転職活動は情報収集量と活動力次第で優勢かどうかが変化しやすいものです。
転職活動を効率良く進めていくために、ぜひとも使いたいのが転職エージェント(転職サイト)です。『転職サイト』と検索すると色々とヒットしますが、どこのサービスが便利で使いやすいのでしょうか。
今回の記事では転職サイトのおすすめ比較ランキングと、各サービスの特徴や強みを解説していきます!
転職サイトおすすめ比較ランキング
さっそく転職サイト(エージェント)のおすすめランキングを確認していきましょう!
■転職サイトおすすめ比較ランキング■
- 1位 『リクルートエージェント』
- 2位 『doda』
- 3位 『マイナビエージェント』
- 4位 『パソナキャリア』
- 5位 『リクナビNEXT』
- 6位 『type転職エージェント』
有名どころが並びました。
下記ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
1位 幅広い世代に支持されている『リクルートエージェント』
転職サイトおすすめ比較ランキング1位に輝いたのは有名大手のリクルートが運営している転職エージェント、『リクルートエージェント』です。20代~50代以上まで、幅広い年齢層から支持されています。
リクルートエージェントは、必要情報を登録すると担当のアドバイザーがついてくれて希望や条件に適する求人を紹介してくれます。
また、面接に不慣れだったり企業への応募関連書類の書き方がよくわからないという方にはアドバイザーが指導してくれます。そのため万全の準備をして面接に臨むことができます。
この時点で1人で孤独に行う転職活動よりもメンタル面が安定する可能性が高く、転職活動の質も良くなりやすいです。
転職エージェントの魅力はこういうところにあります。
そしてリクルートエージェントについては『職歴に自信がない』『フリーターから抜け出すための転職活動』『自分に向いている仕事がわからない』などの事柄に悩まされている方のことをしっかりサポートしてくれます。
逆に『経歴に自信がある』『今よりもっと高収入な仕事を紹介して欲しい』『やりたい仕事でステップアップしたい』という方にも適する求人を紹介してくれます。
これはリクルートエージェントが様々な業界に精通しているからです!
ちなみに求人への応募後、面接の日程調整など全般でアドバイザーが企業と求職者の間に立って交渉してくれます。内定が出るまでは企業側との直接やり取りは基本的に不要。だからこそ、要望を伝えやすい(アドバイザー経由になるので)というのも強みです!
■リクルートエージェントの魅力ポイント■
- 充実した転職サポート(面接対策・書類アドバイスなど)
- アドバイザーがいるから転職期間のメンタルが安定しやすい
- 転職成功の実績豊富
- 職歴に自信があっても無くても、正社員経験無しでも親身になって相談に乗ってくれる
- 有名大手のリクルートの転職エージェントなので転職市場での信頼も厚い
- 非公開求人(企業側が条件を満たす層にしか公開しないように希望している求人情報)の取り扱いが豊富
それではリクルートエージェントを利用するのがおすすめなのはどのような方かというと、基本かつ手厚い転職サポートを知名度による信頼感や安心感のある企業(=リクルート)から受けたいという方です。
利用者数も多いので、ノウハウもあり期待値は高いです。
どの転職エージェントに使用か迷っているならまずは相談してみるのはいかがでしょうか。
リクルートエージェントは安定の1位です!
2位 検索もエージェントもどちらも使いやすくて20代・30代に人気の転職サイト『doda』
2位は『doda(デューダ)』という結果になりました。CMや広告で見かける機会も多く、若者を中心に知名度が高くなっています。20代~30代前半くらいの転職希望者からの支持率が高いです。
そんなdodaの特徴は、1つのサイトの中で転職エージェントとしての側面と、求人検索サイトとしての側面を持つことです。
どちらの良い面も堪能したい方に◎
転職エージェントとしては担当のアドバイザーがつき、求人を紹介してくれたり、書類添削や面接対策などのサポートをしてくれます。
求人検索サイトとしては自分で条件を指定して検索したり求人を絞り込んだりして、自発的に応募することができます。
■dodaの魅力ポイント■
- 転職エージェントとしても求人情報検索サイトとしても利用できる
- 求人検索サイトが見やすく使いやすい&WEB履歴書も保存できる
- 業界ごとの転職関連セミナーやイベントなども充実(サイト上で情報を掲載している)
- 『人気の求人特集』『転職タイプ診断』『合格診断』『年収査定』など、1人でも転職活動をしやすい仕組みあり
- アプリが便利で利用しやすい
- 『スポーツを仕事に』したい方に向けた専門コンテンツもあり
dodaはとにかく使いやすさが魅力!
転職エージェントと求人検索サイトを別々の企業のもので使い分けてしまうと、それぞれから応募した求人の管理が大変になったり、どちらから応募した求人かわからなくなったりする可能性がありますが、転職エージェントも求人検索サイトも両方使うとしてもdodaという『1つのサービス』で管理できればややこしくならずに安心&便利です。
転職エージェントも求人検索サイトもどちらも使いたい方、両方試してみてどちらか1つに絞って利用していきたい方にもおすすめです。
dodaも規模の大きなサービスなので、リクルートエージェントと同じく求人情報の取り扱いや非公開求人数が豊富です。情報収集もしやすく、転職活動に必要な情報・コンテンツはdoda内で完了する可能性も高し!
3位 幅広い職種・業種に精通している大手といえば『マイナビエージェント』
3位は『マイナビエージェント』です。
マイナビといえばCMでもお馴染みの、アルバイト希望者向けの求人検索サイトが有名&学生時代に利用したことがある方は多いのではないでしょうか。
そんなマイナビの『転職特化バージョン』が、マイナビエージェントです!
1位のリクルートエージェントと同じく『エージェント』と付いている通り、基本的には登録後に担当のアドバイザーがついて希望条件や現在の条件・スキルなどに合わせて求人を紹介してくれます。
マイナビエージェントの特徴は、転職活動に苦手意識があったり、人見知りさんにおすすめということ!
求人に応募を決めたら面接の日程交渉や、入社日の交渉までマイナビエージェントのアドバイザーが対応してくれます。つまり、基本的に最初のうちは応募した企業側とのやり取りは不要ということ。
面接対策などのサポート体制も充実しているので万全の準備ができて、応募先企業とのやり取りへのプレッシャーも無し。転職活動は何かとストレスが溜まりやすいものですが、マイナビエージェントならそれを緩和するサポート力に期待できます。
初めての転職活動や職歴に自信がない転職活動にもおすすめです。
■マイナビエージェントの魅力ポイント■
- 担当のアドバイザーが親身になって対応してくれる
- 応募先企業との面接日程や入社日などの交渉も担当のアドバイザーがしてくれる
- 転職活動でかかりやすいストレスやプレッシャーの緩和
- 担当のアドバイザーは業界・職種別に専任制のチームを編成しているので求職者の希望業界に精通していて繋がりも充分!
- 約80%は非公開求人
- スタートアップ企業特集などもあり、大手~ベンチャーまで幅広い求人の取り扱いあり
マイナビエージェントは転職業界大手なので求人取り扱い数も多いです。さらに非公開求人数が80%を占めているので、求人検索サイトなどでは閲覧できない優良求人情報に遭遇する可能性あり!転職のチャンス・可能性が広がります。
マイナビエージェントの知名度から大手企業の求人情報・高収入求人情報が豊富なのはもちろん、将来性のあるスタートアップ企業やベンチャー企業の求人情報も豊富。自分が目指す将来像や、希望の職種、入社後にやりたいことなどに合わせて応募先企業を決めやすい環境が整っています。
4位 女性からの人気が高い『パソナキャリア』
4位は『パソナキャリア』です。
派遣会社として有名なパソナが運営している転職エージェント!パソナだからこそ、様々な企業としっかりとした繋がりがあり、取り扱い求人数が豊富。各業界への転職サポート体制も充実しています。
パソナキャリアは20代~30代の女性からの支持率高し!ハイキャリア転職を希望する男性からも支持されています。
■パソナキャリアの魅力ポイント■
- 業界大手のパソナだから取り扱い求人数も各業界や企業への繋がりが深い!情報量も多い
- たくさんの転職を成功させてきた実績からノウハウが豊富
- Iターン・Uターン求人のカテゴリーもあり、地元に帰りたい方や地方で就活したい方にも◎
- 『転職ノウハウ』についてのコンテンツ(記事)がサイト内に掲載されていて転職について学ぶことができる!
- パソナ限定求人の取り扱いあり!
パソナキャリアは担当のアドバイザーが親身になって対応してくれて、キャリアの形成に悩む女性の相談にも親身になった乗ってくれます。
転職するべきか迷っていたり、転職したとして今後のキャリア形成や働き方をどうしていくか不安があったりする女性にはパソナキャリアはおすすめの転職エージェントです。
派遣社員からの正社員転職を目指す方にも◎
気軽に相談できて、それでいてサポート体制が充実しているのがパソナキャリアの良いところです。
5位 マイペースに転職活動したい層から人気の『リクナビNEXT』
5位の『リクナビNEXT』は、1位の『リクルートエージェント』と同じく有名大手のリクルートが提供しているサービスです。
リクナビNEXTとリクルートエージェントは同じところのサービス、それでは何が違うかというと!!
リクルートエージェントが転職エージェントであり、登録すると担当のアドバイザーがついて二人三脚で転職活動をしていくのに対し、リクナビNEXTはいわゆる求人サイト系サービスです。
■リクナビNEXTの使い方■
リクナビNEXTのサイト上から必要情報や職歴などを登録します。
希望や条件で求人情報を検索したり、絞り込みをかけたりして探し、企業へ応募していきます(先に必要情報や職歴などを登録している場合はボタン1つで簡単応募可能!)
多くの方が一度は操作したことがあるアルバイトの求人サイトに近い感じのシステムなので、けっこう使いやすく感じるのではないでしょうか。
いちいち郵送したり電話したりしての応募より、リクナビNEXTのほうが断然楽かつ効率が良いです。
応募した企業の履歴もマイページで確認でき、企業とのメールのやり取りもリクナビNEXTのマイページから可能です。転職活動のスケジュールなども管理しやすいです。
■リクナビNEXTの魅力ポイント■
リクナビNEXTは基本的に自分で求人情報を検索し、自分で決めて応募し、企業とも自分でやり取りしていく形になります。
リクルートエージェントだとアドバイザーが間に入ってくれて基本的に企業側と求職者が直接やり取りをしないので、方向性は大幅に違います。
リクナビNEXT特有の強みとしては、登録情報を確認して企業からオファー(応募して欲しいとアピール)や、面接確約のオファー(応募してくれたら書類選考無しで面接まで進めると確約しているオファー)がマイページ内のメールボックスに届くことです。
これにより自分で探している状況では見つけられなかった企業を知ることができたり、有利に転職活動を勧められたり、モチベーションがアップしたりします。
ちなみに現職の企業もリクナビNEXTに求人情報を出している場合、登録情報はその企業にも見えてしまうのかというと・・・現職の企業は情報を見れないので安心してください。
また、特定の企業からは見れないように設定することもできます。
リクナビNEXTを利用しても現職の企業にバレる可能性はありません!個人情報も特定できないように配慮されているので、安心して利用できます。
■リクナビNEXTはこんな方におすすめ■
- 転職活動中にアドバイザーが間に入るのは嫌(マイペースに動きたい)
- 応募したい企業(求人)は自分で探したい
- 転職活動を焦っていない(気になる企業があれば積極的になりたい)
- オファーがあれば転職活動を本格的に始めたい
- 転職活動をしているものの、本当に現職を辞めるか迷っている状態にいる
とりあえずマイペースに転職活動をしたかったり、アドバイザーとコミュニケーションを取るのが面倒だと感じたりするなら!マイペースの強い味方のリクナビNEXTに注目してみてはいかがでしょうか。
ちなみにリクナビNEXTも求人取り扱い数はとても多く、求人・転職系のサポート業界の中でも上位に来ます。情報量という部分でも、リクナビNEXTは魅力的です。
6位 首都圏で転職する層から人気『type転職エージェント』
6位は『type転職エージェント』です。
type転職エージェントは首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の求人情報の取り扱い量が多い転職エージェントです。首都圏で転職したい方向け!
type転職エージェントが強みを発揮している業界はITエンジニア・営業職・企画職・ものづくり(メーカー)です。こちらの業界を希望しているならぜひ注目したいところです。
業界に精通したアドバイザーがいて、しっかりとカウンセリングをした後に適した求人を提案してくれます。
転職活動の進め方や応募書類の書き方などを学べるコンテンツ(記事)もサイト内で配信されていて、ある程度は自分のペースで転職活動もしやすいです。
ガチガチにアドバイザーがアドバイスしてきたり指示してきたり・・・というわけでもないので、30代~40代くらいの転職希望者としてはむしろ使いやすいと感じる可能性もあるのではないでしょうか!
未経験向けの転職サイトと転職エージェント
転職未経験、職歴に自信がない(フリーターや派遣社員の経歴しかない)という方におすすめの転職エージェントを厳選してみました。
■未経験向けの転職サイトと転職エージェント■
- リクルートエージェント
- リクナビNEXT
- マイナビエージェント
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■リクルートエージェント■
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リクルートエージェントは求人数の取り扱いが豊富かつ、アドバイザーのノウハウも豊富なので、職歴が無くても職歴に自信が無くても応募しやすい『未経験歓迎求人』の提案努力をしてくれます。
また、リクルートエージェントは応募書類の書き方を指導してくれたり添削サポートをしてくれたり、面接対策もしてくれたり。面接時の服装や靴などの基礎の基礎情報も丁寧に教えてくれるので、完全に『転職活動のやり方なんてわからない』という状態でも、転職活動をしやすくなります。
正直なところ、未経験歓迎という求人もありつつ、未経験だと経験者と比べて応募できる求人数が少なくなりやすいのは紛れもない事実。
そこで応募できる求人数を増やしたり積極的に転職活動を進めたい気持ちがあったりする方は、リクルートエージェント+求人検索サイト(おすすめは同じリクルートのリクナビNEXT)という組み合わせで、応募する求人数自体を増やすのも良いのではないでしょうか。
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■リクナビNEXT■
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リクナビNEXTは求人検索サイトなので、自発的に利用しなければ転職活動は進みません。
しかしマイペースにやりたい+転職初心者には魅力的です!
リクナビNEXTのサイト内で、応募書類の書き方や面接時の対応などの基本的な転職ノウハウの情報公開もされていて(記事コンテンツ)転職活動が初めてでも、それを読めばきちんと学んで準備できます。
転職(それから就職)に特化したサイト=リクナビNEXTなので、正社員求人が豊富。未経験歓迎の希望の企業も探しやすいです。それにオファー制度もあるので、職歴をあまり登録していなかったりアルバイトの実績しかなかったりする場合でも、その経歴で問題無いと判断した企業からオファーが届く可能性があります。
オファーが来れば面接までの工程を有利に進めやすいので、チャンスが広がります。
『職歴を持っているユーザーもいるだろうに、アルバイトの実績しかなくてもオファーは来るの?』と、疑問を感じる方はいるかもしれませんが、確かに年齢や状況に左右される可能性はあるものの20代であれば意外とオファーが来るのは珍しくありません。
未経験の方にとってもリクナビNEXTのオファーは魅力的です。実はオファーというのは企業側がリクルートにお金を払って行っているので、適当にバンバン出しているわけではなく、きちんと企業側も選んだうえで送っているわけです。
『期待されている』と、感じられるのは未経験者にとってはかなり嬉しいものではないでしょうか。アドバイザーが手伝ってくれる転職エージェントよりは、自分の意志が大切になり、自分で対応しなければ何も進まないサービスではありますがモチベーション維持のための仕組みも色々。
求人検索サイトのほうが好きだというならリクナビNEXTは使いやすく感じるはずです!
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■マイナビエージェント■
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マイナビエージェントもリクルートエージェントと同じく、未経験歓迎の求人数の取り扱い量の多さや、親身になってサポートしてくれる体制が整っていることから、職歴が無い方や少ない方にもおすすめです。
マイナビエージェントのように規模が大きい企業になると、取り扱う情報量が多く、必然的に未経験でも良い求人に巡り合える可能性が高まります。
今回ご紹介しているどの転職エージェント・転職サイトも求職者側は利用料金が一切かからないので、まずは気軽に相談だけでもしてみたり問い合わせをしてみたりするのはいかがでしょうか。
40代と50代の転職サイトと転職エージェント
ここまでは幅広い層が利用できる門戸の広い転職エージェント&転職サイトをご紹介してきました。
続いては、勢いだけで採用の可能性も広かった20代の頃と比べ、ある程度のキャリアや職歴があるという目で見られやすい40代~50代にとって使いやすい転職エージェント、おすすめの転職エージェントを厳選してみました。
下記で確認していきましょう!
■40代~50代におすすめの転職エージェント■
- リクルートエージェント
- リクナビNEXT
- doda
- type転職エージェント
基本的に、幅広い層向けに門戸が広い転職エージェントは、40代でも50代でも利用しやすさに期待できます。
その中でもリクルートエージェントやリクナビNEXTは特に、幅広い世代が広く利用しやすいという雰囲気・強みがわかりやすくあるサービスとなります。
dodaについては、転職エージェントとしても求人検索サイトとしても両方の使い方ができることから、ある程度経験を積んでいる40代~50代の方にも使いやすい(好みのやり方で使える)ところが適しています。
dodaは大手企業~ベンチャー企業、高収入案件、ハイキャリア案件、そして非公開求人も豊富に取り扱っていることからキャリアに自信がある40代~50代や、さらにキャリアアップを目指したい40代~50代にもおすすめです。
type転職エージェントは比較的自由にマイペースに転職活動を進めやすい転職エージェントなので、忙しい合間に転職活動を進めていきたい40代~50代におすすめです。
type転職エージェントは、強みとして扱っている業界がある程度絞られている系の転職エージェントでもあるので、そこに希望の業界ががっちり当てはまっている方なら満足度も高まりやすいのではないでしょうか。
転職エージェントというのは基本的に複数を同時進行で利用していくような使い方よりも、気に入るところを1つだけ選んで利用したり、転職エージェント+求人検索サイト1つずつ程度で、情報や応募案件を管理やすいように利用していくのがスタンダードです。
まずは気になる転職エージェントのサイトなどを確認して『ここが良いかも』と感じるところに登録するのがベストではないでしょうか。
未公開の転職サイトと転職エージェントは何処がある?
非公開求人の取り扱い数や内容が魅力なのは『リクルートエージェント』『マイナビエージェント』『doda』『パソナキャリア』あたりです。
人気の転職エージェント、有名どころが運営している転職エージェントであれば非公開求人は少なからず所持しているのが現在の主流です。
また、非公開ではない公開求人も誰もが知っている大手企業や憧れの企業のものがけっこう普通にあるので(各サイトを確認すれば表示されています)
必ずしも非公開求人だけが良いというわけではありません。
しかし非公開求人は本来企業側が希望して『条件に合う求職者にだけ公開したい』としている求人なので、期待値はある程度高まります。年収が高い案件も、非公開求人のほうがたくさん転がっています。
非公開求人が良いかどうかは自分の状況と企業側が提示している条件次第。非公開求人だから絶対に良いとはいえないものの、選択肢の幅が広がったり、希望よりもずっと良い条件だったり。色々なので、非公開求人の取り扱いが無いよりはあったほうが良い!というイメージです。
ただし!非公開求人はある程度スキルや経験が求められる内容が多くなっています!誰でも応募できる・・・というわけではないのがネック。
それでも問題ない、非公開求人を知りたいという方は『リクルートエージェント』『マイナビエージェント』『doda』『パソナキャリア』あたりから利用する転職エージェントを検討してみるのはいかがでしょうか。
IT向け転職サイトと転職エージェント
基本的に幅広い層が利用できるコンセプトの転職エージェント&転職サイトなら、特定の業界ではなく各種業界の求人を取り扱っています。
転職エージェントのアドバイザー在籍数も限りがあるので、全員が全員全てを把握しているわけではなく、『この業界のことに詳しいアドバイザー』や『この業界とコネクションを構築しているアドバイザー』というのも存在します。
視点を変えれば、自分が特定の業界だけを希望している場合、担当のアドバイザー次第では特別専門知識があるわけではない・・・という状況でサポートを進めていく可能性もあるということです。
だから何がダメということはないのですが、専門性を求める転職希望者からすれば『どうせなら専門性があるアドバイザーがいいよ』ということを感じる可能性は否定できません。
特に専門性を重視する方が多い傾向があるのが『IT業界』です。
IT業界の求人は、大手の転職エージェントなら大抵の場合取り扱っています。
ただ『IT業界に特化した転職エージェントを利用したい』ということなら、条件は変わってきます。基本的に有名大手の転職エージェントはITだけでなく様々な業界の求人を取り扱っているから、特化できていません。
IT業界に特化している転職エージェントがいいなら!おすすめなのは、実はマイナビが提供しているサービス、『マイナビエージェントIT』です。
先ほどご紹介したマイナビエージェントとの違いは、こちらは『IT業界特化路線』ということです。
ここに在籍しているアドバイザーはもちろんIT業界に特化している、ITの知識がある精鋭なので安心して相談することができます。またIT業界の動きにも精通していることから、その時々でしっかり時流を読んでくれたり、専門的な話もできたりします。
IT業界に転職を希望していて、特化型ではない普通の転職エージェントを利用したとしても基本的に満足度は高まりやすいです。
しかしIT業界に特化しているほうがいい、専門性の強い仕事をしたい、こだわりがあるという場合には特化型を利用するのもありです。
そのときにはマイナビエージェントITがきっと力になってくれます。
通常のマイナビエージェントと同じく、サポート体制は抜群。アドバイザーも親身になってくれます。
転職サイト・転職エージェント・求人サイトの違いってなに?
転職サイト、転職エージェント、求人検索サイト・・・今回ご紹介した中でも色々と用語が出てきました。
上記は転職活動時に耳にしたり目にしたりする用語の代表格ですが、それぞれはどういうものなのかというと!実は100%明確な定義があるわけではありません。
しかし基本的に『転職サイト』は、求人を自分で検索するスタイルのサイト(求人検索サイト)も、アドバイザーがついて求人を紹介してくれるエージェントスタイル(転職エージェント)も、どちらのことも指します。
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■転職エージェント■
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『転職エージェント』は、アドバイザーがついて求人を紹介してくれるスタイル。
今回ご紹介している中だと、リクルートエージェント、マイナビエージェント、doda(求人検索サイトでもあり)、パソナキャリア、type転職エージェントです。
利用の流れはシンプル。最初にサイト上から必要情報や職歴などをフォームの指示に従ってWEB登録すると、アドバイザーから連絡がきます。そしてまずはアドバイザーとやり取りをして直に面談したり、電話面談やオンライン面談をしたりします。
面談の中で希望条件や現在の状況などを打ち合わせしてさっそく求人を提案してもらったり応募したり。希望する方には書類添削や面接対策の指導もしてくれます。
面談方法や指導内容の濃さは転職エージェントによって色々ですが、アドバイザーと二人三脚で進めたかったり、転職活動でメンタルがズタズタになりそうと感じたりしている方におすすめです。
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■求人サイト■
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『求人サイト』はその名の通り求人を検索するサイトです。
転職している層向けに特化した求人検索サイトもあれば、新卒向けに特化した求人検索サイトもあったり、アルバイト情報中心で正社員ではなくアルバイト求人を探している層向けに力を入れた求人検索サイトもあったりします。
このように、求人検索サイトが指す範囲やジャンルはけっこう広いです。
転職活動で利用する場合は、基本的にアドバイザーがつくわけではないので自発的に利用しなければ転職活動は進みません。ただ、マイペースに進めたい方やとりあえず求人情報を知りたい方には◎
転職活動に特化した求人検索サイトだと、転職活動に必要なノウハウ(書類の書き方、自己PRの仕方、面接時のマナーなど)をコンテンツとして記事で配信しているケースがほとんどなので、自発的に知識を吸収することもできます。
ただ求人情報を検索できるだけでなく、けっこう便利なのが魅力です。
エージェントとマイペース検索ならどちらの転職活動がメリットが大きい?
転職エージェントのサポートを受ける転職活動と、マイペースに求人情報を探して応募し、自分で直接応募先企業とやり取りする転職活動。どちらのほうがメリットに期待できるかというと!月並みな回答ですが、ニーズ次第です。
サポートしてもらいたい、サポートしてもらったほうが頑張れるという方もいれば、転職活動のやり方自体がわからなすぎてサポートを受けて練習したり改善したりしないと転職活動がスムーズにいかなさそうと感じる方もいます。
反対に、「アドバイザーのサポートとかマジで勘弁!自分でできる」という方もいます。
自分の性格や目的、そして今転職活動で悩んでいること・困っていることがあるならその内容に合わせて、最適なほうを選択するようにしましょう。
どちらもそれぞれの良さメリット、強みがあります。
天秤にかけてどちらが良いかではなく、良さはニーズ次第という感じです。
転職サイトを選ぶポイント『非公開求人は重要?』
非公開求人については先ほど触れた通りですが、非公開求人の多さをアピールポイントとしている転職エージェントの多さから考えて、根本的に非公開求人は転職希望者にとって『魅力である』と判断できます。
転職希望者ではあっても非公開か公開かにこだわりがない、とりあえず今より給料が少しでも上がる職場に転職したい的な、ジャンルや職種にそこまで興味関心がない層からしたら非公開求人だからどうのこうののメリットはなかなか感じる機会がありません。
つまりは非公開求人が重要かどうかは自分の求めるもの次第ということになります。
現時点で非公開求人にメラメラ意欲を感じないのであれば、特段こだわらなくても、それで転職活動に影響を与える可能性は低いかも。
ただ、キャリアや経歴次第では非公開求人に着目したほうが良いケースもあるので、気になるようなら求人検索サイトではなく(求人検索サイトでも条件を満たす方にだけ公開される非公開求人の取り扱いはけっこうあります)転職エージェント=アドバイザーに確認してみるのがおすすめです。
ハイキャリア転職・高収入求人が気になる方におすすめの転職サイト
ここまでご紹介した転職エージェント、転職サイトは未経験~キャリア・職歴充分な方まで、幅広い層がみんな使える総合型です。
それに対し転職エージェントの中にはハイキャリア特化型や、高収入案件特化型の転職エージェントもあります。
そういうところは、求められるスキルや経歴の内容も厳しいです。
高収入に惹かれて未経験者が利用しようとしても『紹介できる求人は無い』と回答される可能性もあるので、下手に関わるとモチベーションが低下しやすくなるサービスでもあります・・・。
このような転職エージェントが向いているのは、やはり自分のスキル・経歴に自信がある方!
年収500万円以上の仕事に狙いを定めるなら『ビズリーチ』
高収入求人や、いわゆるハイクラス求人と呼ばれる企業への入社を目指したり、それからキャリアを活かしたり(バリキャリの方のステップアップ)という希望がある中で活躍してくれる転職サイトが『ビズリーチ』です。
CMなどもけっこう展開しているので、ハイクラス転職サイトの中では比較的知名度も高いのではないでしょうか。そしてもちろんニーズに適している場合の支持率も凄く高いです。
基本コンセプトは管理職、専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職サイト。
ここまでご紹介した転職サイト・転職エージェントとの違いは、ビズリーチの場合、ユーザーのほとんどがスカウトきっかけに入社先(転職先)が決まっていることです。
そう、ビズリーチは登録するとスカウトが届くのです。
スカウトは職務経歴書に興味を持った優良企業やヘッドハンターから送られてきます。ビズリーチの登録ヘッドハンター数は3,900人。日々忙しい中での転職活動も、ビズリーチならスカウトメインだから使いやすいです。
ハイクラス転職を目指す方にとにかくおすすめです。
ハイキャリアの転職なら『キャリアカーバー』
『キャリアカーバー』は、名前には入っていませんが実はリクルートが運営。ハイクラス&エグゼクティブ限定の会員制転職サイトとなっています。
■ここが凄いよキャリアカーバー■
- 年収800万~2000万円求人多数
- 登録後はスカウトを待つだけ(ヘッドハンターが求人を紹介)
- 企業側に情報は閲覧されない(ヘッドハンターにのみ公開)
- 求人はある程度自分でも検索できる(ただし大抵の場合社名は会員のみに公開)
キャリアカーバーに登録したら、あとはヘッドハンターからのスカウトを待ちましょう。
登録した情報(匿名です)を閲覧するのは、キャリアカーバーのヘッドハンターだけです。
企業側には公開されないので安心して利用することができます。
キャリアカーバーのヘッドハンターは厳選した優良なヘッドハンターだけ!運営会社(リクルート)への信頼感もあり、特にキャリアに自信がある層からの支持率が高いです。
非公開求人も豊富に取り扱っています。
公開求人を一部ピックアップすると、HONDA、DMM.COM、三井不動産などの大手企業が色々!ハイキャリア転職を目指すならぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
海外転職を目指すなら『JACリクルートメント』
『JACリクルートメント』は管理職、技術職、専門職の転職案件を中心に取り扱っている転職エージェントです。
公開求人を一部ピックアップするとレゴジャパン株式会社、プロクター・アンド・ギャンブル、Asahiなど。公開求人もありますが、基本的には大手&高収入系の非公開求人が中心です。
ハイキャリア転職をサポートする転職エージェントということで、アドバイザーがカウンセリングをして求人を提案していくスタイルになります。
ハイキャリア転職系のサイトやサービスだと、ある程度ユーザー側が自発的に頑張る系(書類作成や面接対策など)のところが中心ですが、JACリクルートメントはサポート体制が充実しているのが特徴です。
書類作成や面接対策のサポートもばっちりあります。
また、英語が話せること必須の求人や、海外求人の取り扱いもあり、海外志向の方には使いやすい転職エージェントに該当します。
キャリアに自信がなくても利用しやすい転職サイトは?
正直なところ自分のキャリアに自信がない方には、ハイキャリア転職サイトは向きません。
ヘッドハンターがいる系だったらそもそもスカウトが来なかったり、アドバイザーがいる系だったら『紹介可能求人が無い』と言われてしまったりします。
ハイキャリア転職サイトを使って満足度が高まるのは、それだけキャリアや自分の能力に自信がある方ということになります。
それではキャリアに自信がなくても利用できる、親身になってくれる転職サイトは?というと、リクルートエージェント、リクナビNEXTあたりです。
転職活動のやり方が一切分からない、自分で情報収集するのも不得意、誰かに教えて欲しいということであれば転職エージェントを利用したほうが良い可能性もありますが、職歴自体が一切(アルバイト含む)なかったり、長く無職期間があったりする場合には行政が実施する就活セミナーや、ハローワークに相談したほうが、経歴を含めて受け入れてくれる企業・求人と出会える可能性が高まります。
実際、転職エージェントの悪い口コミというのは『せっかく登録したのに求人を紹介してもらえなかった』というものがゼロではありません。
これは転職エージェント側が意地悪をしているわけではなく、本当に紹介できる案件(希望などに適した案件)が無かったということです。
求人情報はある意味生き物というか、合う求人が出ていることもあればそうではない時期もあります。
特にキャリアに自信がある層と比べると、未経験やキャリアに自信がない層が不利になる可能性があるのは仕方がないもの・・・。
ということで本当にまったく自信がないときには、行政のセミナーや就活イベント、そしてハローワークに相談に行くほうが満足度が高まりやすいです。
まったく職歴が無い、引きこもっていたなどの事情がある方の就労をサポートするノウハウは、民間企業が運営している転職エージェントよりもハローワークのほうがあります。
■未経験・自信がない方にも意外と便利?求人検索サイト■
メンタルが弱いと、例えば書類選考でダメだったら傷付いて転職活動自体をあきらめたくなる・・・というケースはよくあります。
ただ、企業から書類で落とされたところでそれが全ての評価ではないので、あまり気にしないのが◎
あまり気にしないでいられるorやる気がめちゃくちゃあるという方には、未経験やキャリア無しに関わらず求人検索サイトがけっこうおすすめです。
求人検索サイトは自発的に調べて応募するので、モチベーションが高くないと使いづらいかもしれませんが、自分で好きな企業を選んで応募できるというメリットがあります。
今回ご紹介しているリクナビNEXTもそうですが、転職活動用に作られている求人検索サイトはかなり利便性が高く、デザインも良く、使いやすさがあります。
WEB履歴書や職務経歴書は登録でき、それを繰り返し応募時に使用できますし、サイト内のメールボックスで企業とメールのやり取りができます。
たくさん応募すればそれだけ面接や採用に繋がる確率が上がります。これは未経験やキャリア無しの場合においても同じです。
また、転職エージェントを利用する場合よりマイペースにできるのが良いところ。
ガッツがあるなら求人検索サイトオンリーでの転職活動もありです!
実際フリーターとしての職歴しかなかったけど、正社員として事務職や営業職に転職できたというユーザーもいます。
あとは転職エージェントを利用するとしても、求人検索サイトを利用するとしても、とにかくすぐに諦めないことが大切です。仮にダメでも、それが人間としての評価だとは思わない、落ち込まないことが大切です。
数打てば当たるの精神で進めれば、未経験やキャリア無し状態からの転職も、色々と可能性は高まります。
『まとめ』転職サイトを活用して希望条件を満たす転職を実現しよう!
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