2017年 1月 の投稿一覧

タワーマンションの高層階や最上階のマンションは売れやすい!?

タワーマンションの高層階や最上階のマンションは売れやすい!?

今回は、タワーマンションの特徴を考えつつ、来年以降適用されるタワーマンションの税制改正に関する解説も交えながら、タワーマンション売却のポイントについてご説明しようと思います。

タワーマンション

1 高層階のマンションは売れやすいの?

高層階には「眺望」という付加価値が付くことになります。

よって、眺望の良さを求めている購入希望者に対しては、「高層階」というのは大きな訴求ポイントになります。また、眺望を遮るものが少なくなれば、おのずと日当たりもよくなります。

地上からの距離も遠くなる分、車の騒音などに対する心配も少なくなります。このように、多くのメリットを備える高層階の部屋は、購入希望者からの人気も高くなると考えられます。

2 タワーマンションの最上階は値段が上がる?

新築分譲マンションの価格は、階層が上がるにつれて値段が高くなるのが一般的です。

同様に中古市場においても、同一マンションの同じ間取りの部屋では、上層階になるにしたがって高額に。そしてタワーマンションともなると、最上階には人気が集中することが予想されます。

つまり、「タワーマンションの最上階」という付加価値が、とてつもない高値を生み出すことも。最上階と最上階の一つ下の階とでは、新築での購入時以上の値段の開きが生まれることも珍しくはありません。

3 タワーマンションは高層階も売れやすい!値上がりはいつまで続く?

タワーマンションに関して言えば、高層階になるほど人気が高くなります。考えてみてください。なぜタワーマンションを購入するのでしょう?

高層階でなければ、タワーマンションである必要がないですよね?

低層階に住むのなら、タワー以外の特徴を持ち合わせた低層マンションを購入すればよいのです。つまり、タワーマンション購入希望者のほとんどが、高層階に住みたいと考えているのです。

タワーマンションに対する人気は相変わらず堅調のようです。

ところが、冒頭でも触れた税制改正によって、その人気に変化が現れるかもしれません。税制上、これまでタワーマンションは優遇されていましたが、来年からはその優遇がなくなります。

タワーマンションを購入するメリットが少なくなることから、来年以降はタワーマンションに対する人気に陰りが出ることも予想されます。

4 タワーマンションの売り時は?

タワーマンションの開発が進んでいるとはいえ、依然として旺盛な需要が続くタワーマンション。

しばらくは、最上階に住むステータスを求める富裕層や、日本の不動産に投資する外国人からの人気が、タワーマンションの高値を支えていくことでしょう。

また、今年引き渡される物件までは税制優遇の適用が受けられるため、駆け込み需要も予想されます。

これらのことから、タワーマンションの売却時期に関しては、今年がカギになりそうに思えます。

マンションを売る適切なタイミングと高く売れる時期

家を解体し、更地にした方が家が高く売れる事もある!?

家を解体し、更地にした方が家が高く売れる事もある!?

家を売却するときには家を解体して更地にして売る方法がベストです。今回は、解体した方が良い理由と合わせて、解体費用の相場や税金について解説します。

1家を解体し、更地にした方が高く売れる家

更地にした土地

家を解体して更地にした方が高く売れる理由は以下の通りです。

・外観の悪い印象が払しょくできる

・解体工事の手間がかからない

・工事の着工が早い

まず、古い家は購入検討者からすると印象が悪くなります。たとえ「解体前提」で売却していたとしても、買主は気になってしまうものです。

また、「解体前提」で購入するということは、買主が購入後に解体工事を手配するということです。そうなると、買主の手間は増えますし、解体工事の期間分、自分の家の着工が遅れてしまうのです。

そのため、基本的には解体しておいた方が買主の印象が良くなり、高い金額で取引される可能性が高まるのです。

2更地にするのにかかる費用

解体するには、業者の人件費や機材費、材料の処理費などがかかります。解体工事会社で多少費用は変わってきますが、相場以下の通りです。

・木造:坪2~3万円

・鉄骨造:坪3~4万円

・鉄筋コンクリート造:坪4~5万円

構造によって、材質に違いがあります。そのため、解体工事期間や手間、搬入する機材の種類が異なるので構造ごとに解体費用相場が違うのです。

3更地にした時にかかる税金

更地にした土地にかかる税金
更地にしたときには「固定資産税」に注意しましょう。結論から言うと、軽減措置がなくなるため固定資産税は上がります。なぜかというと、土地に建物がある場合には以下の軽減措置があるからです。

・200㎡までの部分については、課税標準価格を1/6にする

・200㎡を超える部分は、課税標準価格を1/3にする

固定資産税は、国が定める「固定資産税台帳」に記載されている課税標準価格に、1.4%の税率を掛けて計算されます。たとえば、課税標準価格が1,000万円であれば、固定資産税は14万円(1,000万円×1.4%)です。

建物に土地があると、この課税標準価格が1/6、もしくは1/3になるので、固定資産税が安くなるのです。ただ、更地になると上記のような軽減措置がなくなるため、固定資産税は上がるというワケです。固定資産税についての詳細はホームページ※1をご覧ください。

※1東京都主税局

http://www.tax.metro.tokyo.jp/shisan/kotei_tosi.html

4家と土地の両方を売りに出す

もちろん、解体をせずに家と土地の両方を売りに出すという方法もあります。ただ、そのときには以下の点に注意して売却しましょう。

・解体費用の見積もりは出しておく

・クリーニングをしっかりしておく

まず、家が古いと「解体費用」を気にする人が多いので、必ず解体費用の見積もりは出しておくことです。また、家の印象を少しでも良くするために、自分で最大限クリーニングしておきましょう。

マンション売却の失敗例をご紹介。即売りは足元みられる?

マンション売却の失敗例をご紹介。即売りは足元みられる?

マンションの売却。それは、一生のうちそう何度も経験するものではありません。そのため、失敗してしまう人も少なくないのが現状です。マンションの売却を検討中の方に向けて、よくある失敗例をご紹介するとともに、失敗の原因と売却の対策について詳しくご説明します。

マンション売却の失敗して溶けたお金

マンション売却をした時のよくある失敗例

まずは、マンションの売却に失敗した人の体験談をご紹介しましょう。失敗例から学ぶことは多いはずです。マンションの売却を考えている方は、今後の売却活動の参考にしてみてはいかがでしょう。

・高額な査定価格を提示する仲介会社には要注意!

マンションを売却する際、買い手を探すためには仲介会社の協力が必要になります。どの仲介会社にお願いすればよいのか?ここで重宝するのがマンションの一括査定サービスです。

一括査定サービスを活用することで、一度の作業で複数社に対してマンションの査定を依頼することができるからです。そして、他の業者より著しく高額な査定結果を示す会社があったら、その会社には注意が必要です。

仲介会社は媒介契約を結ぶために、売り手の興味を引くような高額な査定結果を提示してくることも多いのです。媒介契約さえ結んでしまえば仲介会社としてはしめたもの。売却物件への反響がいまひとつとみるや、値下げを提案してくることもよくあることです。

希望の価格で売却することができないだけでなく、時間まで浪費してしまうという結果にもなりかねません。査定結果はあくまでも仲介会社独自の基準による、「この程度の価格で売れそうですよ」という目安に過ぎないということを念頭に置いておくようにしてください。

・売却時期および決断のタイミング

マンションには買い手が付きやすい時期とそうでない時期があります。

1月から4月と10月から12月にかけての期間は、子供が幼稚園や小中学校に入学するタイミングに合わせて引越しを考える人が多くなったり、年内に入居して新年は新居で迎えたいと考えたりする人が増えるため、不動産の取引量が増加します。

時期を考えずに売却活動を始めてしまうと、適正な価格で売り出したとしても買い手がなかなか見つからないなんてことも。

また、希望価格にこだわるあまり購入希望者からの値引き交渉を断り続けた結果、希望価格での購入希望者が結局現れなかったという話もよく聞きます。

そのようなケースでは、「あの時○○万円で売っておけばよかった・・・」と後悔する人が多いようです。

・知識不足が招く相場以下の値付け

相場を知らないと、不動産市場に思わぬ掘り出し物を提供してしまう可能性もあります。「もっと高値で売り出しておけば・・・」。

そのような後悔をしないためにも、同じような条件のマンションの価格を定期的にチェックするなど、相場観を日々養うことをおすすめします。

2 売却時に失敗しない為にはどのようにすればいいのか

一括査定を利用して仲介会社を決める場合におすすめなのが、一番高額な査定結果と低額な査定結果を除外して考えること。

最高額・最低額とそれ以外の査定結果との差が少なければそのようなことをする必要はありませんが、既にご説明したように極端に高かったり安かったりする業者には要注意です。

一括査定では査定価格だけにとらわれず、各不動産会社の特色や、担当者の人間性、スキル、会社の営業スタンスなどを把握することに重点を置くとよいでしょう。

 

取引が活発に行われる春と秋に新規物件として扱われるよう、売出しのタイミングを工夫するこも有効だと考えられます。また、仲介会社を変更したり、同じ仲介会社に継続してお願いする場合でも、新たに媒介契約を結び直したりすることで、売却対象のマンションが新規物件として扱われます。ぜひ試してみていただきたいと思います。

3 即売りをしようとすると足元を見られる?

マンション売却で足元をみられる

購入希望者に売り手の状況が伝わってしまうと、足元を見られることはよくあることです。例えば相続の場合、売り手は不動産をなるべく早く売却して現金を手にしたいものです。

それ以外にも、事業資金の調達など、現金の調達を目的に不動産を売却することがあると思います。そうした売り手の事情が購入希望者に伝わってしまうと、法外な値引きを迫られることもあり得ないことではありません。

本当の理由は購入希望者には伝えず、「住み替えのため」や「資産の組み替え」など、尋ねられたら適当な理由を伝えてもらうよう仲介会社にお願いしておきましょう。

即金で家を売る時の注意点。すぐに家を売りたい人への注意点

4 マンション売却で失敗しない為には査定業者を比較する

新聞の折込みやDMを頼りに、仲介会社を他社と比較することなく決めてしまうことにはリスクが伴います。

担当の営業マンとの相性や会社の営業方針が自分の考えと合わなかったりすると、仲介会社に対して不信感を覚えることも。そうなると、売却活動にまで影響を与えることも考えられます。

ご紹介したように、マンションの売却を検討しているようであれば、まずは一括査定をとおして査定額の算出を依頼してみてはいかがでしょう。

自分が考えている価格で売却できそうになければ、売却しないという選択肢もとることができます。売却を決めたようであれば、各社に対して査定額の根拠を尋ねてみるのもよいでしょう。

その根拠に納得がいくようであれば、より詳細な査定結果を出してもらうために訪問査定を依頼し、疑問点なども質問してみるとよいでしょう。

そうした作業をとおして仲介会社を比較検討すれば、自分に合ったパートナーを見つけることができるはずです。

専任媒介と一般媒介と専属専任媒介の違い

家を売る時に知りたい専任媒介と一般媒介の違いをまとめてみた

不動産を売却するときには、不動産会社に仲介を依頼することがほとんどです。そのため、「わたしの不動産の売却を依頼します」という意味の媒介契約を、不動産会社と締結します。その媒介契約にも種類があり、それぞれルールが異なるのです。そこで今回は、その媒介契約の代表格である、専任媒介契約と一般媒介契約の違いを解説します。

専任媒介と一般媒介の違い

不動産屋の専任媒介
専任媒介契約と一般媒介契約の違いは以下の通りです。

専任媒介 一般媒介
依頼できる不動産会社数 1社のみの依頼 複数社可能
レインズ登録義務 義務:媒介契約後7日以内 任意
売却報告義務 義務:2週間に1回以上 任意
自己発見取引 可能 可能

大きな違いは上記4点になります。特に、売却依頼ができる不動産会社数が、一般媒介契約は複数社可能で、専任媒介契約は1社のみという点が大きな違いです。

専任媒介のメリット

専任媒介契約のメリットは以下の通りです。

・1社だけなので不動産会社が本気になる

・レインズへの登録義務がある

・売却報告義務がある

まず、専任媒介契約は1社にしか売却を依頼できないので、逆に不動産会社からすると、他社で成約されるリスクがありません。つまり、仲介手数料をもらえる可能性が高いので、広告費や人件費を投下できるのです。

また、レインズへの登録義務があるので、ほかの不動産会社から顧客を紹介してもらえる可能性が高まります。そのため、専任媒介契約の方が、集客を取れる可能性があるのです。

さらに、専任媒介契約は、売主への売却報告義務があります。そのため、売主は広告の反響状況や、顧客の検討状況を把握しやすいのです。

一般媒介のメリット

一般媒介契約のメリットは以下の通りです。

・複数社に売却を依頼できる

・自己発見取引が可能

まず、複数社に売却を依頼できるという点は、メリットにもなります。上述した通り、専任媒介契約は1社だからこそ、広告費や人件費を投下できるというメリットがありました。一方、一般媒介契約は複数社が売却できますので、不動産会社は中々広告費や人件費を投下しにくいのも事実です。

しかし、自分の物件を複数社が広告してくれるという可能性もあるので、そのような広告展開ができれば、認知度は上がり集客しやすいです。

また、自己発見取引が可能な点もメリットです。一般媒介契約だと、自分の買主を見つけてくれば、不動産会社に費用を支払う必要はありません。専任媒介契約だと、自分で買主を見つけてくるまでにかかった費用を、不動産会社が売主へ請求できます。

個人売買で売買を行う件については以下に記載してます。

個人売買で家を売る方法。メリットとデメリット

専任媒介と一般媒介と専属専任媒介の違い

不動産を購入・売却するときには、不動産会社と「媒介契約」を結びます。媒介契約は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。この3種類はルールが異なるため、きちんと内容を理解した上で選ばなくてはいけません。

専任媒介の契約書

1.専任媒介と一般媒介の違い

専任媒介と一般媒介の違いは以下の通りです。

専任媒介 一般媒介
依頼できる不動産会社 1社のみ 複数社
レインズ登録の義務 義務あり(契約後7日以内) 任意
売却報告義務 2週間に1回以上 任意
自己発見取引 可能 可能

 

まず、依頼できる不動産会社の数が、媒介契約の種類によって異なります。一般媒介契約は複数社可能ですが、専任媒介契約は1社のみとなっております。

また、一般媒介契約はレインズ登録の義務はありませんが、専任媒介契約は契約後7日以内に登録する義務があります。さらに、一般媒介契約は売却報告の義務はなく、専任媒介契約は2週間に1回以上の義務があります。

2.専属専任媒介ってなに?

専属専任媒介契約は以下の通りです。

専属専任媒介
依頼できる不動産会社 1社のみ
レインズ登録の義務 義務あり(契約後5日以内)
売却報告義務 1週間に1回以上
自己発見取引 不可能

 

専属専任媒介契約は専任媒介契約と概ね同じですが、レインズ登録義務と売却報告義務が異なります。専属専任媒介契約は、レインズ登録義務は契約後5日以内です。また、売却報告義務も1週間に1回以上となっています。

さらに、自己発見取引といわれる「自分が買主を見つけたときの対応」も異なります。一般媒介契約と専任媒介契約は自己発見取引が可能です。

しかし、専属専任媒介契約の場合には、既定の仲介手数料を仲介会社に支払う必要があります。つまり、専属専任媒介契約だと、自分で買主を見つけてきたとしても、仲介手数料が額面通り発生するということです。

3.専任媒介で家を売ると何が得?

専任媒介で家を売るメリット

専任媒介契約で家を売ると得なのは以下の点です。

・不動産会社の本気度が異なる

・レインズ登録、売却報告義務あり

・自己発見取引も可能

まず、専任媒介契約は不動産会社の本気度が異なります。

なぜなら、一般媒介契約は複数社に売却依頼ができますので、仲介手数料をもらえるか分かりません。そのため、不動産会社が広告費や人件費に投下しにくいのです。

一方、専任媒介契約は売却できるのが自社だけなので、広告費も人件費もお金をかけられるのです。

また、専属専任媒介と同様、媒介契約はレインズに登録義務もありますし、売却報告義務もあります。

レインズに登録すれば集客が増えますし、売却報告を行えば進捗状況を確認できます。そして、自己発見取引も問題なくできるため、専任媒介契約はベストです。

マンションから一戸建てに買い替える場合の注意点とメリット

マンションから一戸建てに買い替える場合の注意点とメリット

一戸建てに暮らす子供にとっては、マンションに住む友達がうらやましいもの。

同じ建物にたくさんの友達がいたり、敷地内に公園があったりするのですから、マンション暮らしに憧れるのも無理はありません。

しかし、大人になってからはどうでしょう?マンション暮らしが長くなると、庭付き一戸建ての暮らしを夢見る人も多いのではないでしょうか。

そんな夢をかなえるべく、マンションから一戸建てに住み替える際のメリットと注意点に関して、これから詳しく解説いたします。

マンションから一戸建てに住み替えるメリット

1 マンションから一戸建てに住み替えるメリット

一戸建てに住み替えることで得られるメリット。

それはなんと言っても庭のある生活を楽しめることではないでしょうか。

花好きな人は念願のガーデニングを、家庭菜園を始めてみたかった人は、安心無農薬の摘みたて野菜を楽しむことができてしまいます。

庭を持つことで生活の質を高めることができるのが、一戸建てに引っ越すいちばんの魅力ではないでしょうか。そして、一戸建てでは両隣や上下階の世帯への気遣いもいりません。

子供に我慢を強いることなく、のびのびと育てられる環境も一戸建てには整っています。マンションでははばかられる夜間の洗濯だって、気兼ねする必要がありません。

また、マンション暮らしでは管理費や修繕積立金といった出費が伴いますが、一戸建てに引っ越せばそうした支出もなくなります。

定期的に行われる組合の集まりなどからも解放され、週末の貴重な時間をマンションの行事に費やす必要もなくなります。駐車スペースを確保すれば、玄関を出てすぐの場所に車を停めることだってできます。

天気が悪い時や重い荷物の持ち運びの際はとても便利。何より小さなお子さんが居る家庭にとって、玄関先の駐車スペースはとても重宝します。

最近ではペットを飼えるマンションも増えていますが、種類や頭数に制限があるのが一般的です。一戸建てなら、モラルさえ守れば自分が好きな動物を何匹でも買うことができます。

ペットを飼っていた家を売る方法。匂いやキズがあっても大丈夫?

早めに家やマンションを買い替えたいのであれば、イエイで一括査定を行う事をおススメします。

イエイでの一括査定であれば最大6つ不動産会社に見積もってもらえるので、売却額に1000万円以上の額の差が出る事があります。


マンションの一括査定については以下からどうぞ

 


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 一戸建てとマンションはどっちがいいの?

2 一戸建てとマンションはどっちがいいの?

このように、一戸建てには多くのメリットがありますその多くは、マンションに住んでいる限りは叶えることが難しい素晴らしいものです。

その一方で、デメリットだって存在するはずです。これから、一戸建てに住むデメリットについて考えてみることにしましょう。

・物件価格

2.0.1 ・物件価格

同じ立地条件下では、一戸建ての価格はマンションよりも高くなる傾向があります。マンションでは一世帯あたりの土地の持ち分が一戸建てに比べて少ないため、その分価格が抑えられる傾向があるのです。

・修繕費

2.0.2 ・修繕費

一戸建てでは毎月の修繕費を支出する必要がありません。しかし、年月を経るにつれて建物は劣化していくため、将来必要になる修繕費を積み立てていく計画性が求められることになります。

・セキュリティ

2.0.3 ・セキュリティ

マンションと違って、オートロックや監視カメラで守られた一戸建てはそう多くありません。空き巣や放火などに対する防犯対策を独自に施す必要があります。

・気密性、断熱性、保温性

2.0.4 ・気密性、断熱性、保温性

四方と上下を外気および地面に覆われた一戸建ては、室内を温かく保つことが難しい環境にあります。

このように、一戸建てにも一定のデメリットが存在するため、一概にどっちがいいということは言えません。

マンションと一戸建て、それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで、自分の希望を多く叶えられ自分が感じるデメリットの少ない方を選ぶべきではないでしょうか。

マンションを戸建に買い替える場合ローンはどうなる?完済してる場合と完済出来てない場合

3 マンションを戸建に買い替える場合ローンはどうなる?完済してる場合と完済出来てない場合

マンションから一戸建てへの買い替えを検討する際、どうしても避けて通ることのできないローンの話。

いま住んでいるマンションのローンを完済しているようであれば問題はないのですが、まだ返済中の場合はどうなるのでしょう?

物件種別に関係なくローンが残っていても売却をすることは可能です。

しかし、売却の際はローンの残債を一括返済しなければならなりません。

一括返済をするには「手持ちの現金で返済する」、「売却代金を返済に充てる」、「売却代金を返済に充て、不足分を手持ちの現金で補う」という3通りの方法が考えられます。

3番目のケースに相当する場合は、預貯金、新たな借金、保険の解約、株式の売却などによって、返済額の不足分を補わなければなりません。

場合によっては、生活が立ち行かなくなることも考えられます。

こうしたリスクを伴う住み替えに対しては、慎重になるべきでしょう。

どうしても住み替えが必要な人にとっては、買い替えローンを利用する方法があります。

マンション買い替え時にダブルローンを使用しないで済ませる方法

買い替えローンとは、いま返済中の住宅ローンをこれから購入する住宅のローンに上乗せできてしまうというもの。

ただ借入額が大きくなるため、十分考えた上で申し込むことをおすすめします。また借入額が大きくなる分、審査が厳しくなることも理解しておくようにしてください。

また買い替えを行う場合1円でも高く家を売る事が重要になってくるのではないでしょうか。

1円でも高く家を売るには一括査定をおすすめします。

一括査定を行うのと行わないのでは査定額に300万円以上の差が出る事もあります。


マンションの一括査定については以下からどうぞ

 

じゃあ逆は?戸建からマンションに買い替えるメリットとデメリット

4 じゃあ逆は?戸建からマンションに買い替えるメリットとデメリット

一戸建てからマンションへの住み替えには、次のようなメリットがあると考えられます。

  • ・立地、環境

マンションは、駅前などの利便性の高い場所に建てられる物件も多く、車を必要とした生活を送らずにすみます。よって、運転免許をもたない人やシニア世代にとっても魅力的でしょう。

同じ立地条件で比べると、一戸建てに比べて安く購入できるのもマンションの良いところです。

  • ・構造、設備

ご説明したように、マンションは一戸建てに比べて保温性が高いほか、高機能な設備が多く備わっているのもマンションのメリットのひとつ。ディスポーザー、浴室暖房・乾燥、オートロック、宅配ボックスといった便利な設備が充実しています。

  • ・セキュリティ、管理

セキュリティの高さも、一戸建てにはないメリットです。マンションにはオートロックや防犯カメラなどの防犯設備が整っています。また、高層階に至っては外部から進入される心配もほとんどないでしょう。

管理人が常駐しているマンションでは、日常の共用部分の掃除などは管理人が行ってくれます。

一方、マンション住まいでも一戸建て同様デメリットは存在します。

マンションでの生活では、住宅ローンの返済にも毎月の支出が伴います。それは、既に触れている管理費および修繕積立金、それと駐車場・駐輪場使用料です。

管理費は、階段や廊下、エレベーターなどの共用施設の維持管理を行うために必要な費用のこと。管理費の額はマンションによって異なりますが、都内では15,000円程度のことが多いようです。

そして、マンションの資産価値を維持するためには、定期的なメンテナンスは欠かせません。修繕積立金とは、こうしたメンテナンスや将来必要になる大規模修繕に備えて積み立てられるお金のこと。修繕積立金の額もマンションによって異なりますが、一般的には12,000円程度です。そして修繕積立ては、一戸建てでも自分自身で行う必要があります。

またマンションでは、車や自転車を所有している場合は駐車場使用料や駐輪場使用料を支払わなければなりません。

老後は戸建てが安心ってのは本当?

5 老後は戸建てが安心ってのは本当?

「周囲のしがらみから逃れて、老後は一戸建てでのんびりと・・・」。こうした暮らしも素晴らしいですが、老後は一戸建てが安心というのは本当なのでしょうか?

先述のとおり、利便性を考えると、むしろマンション生活の方が老後にはやさしい面もあります。

マンションに住めば、階段の上り下りだってありません。こうしたことから、一戸建てでの生活を楽しむための条件として、老後も健康でいることが求められそうです。