専任媒介と一般媒介と専属専任媒介の違い

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家を売る時に知りたい専任媒介と一般媒介の違いをまとめてみた

不動産を売却するときには、不動産会社に仲介を依頼することがほとんどです。そのため、「わたしの不動産の売却を依頼します」という意味の媒介契約を、不動産会社と締結します。その媒介契約にも種類があり、それぞれルールが異なるのです。そこで今回は、その媒介契約の代表格である、専任媒介契約と一般媒介契約の違いを解説します。

専任媒介と一般媒介の違い

不動産屋の専任媒介
専任媒介契約と一般媒介契約の違いは以下の通りです。

専任媒介 一般媒介
依頼できる不動産会社数 1社のみの依頼 複数社可能
レインズ登録義務 義務:媒介契約後7日以内 任意
売却報告義務 義務:2週間に1回以上 任意
自己発見取引 可能 可能

大きな違いは上記4点になります。特に、売却依頼ができる不動産会社数が、一般媒介契約は複数社可能で、専任媒介契約は1社のみという点が大きな違いです。

専任媒介のメリット

専任媒介契約のメリットは以下の通りです。

・1社だけなので不動産会社が本気になる

・レインズへの登録義務がある

・売却報告義務がある

まず、専任媒介契約は1社にしか売却を依頼できないので、逆に不動産会社からすると、他社で成約されるリスクがありません。つまり、仲介手数料をもらえる可能性が高いので、広告費や人件費を投下できるのです。

また、レインズへの登録義務があるので、ほかの不動産会社から顧客を紹介してもらえる可能性が高まります。そのため、専任媒介契約の方が、集客を取れる可能性があるのです。

さらに、専任媒介契約は、売主への売却報告義務があります。そのため、売主は広告の反響状況や、顧客の検討状況を把握しやすいのです。

一般媒介のメリット

一般媒介契約のメリットは以下の通りです。

・複数社に売却を依頼できる

・自己発見取引が可能

まず、複数社に売却を依頼できるという点は、メリットにもなります。上述した通り、専任媒介契約は1社だからこそ、広告費や人件費を投下できるというメリットがありました。一方、一般媒介契約は複数社が売却できますので、不動産会社は中々広告費や人件費を投下しにくいのも事実です。

しかし、自分の物件を複数社が広告してくれるという可能性もあるので、そのような広告展開ができれば、認知度は上がり集客しやすいです。

また、自己発見取引が可能な点もメリットです。一般媒介契約だと、自分の買主を見つけてくれば、不動産会社に費用を支払う必要はありません。専任媒介契約だと、自分で買主を見つけてくるまでにかかった費用を、不動産会社が売主へ請求できます。

個人売買で売買を行う件については以下に記載してます。

個人売買で家を売る方法。メリットとデメリット

専任媒介と一般媒介と専属専任媒介の違い

不動産を購入・売却するときには、不動産会社と「媒介契約」を結びます。媒介契約は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。この3種類はルールが異なるため、きちんと内容を理解した上で選ばなくてはいけません。

専任媒介の契約書

1.専任媒介と一般媒介の違い

専任媒介と一般媒介の違いは以下の通りです。

専任媒介 一般媒介
依頼できる不動産会社 1社のみ 複数社
レインズ登録の義務 義務あり(契約後7日以内) 任意
売却報告義務 2週間に1回以上 任意
自己発見取引 可能 可能

 

まず、依頼できる不動産会社の数が、媒介契約の種類によって異なります。一般媒介契約は複数社可能ですが、専任媒介契約は1社のみとなっております。

また、一般媒介契約はレインズ登録の義務はありませんが、専任媒介契約は契約後7日以内に登録する義務があります。さらに、一般媒介契約は売却報告の義務はなく、専任媒介契約は2週間に1回以上の義務があります。

2.専属専任媒介ってなに?

専属専任媒介契約は以下の通りです。

専属専任媒介
依頼できる不動産会社 1社のみ
レインズ登録の義務 義務あり(契約後5日以内)
売却報告義務 1週間に1回以上
自己発見取引 不可能

 

専属専任媒介契約は専任媒介契約と概ね同じですが、レインズ登録義務と売却報告義務が異なります。専属専任媒介契約は、レインズ登録義務は契約後5日以内です。また、売却報告義務も1週間に1回以上となっています。

さらに、自己発見取引といわれる「自分が買主を見つけたときの対応」も異なります。一般媒介契約と専任媒介契約は自己発見取引が可能です。

しかし、専属専任媒介契約の場合には、既定の仲介手数料を仲介会社に支払う必要があります。つまり、専属専任媒介契約だと、自分で買主を見つけてきたとしても、仲介手数料が額面通り発生するということです。

3.専任媒介で家を売ると何が得?

専任媒介で家を売るメリット

専任媒介契約で家を売ると得なのは以下の点です。

・不動産会社の本気度が異なる

・レインズ登録、売却報告義務あり

・自己発見取引も可能

まず、専任媒介契約は不動産会社の本気度が異なります。

なぜなら、一般媒介契約は複数社に売却依頼ができますので、仲介手数料をもらえるか分かりません。そのため、不動産会社が広告費や人件費に投下しにくいのです。

一方、専任媒介契約は売却できるのが自社だけなので、広告費も人件費もお金をかけられるのです。

また、専属専任媒介と同様、媒介契約はレインズに登録義務もありますし、売却報告義務もあります。

レインズに登録すれば集客が増えますし、売却報告を行えば進捗状況を確認できます。そして、自己発見取引も問題なくできるため、専任媒介契約はベストです。

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