ダブルローンを組むのは無理ということになってしまいますので、家を買う前に自分がいくらまで借りれるか、自身の与信を確認しておくことが大事になります。

賃貸用マンションとして購入し、ダブルローンを組むのもあり?

賃貸用として購入したマンション

次に買うマンションを賃貸用マンションとして購入し、ダブルローンを組んで返済に充てるということは出来るのでしょうか。

住宅ローンは、あくまで住居として購入する場合に使えるローンであり、賃貸用マンションを買うにはアパートローンを使用する必要があります。

住宅ローンが通常の融資やアパートローンに比べて、非常に安い金利で長い期間借りれるのは、国民の住居の確保を支援する為なので、当然営利目的に賃貸用マンションの購入には使うことは出来ません。もし賃貸用マンションとして使用していることが銀行にばれると一括返済を迫られることになります。

自宅マンションを貸している方の話をよく聞くと思いますが、転勤等引越ししないといけないやむを得ない事情がある場合などは賃貸として貸し出すことが許されています。

又、マンションではありませんが、最近では賃貸併用住宅が人気で、この場合は住居部分が50%以上あれば住宅ローンで賃貸物件を買うことが出来ます。

新しく買う家がマンションではなく、賃貸併用住宅ということであればダブルローンを組むことも可能です。

ダブルローンではなく買い替えローンを使用する

マンションを買い替える予定の人

買い替えローンは、現在住んでいるマンションを売却し、新しいマンションを買う時に利用するローンのことで、現在組んでいるローンを売却したお金で完済し、新たにローンを組むことを言います。その為、現在組んでいるローンの残債よりも高い価格で売却に出しているマンションが売れないと使うことが出来ません。

しかし、ダブルローンであれば二重金利を払い続けないといけないデメリットがありますが、買い替えローンの場合は売却したお金でローンを返済する為、新しいローンの金利だけで済みます。

又、売却したお金ですべて返せない場合でも、自身の融資枠があれば、前のローン残債を新しい住宅ローンに上乗せして組んでくれる場合もあります。

ここ最近では住宅ローン金利も下がっており、現在住んでいるマンションの購入当時よりも安い金利で借り換えられる可能性も高く、現在よりも返済額が抑えられるというメリットもあります。

ダブルローンを使うよりは、出来れば買い替えローンを使用したいところです。

買い替えローンを使う際に注意することは?

買い替えローンは、ダブルローンを使うより有利に思えますが、その分取り扱っている銀行が少ない、又、売却するマンションのローン残債が残る場合は上乗せして住宅ローンを組むため、ローン残債の金額によっては、買い替えローンの審査に通らない場合もあります。

又、上乗せしてローンを組む場合は、住宅ローンの融資金額が増えるので、返済額も増えることとなり、ダブルローンほどではありませんが返済に耐え切れず、住宅を売却しないといけないということもあります。

買い替えローンが使うに辺り、確実に返済できるかどうかの計画をきちんと立てることが需要です。

まとめ

マンションを買い替える際に、手元資金に余裕があればダブルローンを組んで、先に新しいマンションを買うという方法も良いと思いますが、やはり、金利を二重払いしないといけない、融資金額が増える為ある程度収入のある方でないと借りることが出来ないというデメリットもあります。

売りに出しているマンションが売れない場合だと、ダブルローンの返済が厳しくなり、値下げして早く売らないといけなくなったり、最悪の場合は新しく買ったマンションも売らないといけなくなります。

そういった事態を避けるには、マンションを売却したお金で住宅ローンを返済し、新たに買い替えローンを組むという方法が有効です。

借り換えることで金利の二重払いもしなくて済み、上手くいけば安い金利で借りることが出来ます。

ただし、買い替えローンにも取り扱い銀行が少ない、売却価格がローン残債よりも安くなってしまったため、買い替えローンに上乗せされ返済額が多くなってしまう場合もあります。

マンションを買い替える際は、ダブルローン、買い替えローンを使う方法がありますが、ご自身にあった方法で上手に買い替えを行ってください。

ペットを飼っていた家を売る方法。匂いやキズがあっても大丈夫?

ペットを飼っていた家を売る方法。匂いやキズがあっても大丈夫?

室内でペットを飼っていると、どうしても室内に臭いがこもり、床や壁などに傷がつきやすいです。そんな家を売るときには、売主としては「高く売れるのかな?」と不安になるものです。そこで今回は、ペットを飼っていた家を売る方法を解説します。

ペットの猫

1.ペットを飼っていた匂いがついてる家でも売れるの?

結論から言うと、ペットの臭いが付いている家でも売ることは可能です。

ただし、通常の家よりも売却額が下がる可能性はあります。理由は、購入検討者は、ペットを飼っている家を以下のようなイメージで見ているからです。

・部屋中に臭いが染みついてとれなそう

・目に見えない場所にも傷がありそう

・衛生的な面で不安がある

そのため、通常の家より資産価値は落ちやすく、家の売却金額も下がりやすくなってしまうのです。

また、購入検討者も値引き交渉しやすいので、売却金額が落ちやすいという理由もあります。

2.ペットを飼っていた家を少しでも高く売るポイント

ペットを飼っていた家を少しでも高く売るポイントは以下の通りです。

・きちんと消臭・補修する

・内覧中はペットを別の場所へ

・値引き前提の価格設定

2-1きちんと消臭・補修する

ペットのにおいを家から消す為の消臭剤

まず、家の売却前に清掃をしてきちんと消臭しましょう。

時にクロスや布製品には臭いが付きやすいので、重点的に掃除することをおススメします。また、ホームセンターなどで、床の補修キットが売っています。大きな傷は難しいですが、小さな傷程度であれば自分で補修することも可能なのです。

ただ、いくら掃除しても臭いが取れない場合には、クリーニング業者を検討しましょう。

臭いを除去するというコースもあるので、複数社で見積もりを取ってみることをおススメします。

さらに、内覧者が来る前に必ず換気を行い、布製品には消臭スプレーをしておきましょう。

また、芳香剤を置いておくなども効果的です。

内覧中はペットを別の場所へ

また、購入検討者が室内を見学する「内覧中」は、なるべくペットは別の場所に移しましょう。たとえば、その時間に合わせて散歩にいくなどの配慮をした方が良いです。なぜなら、ペットがその場にいるだけで嫌な人もいますし、どうしても臭いがしてしまうからです。

2-2値引き前提の価格設定

猫を家で抱いている人

先ほど言ったように、ペットを飼っている家は値引き交渉されやすいです。

そのため、元々の売り出し価格を値引き前提の価格に設定した方が良いです。「値引きをされた」ということで、購入検討者も多少のネックは許容してくる可能性があるという点が理由になります。

親から贈与された家を売る

親から贈与された家を売る

家を売るときには、親から贈与された家を売るというシチュエーションもあると思います。まずは、そもそも贈与された時点で「贈与税」がかかるという点を認識しておきましょう。また、贈与を受ける前であれば、節税する方法もいくつか存在します。そこで今回は、この「贈与」と「節税」について解説していきます。

1.親から贈与された家を売る方法

親から贈与された家

親から贈与された家を売る方法は、通常の家の売却と同じように以下の方法で行います。

・不動産の査定をする

・不動産会社を選定し媒介契約を締結する

・売却活動をする

・物件の申込・契約を受け付ける

・物件の引渡をする

結論から言うと、親から家を贈与された時点で、その財産には「贈与税」が発生します。贈与税は後述しますが、非常に税率が高い税金です。そのため、一番良い方法は、親名義で不動産を売却して現金化してから財産を贈与されるという方法です。

このときに、「住宅取得」という目的で現金資産を贈与されれば、節税効果のある「特例」が存在します。その特例を利用することによって、大きな節税効果が得られるのです。この特例についての詳細は後述します。

また、既に親から贈与された状態の場合には、税務署か税理士に相談しましょう。贈与税を計算して遅滞なく支払う義務があるからです。

2.生前贈与にかかる税金

生前贈与にかかる税金

生前贈与とは、生きている間に親族に贈与することです。

生前贈与する目的は、相続税の節税になります。つまり、生きている間に財産を贈与することによって、相続する財産を減らします。その結果、相続税を減額することができというワケです。

2-1贈与税の税率

贈与税を計算するときには、まず110万円の基礎控除をします。その後、贈与税の税率を掛けます。贈与税の税率は、贈与される課税価格(財産額)によって以下のように変わります。詳細は国税庁ホームページ※1で確認ください。

課税価格 200万円
以下
300万円
以下
400万円
以下
600万円
以下
1,000万円
以下
1,500万円
以下
3,000万円
以下
3,000万円
税 率 10% 15% 20% 30% 40% 45% 50% 55%
控除額 10万円 25万円 65万円 125万円 175万円 250万円 400万円

たとえば、2,000万円の財産を贈与するとします。そうなると、「(2,000万円-基礎控除110万円)×税率50%-控除額250万円」という計算になるため、695万円が贈与税額になります。贈与税の税率は上記のように非常に高い税率になります。

そのため、一般的に生前贈与する場合には、110万円の基礎控除以内の財産を、毎年贈与し続けるという方法です。

※1国税庁 相続税

http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4408.htm

2-2相続時精算課税制度

前項のように贈与税の基礎控除110万円ずつ贈与するという方法もありますが、金額が少額なため大きな節税効果は生めません。

そのため、「相続時精算課税制度」と「住宅取得等資金の非課税制度」という2つの制度を利用することも多いです。まず、相続時精算課税制度について解説します。

相続時精算課税制度とは、家の売却のために贈与された財産を相続時にまわすということです。つまり、先ほどの考えとは逆で、「大きな金額を一度に贈与したい。しかし贈与税は税率が高いので、非課税枠が大きい相続時にまわそう」という考えです。

相続税は贈与税よりも非課税枠が大きく税率も低いのですが、詳細は国税庁ホームページ※2をご覧ください。

相続時精算課税制度は非課税枠が2,500万円です。この2,500万円を超える部分に関しては、一律20%の税金がかかりますが、前項の贈与税と比べると格段に税率が低いとお分かりいただけると思います。

ただし、贈与する親の年齢条件があったり、贈与税の基礎控除110万円と併用できなかったりするので、詳しくは、こちらも国税庁ホームページ※3をご覧ください。

※2国税庁 相続税

http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm

※3国税庁 相続時精算課税制度

http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4103.htm

2-3住宅取得等資金の非課税制度

一方、住宅取得等資金の非課税制度とは、以下のように条件に応じて、住宅取得用の贈与が非課税になる特例です。

住宅用家屋の取得等に係る
契約の締結期間
良質な住宅用家屋 左記以外の
平成28年10月~平成29年9月 1,200万円 700万円
平成29年10月~平成30年9月 1,000万円 500万円
平成30年10月~平成31年6月 800万円 300万円

住宅取得等資金の非課税制度には、以下のような条件や決まりがあります。その他の条件や詳細については国税庁ホームページ※4をご覧ください。

・直系尊属である両親、祖父母などからの贈与

家族名義の家を売る。妻や旦那、両親名義の家を売る方法

・住宅取得資金として贈与される前提

・単独利用も相続時精算課税制度との併用利用も可能

このように、親から取得した家を売る場合には、そもそも家を贈与されるという認識を持ちましょう。その財産には贈与税がかかってくるので、一番良い方法は冒頭で言ったように「親御さん名義で売却して現金化すること」です。そして、その現金化した財産を上記の方法で贈与することによって、大きな節税効果が得られます。

いずれの場合でも、確定申告が必要になりますので、その点は認識しておきましょう。

※4国税庁 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税

http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm

※2017年1月執筆

※所定の税率やルールなどは時期によって変わることがあります

※税金の詳細は税理士に相談ください

マンションを現状渡しで売却する際に注意する事と現状渡しのデメリット

マンションを現状渡しで売却する際に注意する事と現状渡しのデメリット

投資物件の売買でよく目にする条件に「現況有姿」があります。売買対象となる物件をあるがままの状態で引き渡すこと、それを現況有姿といいます。売主、買主の双方にとってメリット・デメリットが存在する現況有姿。どのようなメリットがあって、どのようなデメリットがあるのか、これから詳しく説明いたしましょう。

1 マンションを売却する時に現状渡しとなるデメリット

マンションを現状渡しするデメリット

新築と異なり、多かれ少なかれ中古マンションでは経年劣化が生じます。つまり、売買対象となるマンションにも経年劣化は始まっているということになります。マンションの引き渡し後に不具合が明らかになったとしたら、修繕費用の負担はどのようになるのでしょう?

例えば、売主すら知らなかった雨漏りが、マンションの引き渡し後に見つかった場合を考えてみましょう。

売主と買主の間に特段の取り決めがなければ、雨漏りを発見してから1年以内であれば、買主は売主に対して損害賠償の請求をすることができます。

つまり、それが引渡し後10年以上経過してから発見した雨漏りであったとしても、発見から1年以内に損害賠償請求をすれば、売主は損害賠償をしなければならないということになってしまうのです。

極端な例ですが、このような条件は売主にとってあまりに不利です。

2 現状渡しのメリット

マンションを現状渡しするメリット

売主が上記のような不利益を被らないために用意されているのが、瑕疵担保免責というもの。

引渡し後に隠れた瑕疵(売主が把握していない不具合)が見つかっても、売主は一切の責任を負う必要がないというものです。売買契約書にこの条項を盛り込むだけで、売主の責任は一気に軽減されることになります。

とはいえ売主は、売買対象となるマンションに関する説明を誠心誠意行い、買主の不安を和らげることに努めることも大切です。

3 現状渡しをする際に注意する事

もし、売主が不具合を把握していたにもかかわらず、それを隠して引き渡したらどうなると思いますか?

「瑕疵」には、隠れた不具合や欠陥という意味があります。それを担保(保証)する責任から免れることができるのが瑕疵担保免責です。

ということは、不具合を把握しているにもかかわらず、それを隠して引き渡した場合には免責の対象にはならないということになります。

売主は、明らかになっている不具合に関して、買主にしっかりと説明しておくことが大切です。さもないと、後に損害賠償請求を受けることにもなりかねません。

契約の際のしっかりとした不具合の説明を経て売買契約が成立すれば、買主はその不具合を受け入れた上で契約書に署名捺印したということになります。

買主には、説明を受けた不具合に関して損害賠償を請求する権利がありませんので、売主としても安心です。

欠陥住宅の売却について詳しい記事は以下からどうぞ

欠陥住宅は売却出来るの?売却が難しい家ってどんな家?