キングダム最強キャラおすすめ人気ランキング

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キングダムについて解説

中国の歴史で戦国七雄時代に中華統一を目指した秦国を中心に描いたマンガであるキングダム。キングダムは大人気のマンガとなり、これまで電子版と併せると総発行部数は6000万部を超えています。

ストーリーは秦の始皇帝が中華を統一までの物語となっており、始皇帝である政が国内で力を保有していない時代に天下の大将軍を目指す下僕の信と出会ったことから始まります。政は国内の反乱を自らの力で次々と鎮めていき、信は秦以外の6か国と戦い、勝利を積み重ねていきます。戦いの中で秦国の中にいる将軍や同年代のライバルに出会っていく信。また国内だけでなく、他国にも強い将軍がたくさんおり、大規模な戦いが次々と起こっていきます。キングダムはマンガとしては王道のバトルマンガとなっており、史実に基づいたストーリーとなっている点も他のマンガと異なる魅力となっています。

キングダムのマンガの発行部数は単行本だけで、4500万部を超え、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞も受賞。その人気からマンガだけでなく、2012年の6月からアニメがスタートしました。2020年の4月からは第3部の合従軍編がスタートすることも決まっています。NHKの総合テレビで放送されるということからも多くの人に受け入れられるアニメであることがわかりますよね。

また、キングダムは映画化もされています。2019年に4月19日に公開され同年の映画興行収入ランキングでは海外映画も多くランクインする中日本国内で9位を記録しました。主役の信を演じたのは大人気俳優の山崎賢人さん。そのほかにも長澤まさみさんや橋本環奈さんなど今人気の女優や、大沢たかおさんや要潤さんなど実績のある役者も数多く出演しました。役者の豪華さはもちろんですが、キングダムの映画は撮影のスケールの大きさも魅力の1つ。原作を再現するために一部の撮影は実際に中国まで行き撮影されていたり、劇中に登場する軍隊は何千人もの人が参加をしています。映画の口コミの中にもスケールに圧倒されたという声や、迫力のあるバトルシーンを存分に楽しむことができたという意見が多く、完成度の高い映画となっています。

作品名 キングダム
作者 原泰久
連載誌 ヤングジャンプ
初掲載 2006年9号
発行部数 4700万部

キングダムは大人気漫画であり、Twitterなどにもたくさんの口コミがあります。

https://twitter.com/yaou_kanamizu/status/1240574263477669891?s=20

キングダムの口コミはストーリーに関するものだけではなく、キャラクターの魅力や、さらにはビジネスマンにも使える成功の秘訣があるという声も多いです。マンガやアニメの枠だけに収まらない点もキングダムの魅力となっています。

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キングダム最強キャラおすすめ人気ランキング25

ここからはキングダムの最強キャラおすすめ人気ランキングを紹介していきます。このランキングは単純な武力のみの比較ではなく、戦略を立てる能力や自らが率いている軍の総合力を含めてランキングを作成しています。そのためランキングに含まれているのは自分が軍を保有しているキャラクターのみです。キングダム好きやこれからキングダムを視聴したいと考えている方は参考にしてみてください。

25位 項翼

項翼はキングダムの合従軍との戦い前から登場した楚の若き千人将です。中華の中でも名刀と言われている莫揶刀の使い手であり、合従軍との戦いでは秦の大将軍である騰と一時的に互角に斬り合うなどポテンシャルの高さが伺えました。また、項翼は同年代の弓矢を使う白麗との連携が非常に優れており、お互いの隊員を入れ替えながら戦うことが可能です。

項翼は史実では登場した記録はありません。そのため、信と同年代の将軍を登場させて物語を盛り上げるという役割を担っている可能性は高いです。しかし、項一族は中国の歴史の中でも名家であり、項翼もその一族の出身の可能性もあります。

キングダムでは現在秦と趙との戦いが中心に描かれており、楚の様子はあまり描かれていません。そのため項翼は合従軍との戦いの後はキングダムのストーリーに全く登場していませんが、信と同年代ということもあるのですでに五千将、もしくは将軍に昇格していてもおかしくないですよね。趙との戦いが終わった後は楚との戦いが中心になることが予想され、信や蒙恬との再戦があるのか注目です。

24位 凱孟

魏の中でも王騎をはじめとした秦の六将や趙の三大天と同じ時代に活躍した魏火龍七師のメンバーの1人である凱孟。巨大な体格から矛をふるいこれまで百を超える将軍を倒してきました。しかし、頭が良いとは言えず、凱孟自身は戦略などを立てることができないため、自身の軍には優秀な軍師を置いています。また、自分が強いと証明することだけが戦いの目的と考えており、王騎からは守るものができたら戦うと言われ、直接対決を避けられてきました。

凱孟は魏の中でも優秀な将軍でしたが、魏火龍の7人の中で呉慶を除く6人が2手に分かれて戦争が開始。凱孟が所属した方が勝利しますが、この対立が原因となり、地下牢に14年間もの間閉じ込められてしまいます。出獄のきっかけとなったのは秦や趙と比較して力の劣ると判断した第1将の呉鳳明が魏火龍の力が必要であると判断したためです。

凱孟は復帰の初戦で飛信隊と対決。信と2度直接対決を行いますが、どちらも痛み分けという結果に終わっています。今後秦が魏に侵略していく際に2人の直接対決が再びみられることを期待したいですね。

23位 慶舎

慶舎は趙の将軍で李牧から絶大な信頼を得ていました。趙の三大天は2人しかおらず、最後の1席に最も近い存在と言われており、合従軍の戦いでは事実上趙軍の指揮を任されています。慶舎は自らが先頭に立って軍を引っ張ていくタイプの将軍ではなく、その知略で軍を指揮するタイプの将軍です。沈黙の狩人と呼ばれており、自らが用意した罠に相手を引きずりこみ蜘蛛のように相手を絡めとります。

慶舎は合従軍の戦いでは秦の麃公将軍を相手に互角を見せ、黒羊丘の戦いでは桓騎と対決。桓騎が用意した仕掛けをかわすなどその実力を見せつけました。しかし、最終的にはこの黒羊丘の戦いで戦略の立て直しを図るために逃亡していた慶舎に対して、飛信隊が追撃。信と一騎打ちになった慶舎はここで討ち取られてしまいました。そのため、個人の武力は将軍の中でも高いほうではなかったと言えます。

黒羊丘の戦いの敗北を受け、慶舎の部下であった副将の金毛と側近の岳嬰(がくえい)はその後の朱海平原の戦いで飛信隊を目の敵として戦いを挑みますが、惨敗。慶舎が敗れたことに加えて、2人の将軍を失った趙軍には大きな痛手となってしまいました。

22位 蒙恬

キングダムのマンガの中で主人公の信と王賁の同世代であり、秦の中で大将軍を狙っているのが楽華隊の蒙恬です。蒙恬は名家の生まれであり、祖父の蒙ゴウ、父の蒙武とどちらも大将軍となりました。祖父や父のような巨体ではありませんが、蒙恬は小回りが利き、武器は剣を使います。さらに、秦の総司令官である昌平君の軍略を学ぶ学校を首席で卒業。昌平君からもその才能は底が知れないと言われるほど戦略眼に優れており、現場ではもちろん、将軍が集まる会議でも積極的に発言するなど多くの将軍から信頼を集めています。

蒙恬がこれまで最も活躍したのは王翦が総大将を務めた朱海平原の戦いです。李牧の作戦により早々に追い込まれた秦の左翼で持ち前の戦術眼をいかんなく発揮。左翼の立て直しを行っただけではなく、右翼が勝利するまでの間の時間稼ぎとして膠着状態を維持しました。王翦から暫定ではありますが将軍に任命され、李牧と私の間に割って入るほど戦いを理解していると評されるほど信頼をされています。

史実から見ても今後蒙恬はますます活躍することが予想され、信とともに新たな秦六将に名を連ねる可能性は高そうですよね。

21位 オルド

燕国の第1将を務めるオルド。かつて燕には楽毅と劇辛という2人の大将軍がいましたが、それぞれ戦で死亡してしまい、強い将軍がいなくなってしまいました。そこに登場したオルドは50を超える山岳族をまとめる王であり、山での戦いで戦略を立てることに優れた武将です。

史実をみてもオルドという名前の将軍が登場することはないため、キングダムの中のオリジナルキャラクターであることが分かります。

オルドが最初に登場したのは合従軍の戦いで、燕の総大将として秦の将軍である王翦と対峙。鉄壁の要塞を構築し、守りを固める王翦に対して、オルドが率いる山岳族が攻め入り、戦いを優位に進めていたかに思われていました。しかし、後一歩で国門を落とせるというところで王翦が背後を取り、主力部隊が全滅。王翦の罠にはまったオルドは合従軍戦の戦犯扱いされることになってしまいました。その後も秦が趙に攻め込んだ隙に趙の一部を侵略しようとしたところを将軍である司馬尚に防がれるなどあまり目立った活躍がありません。武力は高いと予想されるため、今後信たちと戦うのか注目です。

20位 羌瘣

飛信隊の副将を務める羌瘣ですが、作品中では三千人将であり、独自の軍を持っているため今回はランキングに含めました。幼い頃は蚩尤(しゆう)と呼ばれる伝説の暗殺集団の後継者候補だった羌瘣。そのため呼吸と呼ばれる特殊な技を使い、呼吸を使っている間は通常時よりも強い力で相手と対峙することができます。飛信隊に軍師の河了貂が加入するまでは戦略を練る担当をしていたこともあり、武力に加え、優れた戦術眼も持ち合わせています。

羌瘣の活躍が最も目立ったのは姉の敵である幽連との戦いです。蚩尤の後継者を決める戦いで姉を幽連に殺された羌瘣は復讐のために生き、一時飛信隊を抜けることを決意します。幽連との戦いで序盤は圧倒さていた羌瘣でしたが、飛信隊の仲間の姿が思い浮かび、秘儀を発動させることで勝利を収めました。この戦いの後再び飛信隊に戻った羌瘣はさらに実力を発揮。副将として信のサポートも行うなど軍になくてはならない存在となっています。

史実では将軍として活躍していたという記述もある羌瘣。信と結婚するのかという点なども含めて話題性の高いキャラクターです。

19位 呉鳳明

魏国の第1将を務める呉鳳明は異質な将軍です。戦略を練り、軍を動かすことを得意とするタイプの将軍であるだけではなく、自ら武器を開発し、戦場に持ち込むことで戦いを有利に進めることもあります。また、魏が強くなるためであれば投獄されていた魏火龍を牢から出すこともいとわず、常に国のことを優先して考えることができる柔軟性を持ち合わせています。

呉鳳明は合従軍の戦いで大活躍。自らが制作に加わった巨大な井闌車や床弩の武器を使い秦の国門である函谷関を攻め、共同で戦っていた韓の将軍成恢が討ち取られた後も冷静に戦い続けます。その活躍を李牧も評価しており、この戦いの後に各国に呉鳳明の名前が知れ渡ることになりました。この戦いの後、秦は本格的に魏の侵略を開始。大将軍である騰を相手に一歩も引かない攻防が続いている状況です。

史実を見ると呉鳳明と言う将軍は存在しません。魏が滅んだときには有能な将軍はほとんどいなかった様ですが、秦軍に最後まで抵抗していたということで、キングダムでは呉鳳明がこの役割を果たすことになりそうです。

18位 暁雲

昔の趙三大天の1人である藺相如(りんしょうじょ)の部下である暁雲は圧倒的な武力を有する将軍です。藺相如は軍略を練ることや仲間からの信頼を集めることは得意でしたが、自ら戦う武力は持ち合わせていませんでした。そのため、暁雲は藺相如の軍勢の武力一手に担う重要な役割を果たしていたのです。本来は本能型の武将ではありますが、藺相如から軍略の知識も身につけられており、両方の戦い方ができるという点も強さの1つとなっています。

暁雲の武力は朱海平原の戦いで秦軍を追い詰めます。飛信隊は暁雲に対して互角に渡りあいますが、玉鳳隊が追い詰められたり、王翦軍の第1将である亜光将軍が討ち取られたりと暁雲が力を発揮。最終的には王賁が一騎打ちで暁雲の心臓をついたことで勝負が決しました。暁雲は死に際に信と王賁に中華を統一したいなら最後まで刃を下ろせという言葉を残しており、敵でありながら信念を持って戦った魅力的なキャラクターでした。

史実では藺相如が存在していたことは確かですが、暁雲に関する記述などはありません。そのため暁雲はキングダムのオリジナルキャラクターであると言えます。

17位 王賁

信と蒙恬の同世代でありキングダムの主要キャラクターの王賁。独立遊軍玉鳳隊のトップであり、将軍である王翦の息子です。戦闘においては槍を使い、その実力は中華でも5本の指に入ると言われています。また、優れた戦術眼も持ち合わせているため、自ら作戦を練り、戦を勝利に導くなど軍略を立てる腕も秦国内で屈指の実力者です。

王賁がこれまで最も活躍したのは魏の奢雍(ちょうよう)を落とした戦いです。この戦いは騰が将軍を務め、飛信隊も戦いに参加しましたが、戦全体の戦略は王賁が練りました。自らが練った作戦で戦を勝利に導いただけでなく、この戦いで中華最強の槍使いである紫伯と対決。最初の戦いでは相手に圧倒されますが、2回目の対決で紫伯の槍を完全に見抜き、勝利を収めます。この対決で王賁の槍の実力が中華に知れ渡ることになりました。その後の朱海平原の戦いでも暁雲を討ち取る戦果を残し、将軍に昇格することはほぼ確実となっています。

王賁は史実でも大活躍した将軍であり、秦が中華統一を成し遂げるために欠かせない存在です。特に魏との戦いで大きな功績を残したという史実があるため、今から魏との戦いが楽しみですよね。

16位 司馬尚

キングダムでは1度しか登場していませんが、実力は中華屈指であると予想される司馬尚は趙の将軍です。李牧が一度三大天に任命していることからも実力の高さが分かります。しかし、司馬尚は中央の命令を拒否し続けており、自分の城である青歌城に敵が攻め込んでこない限りは軍を動かすことはありません。

キングダムは秦が趙に侵攻するすきに、燕のオルドが青歌城を攻め込んできたため、司馬尚が出撃。見事に撃退することに成功しています。まだ、顔も出てきていませんが、今後どのような活躍をするのか期待が集まります。

史実では司馬尚は趙の将軍として秦軍と対戦したという記録が残されています。鄴攻略が終了した後に滅亡の危機を迎えた趙が紀元前229年に邯鄲へ攻め込んできた秦軍を相手に李牧と司馬尚が応戦。秦は直接の戦いでは李牧や司馬尚相手に苦戦し、なかなか邯鄲を落とすことはできなかったということから実力の高い将軍であったことが判明しています。

15位 麃公

秦の将軍である麃公将軍は大将軍の王騎と並ぶ実力者です。かつては六大将軍になる依頼も受けたことがありますが、自身は六大将軍のように戦場に夢を抱いていないという理由でこれを拒否。しかし、その後も秦のために戦いを続け、多くの戦を勝利に導きました。麃公将軍は本能型の極みにいる武将であるため、感覚に頼った戦い方をします。そのため、軍の基本を理解していないことが仇となり大敗する部隊が出てくる一方、あり得ない勝利で戦況を一変させる力を持っています。同じ本能型の武将である信のお手本となる存在です。

麃公将軍は合従軍との戦いで信とともに趙軍を相手に互角の戦いを見せ、さらには南道にひっそりと軍を送っていた趙の動きを見逃さずに自ら追いかけていきました。麃公将軍が趙軍の動きを見逃していれば秦は滅んでいた可能性が高いでしょう。趙軍との直接対決でも李牧が誰も見極めることができないと言った流動を感覚だけで攻略。李牧と直接対峙することに成功しました。しかし、李牧の前に待ち構えていた龐煖の前に敗北し、死亡。自らの意思は後継者の信に引き継がれてくことになります。

14位 昌平君

秦の総司令を務める昌平君は軍に関する全ての権限を保有しています。昌平君が次にどの国のどの都市を攻めるのかを決定し、その指令に従い蒙武や王翦などの将軍は戦います。合従軍の戦いでは圧倒的に不利な状況で秦が生き残るための戦略を練ったり、趙の攻略が難しくなる前に王都圏の鄴を陥落させるための作戦を立てたりと秦の中でなくてはならない存在です。

昌平君は元々呂不韋の四柱の1人でしたが、合従軍の戦いを境に徐々に大王側につくようになり、政と呂不韋の最終決戦で完全に政の味方となりました。この戦いでは咸陽を守るために昌平君自身も戦闘に参加。これまで明かされていなかった武力も判明し、その実力は幼い頃は蒙武に匹敵するほどの力を持っていました。昌平君の参戦もあり、政は秦の国内を統一することに成功。本格的に中華統一の目標に向かうことになりました。

秦の総司令を務める昌平君ですが、史実では秦を裏切り楚の王様として秦と戦うことになります。史実再現となり、秦と戦うことになるのか今後の展開が気になるところですよね。

13位 信

キングダムの主人公であり、飛信隊の隊長である信。元々は天下の大将軍を目指す下僕の少年でしたが、秦の国王政との出会いがきっかけとなり軍に入ることができました。その後大将軍である王騎との出会いや飛信隊の仲間と出会うことで成長。百人将から始まり、現在は将軍になる一歩手前まで上り詰めています。

信は最初に登場したときは同じ下僕であった漂から受け継いだ刀を使っていましたが、その後矛に武器を変えます。そして、趙との戦いからは六大将軍である王騎将軍の矛を使い始めました。印象的な戦いはやはり、趙の三大天である龐煖との戦いです。最初に戦ったのは百人将の時で、次が合従軍戦でした。そして朱海平原の戦いでついに長年に渡る戦いに決着がつき、龐煖を討ち取ることに成功しました。

信は史実では李信という名前の将軍であり、実在した人物です。出身などの情報が一切不明な将軍ですが、中華統一に貢献をしたことは間違いありません。史実では信はこの後の戦いで大敗をすることになっており、どのようにストーリーが展開されるのか気になるところです。

12位 騰

騰は元々王騎軍の副将でしたが、王騎が龐煖に敗れたことにより軍の全権を握り、将軍の座につきました。王騎の副将を務めていた時代から実力は非常に高く、剣を用いた戦闘能力は秦の中でも随一です。また、王騎軍には騰以外にも優秀な将軍が多数います。第1将を務める録嗚未も高い戦闘能力がありますし、第2将を務める隆国は軍略を練ることにも優れた将軍です。かつて中華最強を誇った王騎軍は現在の秦においても重要な戦力であることに変わりはありません。

騰が活躍したのは合従軍との戦いです。最も戦力の多い楚の軍隊と対峙し、楚の将軍である臨武君に勝利しました。さらにその後は楚の第二将を務めた媧燐と対峙。この戦いで追い詰められた騰は王賁と蒙恬に現場の指揮権を預ける柔軟な対応でなんとか楚軍を食い止めることに成功し、合従軍を勝利に導きました。

騰は史実でも登場しますが、王騎軍の副将を務めていたという記録は見られません。また、今後6国を滅ぼす際に重要な役割を担うことになり、新たな六大将軍の1人として活躍する可能性は高いでしょう。

11位 桓騎

残忍な性格の持ち主ですが、六大将軍に匹敵するほどの実力を持つと評される桓騎将軍。戦に勝利するためであれば一般市民を殺したり、略奪や凌辱を繰り返します。元盗賊であり、桓騎の部下は元盗賊団の頭が集まったチームです。戦闘能力に秀でている部隊や拷問を専門にする部隊、騎馬での戦いを得意とする部隊など様々な個性を持ち合わせ、敵に対して柔軟に戦術を使い分けることができるのが桓騎軍の魅力となっています。

桓騎が最も活躍したのは趙の黒羊丘を飛信隊とともに攻めた戦いです。この戦いでは趙の慶舎の弱点を素早く見抜き、相手を追い込むことに成功。さらに、黒羊丘の戦いのカギを握ると考えた敵将紀彗の弱みを知ると黒羊丘にある村の住民を全員惨殺。このことが許せなかった信とは対立することになりましたが、結果的に開戦前の予想をはるかに下回る兵の損失で戦いに勝利することになりました。

史実では桓騎はこの後趙の城を次々と陥落させ、李牧と対決することになります。キングダムでは李牧は桓騎の弱点を見つけたと述べており、この戦いがどのような結末を迎えるのか気になるところです。

10位 楊端和

秦の西の山を支配する山民族のトップである楊端和は女性の将軍です。これまで分裂していた100以上の山民族を1人でまとめ上げた実力者であり、戦闘においてもかなりの実力者となっています。政が自身の危機に楊端和に助けを求めたことから秦との同盟が開始。合従軍の戦いでは陥落しかけた蕞をギリギリのところで救出する活躍を見せたことで大将軍の称号を手にしました。

楊端和は朱海平原の戦いに連合軍の3将の1人として参加。遼陽を拠点とする山民族の祖先である犬戎の一族を相手に自らを犠牲にしながら城を乗っ取り、最終的には壁との共闘で相手の将であるロゾを討ち取ることに成功しました。この戦いでは楊端和の戦闘シーンは少なかったですが、バジオウやダントなど山民族の戦士の活躍が見立ち、楊端和は軍としても強力であることも判明。今後新たな六大将軍に選出される可能性もありそうです。

楊端和は史実にも登場しますが記述は非常に少なく、王翦や桓騎とともに鄴を攻めたこと、王翦や羌瘣とともに首都の邯鄲を包囲したことしか詳細が分かっていません。

9位 汗明

単純な武力だけであれば、キングダムの登場人物の中でもトップクラスの力を持っているのが楚の将軍汗明です。体が非常に大きく、その巨体から大錘と呼ばれる棍棒のような武器を使用します。自ら中華最強を名乗り、若い頃には秦の六大将軍である王齕と対戦。この戦いで汗明は一撃で王齕に致命傷を背負わせ、撤退に追い込みました。

汗明は合従軍との戦いに楚の第1将として参戦。秦の総司令である昌平君は汗明を討ち取れる武将は秦の中には蒙武しかいないと判断し、蒙武との直接対決に合従軍の戦いの命運をかけることになります。汗明は序盤に蒙武を圧倒。腕の骨を折り、決着がついたかに思えましたが、蒙武が一撃で汗明の頭の半分を割り、決着。合従軍は汗明が敗れることは想定しておらず、函谷関の攻防戦での敗退が決定しました。

史実にも汗明は登場しますが、キングダムとは全く異なる人物で武器を持って戦うことはなく、自らの政策を諸侯に提案する遊説家であったという記録が残っています。この点を踏まえると汗明はキングダムのオリジナルキャラクターと言ってもいいかもしれません。

8位 龐煖

趙の三大天の1人であり自ら武神と名乗る龐煖。武神は人間の感情的な要素を一切排除し、山にこもって個人で修練を積みます。龐煖の武力は凄まじく、矛を使った攻撃は一撃で数十人の兵士を討ち取ることができます。また、趙の三大天ではありますが、軍を率いることはなく、どこにいるか不明なため李牧以外が戦いに招集することができません。

龐煖はかつて秦の六大将軍であった摎を討ち取り、その際に怒り狂った王騎を相手に敗北。武の極みに達していたはずなのに敗北してしまったことが許せず馬陽の戦いで再び王騎と戦います。この戦いで趙軍の力を借りて龐煖は王騎に勝利し、その後の合従軍戦では麃公も討ち取ります。しかし、最終的には信との一騎討ちに敗れたことで再び武の極みに至るための修行を実施。最終的には王騎の矛を手にした信と朱海平原で対戦した龐煖でしたが、敗北し死亡しました。

龐煖は史実において合従軍を率いて蕞を攻めたという記録があります。しかし、いつどのよな形で死んだのかという点は不明で、秦が鄴を攻めたタイミングで史実から消えています。

7位 媧燐

巨大な女性で知略に優れた楚の将軍である媧燐は合従軍の戦いで中華全土にその名が知れ渡ることになりました。秦の将軍である騰と対峙していた媧燐は相手を欺く作戦を次々と実行。秦がこれに対応している間に自分の軍を函谷関の裏側に送ることに成功し、秦をあと一歩で敗北というところまで追い詰めました。

媧燐は自らが戦闘に参加することはなく、作戦を練って相手を追い詰めるタイプの指揮官です。楚軍全体の中でも2番目の規模の軍隊を保有していましたが、春申君の後任で宰相となった李園にその実力が評価され、現在は楚の宰相を務めています。秦の昌平君、趙の李牧に続き、戦いに対する知見の深い媧燐が宰相となったことでこれから楚との戦いが激化していくことが予想されますよね。

媧燐は史実には登場してきません。しかし、キングダム内では媧燐の弟が昌平君であり、将来的にはこのことがきっかけで昌平君が楚に復帰するのではという声が多いです。媧燐と昌平君の関係にも要注目となっています。

6位 廉頗

趙の元三大天の1人である廉頗はかつて秦の六大将軍と肩を並べる強さを誇った将軍です。戦いでは本能型の武将のように自らの感覚を頼りに戦うことができますし、緻密に作戦を立てて相手を攻略する知略型の武将の戦い方もできます。なんでもできる万能な将軍であり、相手からすると非常に厄介です。また、廉頗は四天王と呼ばれる優秀な4人の武将を有しています。中でも際立った活躍をしたのが輪虎です。戦闘では曲がった刀を使い、相手を圧倒する武力を持っています。

一時代を代表する武将の廉頗ですが、趙の国王が変わったことをきっかけに軍隊を引き連れ魏に亡命。亡命した魏で中華の要所地である山陽を守るために秦軍と対峙します。秦は大将軍の蒙ゴウを筆頭に王翦や桓騎を引き連れ魏に侵略。これに対して四天王を中心に廉頗は立ち向かいますが、輪虎が信に敗れるなどの誤算が続き敗北してしまいます。この結果廉頗は魏からも追放されてしまい、今度は楚に亡命する結果となりました。

廉頗は史実にも登場し、キングダムの中でも最も再現性の高いキャラクターの1人となっています。

5位 王翦

秦の将軍であり、かつての六大将軍の胡傷から軍略の才能だけで六大将軍に割って入ることができると評されたのが王翦です。王翦は秦の将軍でありながら、自分の国を作ることを視野に入れており、戦った相手に強い武将がいれば自らの軍に引き入れようとします。性格的には問題がありますが、その実力は確かであり、廉頗との戦いでは森の中に砦を築き相手の侵入を許さなかったり、合従軍では燕のオルドを完全に上回り、相手の主力部隊をせん滅。函谷関の危機には山を越えて楚軍を倒す活躍を見せるなど救世主となりました。

王翦は趙の鄴攻略の総大将を務め、見事にこれを成功させます。趙の国門の列尾で昌平君の作戦が崩壊した秦軍でしたが、その後は王翦の作戦で鄴攻略を続行することを決意。最初は味方からも反発を受けましたが、王翦は鄴に対して兵糧攻めを実行して李牧と直接対決になります。朱海平原の戦いでは信たちの活躍もあり、李牧に勝利することができました。

王翦は史実でも大活躍。趙攻略で功績を残しただけでなく、楚の攻略でも決定的な仕事をします。キングダムでは主人公は信ですが、客観的にこの時代に最も活躍した武将を挙げるなら王翦となるでしょう。

4位 蒙武

武力で言えば中華最強である可能性が高い秦の大将軍蒙武。その巨体から棍棒のような巨大な武器を使い、目の前の敵を薙ぎ払います。武力に振り切っている分、軍略などは一切使えず、どんな相手にも基本的には真っ向勝負。それでも相手の軍略を上回る武力を有しており、馬陽の戦いでは趙の作戦をことごとく武力で圧倒しました。また、父は蒙ゴウ、息子は蒙恬と一家全員が優秀な将軍であるという特徴があります。

蒙武の活躍した戦いは合従軍の汗明との戦いです。この戦いにおいて軍略を練ったのは秦の総司令官を務めた昌平君となっており、蒙武が万全の状態で汗明と一騎打ちができるような体制を整えました。最終的には蒙武が汗明の頭を打ち砕き勝利を収め、合従軍の勝利が確定的に。個人としても中華最強の汗明を打ち破ったということで中華で最も強い武将と称されるようになりました。

蒙武は史実でも秦の将軍として活躍したという記録が残っています。特に楚との戦いでは特筆すべき功績を残したと言われており、キングダムの中でも新たな六大将軍となって大活躍することを期待したいですね。

3位 王騎

秦の六大将軍の中でも最強と呼ばれていた王騎は武力と知略を兼ね備えた最強の将軍です。秦の怪鳥と呼ばれ他国から恐れられ、趙の三大天や魏の魏火龍七師と渡り合いました。また、王騎が先頭に立ち軍を引っ張るときには、その場王騎兵鬼神のごときと言われ、軍全体の力が通常よりも強くなります。

王騎は一度秦軍から退いていましたが、秦王が政になったことで趙が侵略してきた際に出陣。戦いの序盤では趙軍を圧倒していましたが、李牧の戦略にはまってしまい窮地に追い込まれます。しかし、ここから王騎は本領を発揮しました。対峙していた敵将の龐煖を後一歩で討ち取れるというところまで追い詰め、兵も窮地を脱するために死力を尽くします。しかし、敵の矢が王騎に当たったことで龐煖に心臓をつかれて敗北。王騎は死に際に自身の矛を信に渡し、新たな世代に中華統一の夢を託すことになりました。

王騎は実在した人物ではありますが、どのような将軍だったのか詳細は不明です。キングダムの中では圧倒的な存在として描かれており、オリジナルの要素の強いキャラクターとなっています。

2位 項燕

キングダムでは項燕という将軍の名前は一度か二度しか登場していません。しかし、今後物語に登場する可能性は高く、秦の最大の敵となるでしょう。

項燕は楚の大将軍であり、史実では信と蒙恬の連合軍が楚を攻めてきた際に罠にはめ、大敗に追い込んだという記録があったり、総司令官の昌平君を引き抜き楚王として秦に抵抗したという記録もあります。この時代に秦軍に勝利した実績のある将軍は項燕と李牧だけとなっており、この事実からも項燕がいかに強い将軍であったのかが分かります。

キングダムの中では合従軍規模の大軍を起こせる唯一の人物として項燕を匂わす発言があったり、汗明が項燕の副将として活躍したという事実が判明しています。どのような姿でどんな武器を使うのか今から気になりますよね。

1位 李牧

キングダムの最強キャラクターおすすめランキングの1位は趙の三大天である李牧です。秦の王騎と燕の劇辛という2人の大将軍に勝利したことで中華全土にその名が知れ渡り、合従軍を起こしました。李牧は元々軍人であったため武力も兼ね備えていることが予想されますが、最大の強みは知略の高さです。流動と呼ばれる特殊な陣形を使ったり、自らの軍に知略だけでなく本能型の戦いを身につけさせたりと他の軍隊には真似ができない戦い方をすることができます。

李牧の活躍が最も目立ったのは王騎との戦いです。この戦いで李牧は徹底的に情報封鎖を実施し、自らの軍が後から参戦することを王騎に一切悟らせません。最終的には王騎を逃げ場のない土地まで誘導したところで自らの軍を登場させ、趙を勝利に導きます。王騎も李牧の作戦の周到さには圧倒されており、死に際にこれからの中華は李牧を中心に回っていくことになると予想していました。

史実において李牧は戦いで敗れるのではなく、秦が趙王に李牧が裏切り行為をしているという嘘を伝えることで斬首となったという記録が残されており、戦いで李牧を倒すのは難しかったということが分かります。キングダムの中でも今後秦との全面戦争が本格化していくため、李牧の活躍やどのような最後を迎えることになるのかという点に注目していきたいです。

まとめ

この記事ではキングダムの最強キャラおすすめランキング25位を紹介しましたがいかがでしたか。今回のランキングは独自で部隊を保有しているキャラクターのみをピックアップし、ランキングを作成しました。

キングダムは上記以外にも魅力的なキャラクターが多数おり、戦いのシーンも迫力があるため、気になった方は是非マンガを読んでみて下さい。この記事がキングダムのキャラクターの強さについて気になる方の参考になれば幸いです。

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