引越しやることと手続き準備リスト

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引越しやることと手続き準備リスト
引越しが決まったら新居に入り荷物を片付け終わるときまで慌ただしい日が続きます。
引越し日直前になった行動すると、「あ、あれ忘れてた!」といううっかりが発生しやすいので、引越し準備は早め早めが肝心です。

意外とやることが多い引越しの一連準備や手続き。引越し慣れしていないと困ってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、引越しが決まってから引越し完了までにやることを、リストにしつつご紹介していきます。

引越しは準備万端で臨んで満足度を高めていきましょう!

引越しやることと手続き準備リストについて

引越しやることと手続き準備リストについて
引越しでやらなければいけないことは色々ありますが、すぐに全てを片付けられるわけではありません。
それぞれ対応できる目安時期があります。

思い立ったときに一気に片付けることはなかなか難しいのが引越し準備や手続き。時系列順に整理してみていきましょう。

【簡易版リスト】でまずは簡単に「やること」を確認

【簡易版リスト】でまずは簡単に「やること」を確認
準備や手続きの詳細を確認する前に。まずは簡単に「簡易版リスト」で内容を確認していきましょう。

2ヵ月前~やること♦

  • 物件の解約連絡
  • 火災保険の解約
  • 駐車場に契約しているなら解約連絡
  • 新居探しと契約(入居日の3週間~1週間前に契約する方が多い)
  • 引越し業者探しと依頼
  • 粗大ごみの処分業者へ依頼または行政へ依頼

引越し準備や手続きで本格始動するのは、個人差はあるものの引越し予定日1ヵ月~3週間くらい前になることが多いです。

♦引越し1ヵ月~2週間前にやること♦

  • 各種機関への住所変更手続き
  • 固定電話・携帯電話・インターネットの住所変更手続き
  • 役所や行政への手続き
  • 転出手続き
  • 子どもの転校手続き
  • 郵便局の転送サービスの登録
  • 引越しに必要なものの準備

♦引越し1週間前~数日前にやること!♦

  • ライフラインの解約連絡&開始連絡
  • 旧居の清掃
  • 荷造り
  • ゴミ出し
  • 近所への挨拶(必要な場合のみ)

♦引越し数日前~前日にやること!♦

  • 冷蔵庫の中のものを片付ける
  • 冷蔵庫の水抜きや霜取り
  • 洗濯機の水抜き
  • 引越し業者の到着時間の確認
  • キッチンの清掃
  • お風呂の清掃
  • トイレの清掃

♦引越し当日にやること!♦

  • 荷物の搬出
  • 旧居の清掃
  • 電気のブレーカー落とし

♦引越しの後に対応すること!♦

  • 荷物の荷解き&片付け
  • 近所への挨拶
  • 転入手続き
  • 旧居の管轄役所で対応した内容の変更手続き
  • 車関連の手続き

引越し予定日2ヵ月くらい前から始めること一覧

引越し予定日2ヵ月くらい前から始めること一覧
「引越し日」がいつ決まるかは、個人の状況により変わってきます。

進学で引越しが必要なら合格発表のタイミングにより入学の数ヵ月前から準備可能ということもあります。転勤で引越しが必要なら1ヵ月くらい前に決まったり反対に1週間前の直前で決まったりと様々です。

引越しが早く決まったとしても基本的に引越し準備を本格的に始められるのは、引越し予定日の1ヵ月くらい前からです。
それより前に対応できることは限られています。

まずは、引越し予定日2ヵ月前~やること(できること)を表で詳細に確認していきましょう。

♦2ヵ月前~やること♦

やること 概要
物件の解約連絡 ・現在住んでいるのが賃貸物件なら退去日の1ヵ月前には退去連絡をする必要がある。

・連絡を忘れると期間によっては1ヵ月分賃料が発生することもあるので注意。

・退去の連絡は賃貸契約をしたときに説明があった通りの方法で行う。

火災保険の解約 ・火災保険の解約連絡が必要(だいたい引越し予定日の1ヵ月くらい前から受付してくれることが多い)

・契約期間の途中の解約なら保険料が払い戻しされる。

駐車場の解約 ・駐車場を借りているなら解約連絡が必要。

・解約連絡は退去する日の1ヵ月前までとルールで定められていることが多い(これを過ぎると1ヵ月分の賃料負担になることが多い)

新居探しと契約 ・マイホームに引越しする場合や実家に戻る場合を除き、賃貸物件に住むなら不動産屋で新居選びを始めよう。

・契約(初期費用や初回家賃の入金)は、入居日の1~3週間前になることが多い。それより前に契約しようとすると、引越し前から家賃の支払いが必要になる可能性があるので注意しよう!

・早すぎる新居選びもデメリットがあるが、直前すぎても物件が見つかりづらいこともあるので注意。引越し1ヵ月前くらいから不動産会社に相談するのが無難。

引越し業者探しと依頼 ・マイホームが決定したら引越し作業を依頼する引越し業者を選ぼう。

・物件の決定と引越し業者選びは順番が前後しても基本的に問題ない。(住む街が確定しているなら、新居の住所が確定していなくてもおおまかな住所を伝えて先に引越し業者に依頼することは可能)

・依頼方法は引越し見積もり一括比較サイトor引越し業者のホームページ経由が定番。

粗大ごみの処分業者へ依頼または行政へ依頼  ・引越しが決まったくらいから粗大ごみ処分については検討を始めるのが◎

・粗大ごみの処分に対応しているのは「業者」と「行政」
どちらも特に引越し繁忙期には予約が密集することが多く、直前だと予約が取れないことがあるので注意しよう。

・引越しが決まってすぐ~遅くとも引越し予定日の3週間くらい前には粗大ごみ回収の予約を入れるべき!

引越し予定日2ヵ月前~やることのポイント!!

【ポイント1】賃貸物件&駐車場の解約連絡について【連絡を忘れると1ヵ月分支払うことになるかも!?】
まず、忘れてはいけない&早いほうが良いのは賃貸物件と駐車場の解約連絡です。

どちらも大抵の場合、退去日の1ヵ月前までに申告するようにルールで決まっていますが、早い分には問題なことが多いので1ヵ月前よりもっと早く伝えるのもありです。
解約連絡は期日を過ぎてしまうと翌月分の家賃1ヵ月分をまるまる請求されることもあるので忘れたら大変です。

【ポイント2】新居選びについて【日割り家賃のかかるタイミングに注意しよう!】
早くに新居を決められるなら、早くから探して良い物件を見つけたいという方は多いかもしれませんが、新居選びはやる気満々でもなかなか1ヵ月以上前から動き出すのは難しいです。

というのも、賃貸物件を借りる場合、物件に契約してから住み始めるまで(家賃が発生する日まで)家賃なしで待ってくれる期間は大家さんや管理会社によって様々ですが、大抵の場合長くて2週間~3週間まで。

例えば4月1日に新居へ入居する予定で、その物件を気に入り契約を申し込んだのが3月10日だとします。
すると、契約から実際の入居まで約3週間の期間が開いてしまいます。
この期間・・・大家さんや管理会社としては長い空白期間です。
物件によっては「物件確保のため」入居はまだだけど、家賃を負担しなければならない・・・という展開も時々あります。

この場合は4月末までの日割り家賃を初期費用に合算して請求されます。

「契約はしても、まだ入居していない段階では家賃は支払いたくない」というときはどうなるのかというと、物件には契約できなくなります。
物件への入居申し込み(契約)をしてから家賃の発生までの期間は、あまり待ってもらえないので早すぎる新居探しは実は損をしてしまいます。

このような背景から、ほとんどの方が引越し1ヵ月前~2週間前に物件探しを始めます。

ちなみに、たくさん入居希望者がいる人気のある物件だと、空白期間をあけずに早くから家賃を払ってくれる方を優先して入居者に選ぶことが多いので、空白期間をあけすぎると入居審査で負けることも・・・!
繁忙期は特にそのようなことが多々あり、なかなか物件が決まらないこともあるので新居選びは情報量がものをいいます。
繁忙期は1つ2つの物件に絞らず何軒もみる覚悟をしましょう!

不要な家賃を支払わないために物件探しの時期は考えたほうが良いですが、物件探しが直前すぎてもあまり良くありません。
良い物件にめぐり合えるか確証がないのはもちろん、契約から入居可能日まで1週間くらい待つ物件もあるので微妙にゆとりも必要になってきます・・・。

気に入る物件に早めに出会ったら、その物件を押さえるためにも住む前から家賃を支払う方というのも現実的にはいるかもしれませんね。

【ポイント3】粗大ごみの処分業者へ依頼または行政へ依頼について【早く予約しないと予約が取れないことがある!】

民間の粗大ごみ回収業者に依頼すると量にもよりますが、料金が数万円ほどかかることは珍しくありません。それに対し行政の回収に依頼すると地域や品物の内容にもよりますが、1個数百円から対応してくれます。
安さ重視なら圧倒的に行政の回収がお得です。

ただし、民間の粗大ごみ回収業者と違い行政の回収は自宅まで粗大ごみを取りに来てくれて任せておけば全部運んでくれるわけではありません。
行政の回収は料金が安い代わりに、ゴミ置き場やマンション共有玄関前まで等。指定された場所に自力で運び出す必要があります。
サイズによっては1人では難しい等もあるはずです。
困ったときには無理せず、民間の粗大ごみ回収業者にライするのが便利です。

また、最近ではリサイクルショップで出張買取に対応しているところもたくさんあるので、そのようなサービスを利用して粗大ごみを処分するのも良いのではないでしょうか。

いずれの方法も引越し繁忙期には、粗大ごみの処分を希望する「これから引越しする方」がたくさん出てくるので予約が密集します。

ちなみに、行政の回収については料金が安いということもあり引越し繁忙期ではなくても予約が密集しやすい傾向があります。

地域にもよりますが最近では行政の回収予約はインターネット上で予約枠を確認して行うこともできます。それをみると時には2週間後まで予約が全て埋まっているなんてことも珍しくありません・・・。回収希望日があるなら、引越し繁忙期ではない時期でもけっこう注意が必要です。

行政の回収に依頼するつもりの方は特に早めに予約しましょう。油断していると「引越し日に間に合わない!?」なんて展開も考えられます。

引越し予定日1ヵ月前~2週間前から始めること一覧

引越し予定日1ヵ月前~2週間前から始めること一覧
引越し予定日1ヵ月前~は本格的に引越し準備と手続きが登場します。
引越し準備期間の中で、一番慌ただしい時期になりやすいです。

早め早めに準備して、スムーズで快適な引越しを目指しましょう!
引越し準備の開始時期は状況によるので、数ヵ月前から準備期間にできる方もいれば2週間くらい前から慌ただしく準備しなければならない方もいるはずです。
以下で紹介するのは、新居が決定&引越し業者選びも完了した後のやることリストです。

引越し予定日までどれくらい猶予があるかはともかく、新居が決定&引越し業者選びまで完了した後から対応し始めましょう。

♦引越し1ヵ月前~2週間前にやること♦

やること 概要
各種機関への住所変更手続き ・クレジットカード、保険、NHK、新聞、通販サイト等の住所変更は早めにしよう。

・住所変更を忘れると定期的に旧居に品物や請求書が届いてしまうサービスもあるので忘れないように注意!

固定電話・携帯電話・インターネットの住所変更手続き ・固定電話⇒工事日の調整が必要なのでスケジュール確認をしてから連絡しよう。

・携帯電話&インターネットプロバイダー⇒最近ではサイト上から簡単に住所変更できることが多いので楽になっている。

役所や行政への手続き ・引越しして住民票住所が変わることにより、国民健康保険や国民年金の手続き、印鑑証明変更、車の変更等の手続きが必要。

・転出手続きをする日に役所内の窓口で伝えれば、役所内で必要な引越し関連の手続きの順番を案内してくれるので安心。

転出手続き ・新居への入居日(新しい街の住民になる)14日前~役所で受付。

・国民健康保険や国民年金等の手続きと同じ日に役所でまとめ対応可能。

子どもの転校手続き ・担任教師に報告する。

・地域によって手続き内容に違いがあるのでまずは担任教師に相談する。

郵便局の転送サービスの登録 ・登録しておくと、旧居に届いた郵便物を新居に転送してくれる。
引越しに必要なものやインテリアの下準備 ・梱包資材の確保(引越し業者が用意してくれることが多いので確認しよう)

・その他必要な家具やカーテンがあるなら準備する。

 

引越し1ヵ月前~2週間前にやることのポイント!!

【ポイント1】各種機関への住所変更手続きについて【請求書系は特に対応を忘れないよう注意!】

各種機関への住所変更手続きについては新居が決まったら(新しい住所がわかったら)すぐにでも対応し、忘れないようにしましょう。

例えばクレジットカードの住所変更を忘れていると旧居に請求書が送られてしまいます。
クレジットカードの請求書には名前や購入したものが記載されるので、他人の手に渡るのは不安です。

物件が賃貸の場合、後々新しい入居者が来る可能性が高いので、その入居者に届いてしまうリスクがあります。
普通は前の住人宛ての郵便物が届いたら、郵便局に持っていくか説明するメモを貼り付けて郵便局のポストに入れてくれますが、絶対にそうしてくれるという保証はありません。

民間のサービスに登録している場合、住所変更をしていないと大事な書類も旧居に送られ続けてしまいます。
早めの対応しましょう。

ちなみに、民間のサービスに登録している住所について、変更を特に忘れてしまいやすいのがamazonや楽天等の「通販サイト」です。
通販サイトに登録している住所を変更しないと、住所変更をしていないことに気付かないまま注文を確定してしまう可能性があります。
旧居と新居の距離が近いなら後から気付いても取りに行く手間は少ないですが、旧居と新居の距離が長距離なら大変です。

配送業者はこのような場合、転送に対応していますが、転送サービスは有料になるのでもったいないです。

【ポイント2】転出手続きについて【手続きが簡略化できるようになり便利】

転出手続き転出日の2週間前から可能です。

昔は手続きに手間がかかりましたが、住基カードやマイナンバーカードが登場してからは手続きが簡略化されて楽になりました。
国民健康保険や国民年金や各種給付金の手続きも基本的に同じ日にできるので、まとめて行うのが楽です。

【ポイント3】郵便局の転送サービスの登録について【とりあえずこれをしておけば少し安心】

郵便局の転送サービスは新住所がわかったら忘れずに対応しましょう。
万が一クレジットカード等の住所変更を忘れても郵便局の転送サービスに申し込んでおけば、旧居に送られた郵送物は自動的に新居に転送してもらえます。

この郵便局の転送サービスは期限があるので、ずっとは継続できません。
念のため郵便局の転送サービスは利用しても各種住所変更は必ず早めに対応するようにしましょう。

引越し予定日1週間前~数日前までにやること一覧

引越し予定日1週間前~数日前までにやること一覧
そろそろ引越し間近の時期。どちらかというと2週間前くらいから対応する手続き関連のほうが工程が多く大変なイメージです。

引越し予定日1週間前までくればあとはマイペースにできるシンプルな内容が中心となります。

♦引越し予定日1週間前~数日前にやること♦

やること ポイント
ライフラインの解約連絡&開始連絡 ・旧居のライフラインの解約連絡。連絡のタイミング次第で解約完了まで数日かかる可能性があるので注意。

・新居のライフラインの開通連絡。タイミング次第で開通までに数日かかる可能性があるので1週間前には連絡するのが無難。

旧居の清掃清掃(居室) ・敷金の返金額に影響を与えるかもしれないので清掃は大切。

・引越し1週間前くらいから居室の目立つところを少しずつ済ませると楽しやすい。

・旧居に契約時、初期費用として「退去時清掃費」を支払っていたとしても、最低限清掃して出るのがマナー。

荷造り ・引越しの荷造りは早すぎても日常生活に支障が出るので、引越し予定日の1週間くらい前から少しずつ始める。

・ダンボールの封はしないようにすれば仮に荷造りした後に物が必要になっても安心。

ゴミ出し ・引越し予定日1週間前までには、あと何回可燃ゴミと不燃ごみの回収日があるのか、回数を計算して不要なごみを少しずつでも処分していく。

・小物ごみは普通にごみとして捨てるほか、物によっては買取に出せる可能性もある。

近所への挨拶(必要な場合のみ) ・近所の住人が、引越し当日に留守にしている可能性もあるので、挨拶は1週間前からでも問題ない。

・都市部で女性のが1人暮らしをしている場合は、女性専用の物件ではない限り、隣人への挨拶しないのが最近の定番。

・女性の1人暮らし以外に、単身世帯オンリーマンション等。性別問わず挨拶をしないのが普通という物件もある。

 

引越し予定日1週間前~数日前にやることのポイント!!

【ポイント1】退去時の清掃はしないといけないの?【敷金に影響を与える?】

旧居の退去時に清掃するかしないか。

自分が住んでいた家なのでマナーとしては清掃するほうが良いといわれていますが、退去時の清掃は必須ではありません。
気持ちの問題となります。

ただし、旧居の退去時に清掃はしたほうが場合によっては敷金の返金額が高くなるかもしれません。
汚れもあまりにも酷いと物件の手入れ代が必要になるので、それが敷金から充当される可能性はなきにしもあらず。
物件によって、管理会社や大家さんによっても違うので、実際その場にならないと一概に判断することができません。

【ポイント2】断捨離!引越しの機会にごみは思い切って処分
引越し準備の最初の段階で「粗大ごみ」回収について触れていますが、ここでいう「ごみ」とは、いわゆる粗大ごみ回収業者や行政の回収が必要ない、普通に可燃ごみや不燃ごみとして出せる系のごみのことです。

ごみは処分して新居はすっきり快適に新生活を切ると気持ち良いです。

引越し予定日までに何回、ごみの回収日があるのか確認して一度に出すのが手間になるときは少しずつに分けて処分していきましょう。

最近では買取店も増えているので、売れそうなものはごみとして捨てるのではなく買取店を利用して売ってしまうというのも1つの選択肢です。
売れるかどうかは物によりますが、売れたらお金に換わり引越し予算に追加することができるので、総合的にみてお得に引越しやすくなります!

【ポイント3】退去時の挨拶をしないパターンもあるの?

退去するときに隣人に挨拶・・・は、これまでの相手との付き合い次第です。

これまで何度か世間話をしたり、仲良かったりするのであれば挨拶はしたほうが良いでしょう。(その場限りで終わる関係性の可能性はありますが、人間いつどこで再会するかわからないので良好な関係で離れたほうが良いのではないでしょうか)

しかし、隣人について顔すらみたことないとか、すれ違ってもほとんどお互い関心がなかったという関係性ならわざわざ挨拶しなくても良いです。
そのような関係性で退去の挨拶をされると、相手としても「何で自分に挨拶するんだろう・・・」と、予想外でびっくりしてしまうかもしれません。

ちなみに隣人以外だと、もし管理人さんが常駐している物件に住んでいるなら管理人さんには挨拶をしたほうが良いかもしれません。
物件を管理しているのは文字通り管理人さんです。お礼を込めて挨拶すれば、お互い良い気分になるはずです。

隣人への退去の挨拶に菓子折りは必要ありませんが、管理人さんへの退去の挨拶をするならちょっとした菓子折りを持っていくと喜ばれます。

引越し予定日数日前~前日までにやること一覧

引越し予定日数日前~前日までにやること一覧
引越し予定日数日前となれば、もうすぐ引越し間近です!
間近だからこそ入念に準備して、ぬかりないようにしましょう!

引越し予定日数日前~前日までに対応するべきことは以下の通りです。

♦引越し予定日数日前~前日までにやること!♦

やること 概要
冷蔵庫の中のものを片付ける ・冷蔵庫の中の冷蔵、冷凍食品は引越し当日までに食べきるようにする。
冷蔵庫の水抜きや霜取り ・冷蔵庫の霜取りや水抜きをしておかないと、輸送中に水漏れに繋がるので重要。(荷トラック内や荷物を濡らしてしまったり、機械の故障に繋がったりする)
洗濯機の水抜き ・洗濯機の水抜きをしないと輸送中に水漏れに繋がる可能性がある。(荷トラック内や荷物を濡らしてしまったり、機械の故障に繋がったりする)
引越し業者の到着時間の確認
キッチンの清掃
お風呂の清掃
トイレの清掃

 

引越し予定日数日前~前日までにやることのポイント!!

【ポイント1】冷蔵と冷凍の食品を食べて冷蔵庫が空になるようにする【長距離であるほど片付けが大切!】

意外と忘れやすいうえに大切なことですが、引越し当日までに冷蔵と冷凍の食品は全て食べきり冷蔵庫を空になるようにしましょう。

引越し業者の中には「クーラーボックス」をレンタルしてくれるところもあり、クーラーボックスがあれば食品も入れて持ち運ぶことはできますが冷やせる時間が限られています。
長距離引越しだと持ち運びは難しいです。

食べ物を処分するのは非常にもったいないので、計算して引越し当日までに食べきるようにしましょう。

【ポイント2】冷蔵庫と洗濯機を輸送できる状態にするのを忘れると大惨事!?【忘れるとトラックと荷物が水浸し!】

引越し予定日数日前~前日までに冷蔵庫と洗濯機を引越し業者が輸送できる状態にしましょう。

冷蔵庫・・・水抜きと霜取り
洗濯機・・・水抜き

冷蔵庫と洗濯機にはそれぞれこのような対応が必要です。

これを忘れてしまうと、冷蔵庫の霜が解けて引越し業者のトラックが水浸しになってしまったり、洗濯機から少量の水が漏れて荷物が水浸しになってしまったり。後々大変なので(冷蔵庫や洗濯機自体が故障してしまう可能性もあります)

この作業は忘れないようにしましょう!

【ポイント3】時間指定便でもフリー便でもだいたいの到着予想を確認する【時間がわかると当日待つストレスがない】

引越し予定日前日までに確認しておきたいことといえば、引越し業者の作業開始時間です。
引越し当日は何時に旧居まで来て荷物の搬出が始まるのか、それによっていつから待っていれば良いか想定できます。

引越し業者のプランには、時間指定をするプランと時間指定を引越し業者側に任せるフリー便があります。
時間指定をするプランでも、午前・午後・夕方と3区切りということが多いので、おおよその目安時間がわかっていたほうが便利です。

時間指定便でもフリー便でも、引越し業者側から前日に電話がかかってきて伝えてくれることが多いです(これについては引越し業者によりますが、引越し業者に申し込み時に説明されている通りとなります)

引越し業者やプラン内容によっては前日の電話連絡に対応していないこともあるかもしれませんが、可能であればだいたいの作業時間を前日に把握するようにしましょう。

【ポイント4】水回りは最後の最後で清掃【ぴかぴかで退去すると気持ち良い】

引越し予定日前日の夜、しておきたいのが水回りの清掃です。

居室の清掃については1週間前~少しずつ進められますが、キッチン、お風呂、トイレ等の水回りについては早いうちより前日くらいに済ませるようにしましょう。
水回りは毎日何かしら使用するので、最後にキレイにするのが効率良いです。

前日に水回りを掃除するので、引越し当日は仮に夕方から引越し作業が開始するとしてもキッチンでは調理をしないのが無難です。

【補足】長距離引越しのときは宿泊施設の確保も忘れずに!

【補足】長距離引越しのときは宿泊施設の確保も忘れずに!
引越しで旧居と新居の移動距離が長距離になる場合は、引越し業者の搬出と搬入は別日になる可能性が高いです。
長距離引越しの場合は、旧居から荷物の搬出をした翌日に新居に荷物を搬入という流れが定番です。

長距離引越しをするなら、1泊は必要になることが多いので事前に宿泊施設の確保(予約)をしておきましょう。
実家等が近くて泊まれる場合を除き基本的にはホテルや旅館に泊まることになります。

また、移動経路も確認しておかなければいけません。
自家用車があるなら自家用車で移動する方もいますが、自家用車があっても効率を考えて公共交通機関を利用する方もいます。

引越し当日にやること一覧

引越し当日にやること一覧
引越し当日はやることが多いというわけではありませんが、引越し業者が到着して作業がスタートしてからはバタバタです。
当日することを確認していきましょう。

♦引越し当日にやること!♦

やること 概要
荷物の搬出 ・引越し業者に作業を任せる。

・引越し業者のスタッフにドリンクをあげると喜ばれるのでおすすめ。

旧居の清掃 ・これまでの清掃で足りないと感じる部分があれば清掃をして出る。※特に何も感じなければ清掃しなくても良い。
電気のブレーカー落とし ・退去する前には必ずブレーカーを落として出る。※忘れても管理会社がチェックするはずだが念のため忘れないようにしよう。
引越し予定日当日までにやることのポイント!!

引越し当日は忙しいものの自分で対応することは少なくなります。電気のブレーカーと戸締りについては忘れないようにしましょう!

鍵を引越し当日に管理会社or不動産会社に返却する約束になっているなら、タイミングをみて返却に行く等の対応も出てくるものの、後日退去の立ち合いがあるならそのときに返却する流れになることも多く、状況次第となります。

荷物の搬出時には、引越し業者のスタッフにドリンクを渡すと喜ばれます。

【テクニック】引越し当日引越し業者に頑張ってもらうためのコツ!!

【テクニック】引越し当日引越し業者に頑張ってもらうためのコツ!!
引越し業者に頑張ってもらうためのちょっとしたテクニックとして使えるのが、引越し当日にスタッフにドリンク(スポーツドリンク、お茶、栄養ドリンクあたりがおすすめ)をあげるというもの。
引越し作業はとても体力を使う作業なので、それだけでも喜ばれやすいです。

引越し業者のスタッフも人間なので、親切にしてもらったほうが「親切にしてもらったし頑張ろう」というモチベーションに繋がります。
お互い気持ちよく快適に引越しできるように、できるならちょっとした心遣いをするのがおすすめです。

ちなみに、「チップのようなもののほうが喜ばれるのでは?」という方もいますが、チップは基本的にスタッフがそのままもらうことは難しく会社側に報告して提出しなければならない可能性が高いので、スタッフ個人にはあまり喜ばれないかもしれない他、お金を渡してしまうと何となく直接的すぎる印象になります。

ドリンク。そして可能であればちょっとしたお菓子や菓子パン付きが喜ばれやすいです。

引越し業者のスタッフはトラックでの移動時間も長いですが、移動中でも飲んだり食べたりできるものがぴったりです。

これを渡すタイミングは引越し後ではなく引越し前にするのがコツです!!

作業を開始する前にもらうほうが、作業終了後に渡されるよりモチベーションがアップするのが自然です。
引越し業者のスタッフにドリンクを渡す方でも、けっこう作業後に渡しているという方が多いので「後」より「先」にしましょう!

ちょっとしたコツです!

引越しの後に対応すること一覧

引越しの後に対応すること一覧
荷物の搬出、そのあとは新居で荷物の搬入を行います。
荷物の搬入をするタイミングは、引越し内容次第。
長距離引越しの場合は、荷物の搬出の翌日に荷物の搬入になることが多いです。

それ以外に、荷物を搬出してそのまま旅行に出たり出張に出たりするという事情から、荷物の搬出の1週間後に荷物の搬入というスケジュールになる方や、1ヵ月後くらいになる方等。

色々いますが以下では荷物の搬入まで完了。そのあと新居が賃貸物件なら入居前からあった傷や汚れを確認(確認用の用紙は不動産会社から契約書等と一緒に渡されているはずです)

その対応をした後からやることを記載していきます。

♦引越しの後に対応すること!♦

やること 概要
荷物の荷解き&片付け ・荷物の荷解きをし、荷物を片付けて日常生活できる状態にする。
近所への挨拶 ・女性の一人暮らしの場合は基本的に近所への挨拶はしないことが多くなっている(最近では女性の1人暮らしだからこそのトラブルも多いので)

・挨拶すべきか迷うときには家族や友人に相談して判断しよう。

・都市の一人暮らし専用物件でも最近では挨拶をしないことが多い。

・挨拶をする場合で手土産も持っていくなら、500円~1,000円以内の安いものを選ぶ(挨拶する相手に気を遣わせないため)

転入手続き ・新居管轄の役所で手続き。

・引越し当日~14日以内に行う。

旧居の管轄役所で対応した内容の変更手続き ・新居管轄の役所で手続きをする(転入手続きと併せて行うと1度の訪問で済む)
車関連の手続き ・免許証、車検証、自賠責や任意保険等の住所変更。

・引越し当日から15日以内

・新居管轄の警察署で行う。

・ディーラーに代理手続きを依頼することもできる。

引越し後日にやることのポイント!!

【ポイント1】挨拶についてはよく検討する

退去のときと同様、最近では1人暮らし、特に女性の1人暮らしでは挨拶しない選択をする方が増えています。
家族世帯での引越しなら近所には挨拶しておくほうが良いですが、1人暮らしだと難しいところです。

気持ちの面では挨拶をしたほうが気持ちが良くマナーや礼儀としても良いのはもちろんですが、女性の1人暮らしだと女性の1人暮らしだからこそのトラブル事例もあるのでよく検討したいものです。
判断に迷ってしまうときは家族や友人や不動産会社に相談してみましょう。

最近では個人情報保護の観点から「隣人はどういう人か」と聞いても不動産会社は教えてくれません。不動産会社によっては隣人の職業や性格だけではなく性別だけでも回答できないとしている場合もあります。
そのため、どういう人か聞いてから挨拶を判断するという選択ができないので挨拶面や隣人との関係を気にしてしまう方は、女性専用マンションを選択する方もいます。

進学等での初めての一人暮らしを若い年齢で経験する場合は、これまでとは勝手が変わってくるのでトラブルを避けるためにも物件選びの段階からこだわっておくのが良いかもしれません。

【ポイント2】転入手続きやその他役所関係の手続きには一応期限があるので忘れないように注意する

新居を管轄する役所への転入手続きや、住民票住所が変わることによる役所で行う各種手続きには転入時から対応までに期限が設定さています。
期限内に対応するようにしましょう。

引越したら平日すぐに手続きに行く!
くらいの感覚でいるようにしましょう。

仮に忘れてしまい期限が過ぎたとしても対応することは可能ですが、場合によっては旧居を管轄していた役所と再度やり取りをしなければいけなくなるので早めに対応しましょう。

新居の隣人への挨拶をするなら手土産は何が喜ばれる?

新居の隣人への挨拶をするなら手土産は何が喜ばれる?
挨拶については、正直最近では「しない」という選択をする方も増えているとは今回の記事で再三触れていますが、家族引越しではやはり挨拶しておくほうがその地域に関わるうえでも良いです。

隣人に挨拶するなら、ちょっとした手土産があると良いです。

引越しの挨拶の手土産は何が喜ばれるのか確認しておきましょう。

  • ギフト用食器洗い洗剤
  • ギフト用の小さいお菓子
  • ギフト用のタオル
  • トイレットペーパー

トイレットペーパーについては難しいですが、それ以外のものを渡すなら「普通の」ではなく「ギフト用」のパッケージになっているものを用意しなければなりません。

予算は1つあたり500円程度。高くても1,000円までです。それ以上の金額にはならないようにしましょう。
引越しの挨拶で渡すものがあまり高すぎても相手は委縮してしまいます。

購入する場所はamazonや楽天の通販がおすすめです。

「引越し ギフト」と検索すれば色々と出てくるはずです。
出てきたものをみると、意外と500円以内でも良いものがあります。

「のし」等を付けるという方もいますが、基本的に引越しの挨拶で持ってきてくれるものに対しそこまで気にする近所の人はいないはずです(いたらけっこう気難しい人かもしれないです・・・)

マンションに住む場合はマンションのルールが共有部分に貼りだされているのであまりないかもしれませんが、一軒家に引越しするなら引越しの挨拶に行って隣人や近所の人とコミュニケーションを取っておくことで、ゴミ出しルールや町内の集まり等の情報を教えてくれるかもしれません。

ちなみにマンション等の管理人が常駐している物件に引越しする場合は管理人にはギフト用のお菓子を渡しておくと良いでしょう。
管理人には顔を覚えてもらったほうが何かと好都合ということもあります。

賃貸物件の退去の立ち合いについて

賃貸物件の退去の立ち合いについて
こちらは旧居の退去時の立ち合いについて。
旧居が賃貸物件だった場合は、引越し業者が荷物を搬出した後、管理会社のスタッフと一緒に立ち合いのもと荷物が空になった旧居の室内をチェックしなければなりません。

このときに経年劣化ではない傷や、明らかに不注意による目立つ汚れ等があると敷金から引かれます。

住んでいる間はキレイに住むのが一番安上がりです。
この立ち合いの結果、傷も汚れも経年劣化の範囲なら敷金はまるごと返ってきます。

賃貸物件の立ち合い時期はいつになるかというと、個人差があります。

引越しの荷物搬出直後にそのまま立ち合いをしてもらうという方もいますし、数日~1週間後くらいにスケジュールを合わせて立ち合いする方もいます。
家族引越しの場合は家族の誰かが新居で対応し、別の誰かが旧居で立ち合いと、引越し当日に作業を分担することもあります。

いずれにせよ賃貸物件の立ち合いは、荷物の搬出後、絶対に必要なことです。

※鍵を返却するタイミングについては事前に確認しておきましょう。

敷金トラブルに遭遇したらどうしたらいい!?

敷金トラブルに遭遇したらどうしたらいい!?
旧居の退去時の立ち合いでの「敷金トラブル」というのは決して珍しくないようです。

敷金トラブルとは何かというと、小さい傷等に対し明らかに高すぎると感じるような修繕費を請求されることです。
経年劣化ではない傷があれば、入居中に入居者がつけたということになるので修繕費を敷金から引かれるのは当たり前のことです。しかし、その金額が明らかに高すぎる場合は、管理会社側がわざと高く請求していることがあります。

引越しに慣れていない方だと素直に支払ってしまうことが多いですが、このような明らかな「ふっかけ」の場合はゴネれば金額が減る(正当な金額に戻してくれる)ことはあります。

高額すぎて何とかしたいときには、きちんと話合うようにしましょう。

ちなみに、このような敷金トラブル。敷金0円物件ならどうなるのかというと、敷金0円物件でも明らかにおかしい高額の修繕費を請求をされることはあります。
最初に敷金を支払っていないので、振込等で対応するようにいわれます。
この場合も話し合いがおすすめです。

話し合いによって金額が修正されることも珍しくありません。

賃貸物件にはこのようなトラブルがけっこうよくあります。

対応するのを忘れて引越しても後から一応何とかなる準備項目とは

対応するのを忘れて引越しても後から一応何とかなる準備項目とは
ここまで引越し決定~引越し完了までの色々な手順を確認してきました。

基本的にはここまででご紹介した通りで進めていけば良いですが、時には「忘れてしまった」とか「手順を抜かしてしまったことに後から気付いた」とか。そのようなこともあるかもしれません。

新居選びと引越し業者選びとライフラインの開通連絡以外のことなら、正直、抜けてしまっても後から取り戻すことは可能です。

逆にいうと、新居選び、引越し業者選び、ライフラインの開通連絡は絶対に対応しないといけないことだといえます。

転出手続きや転入手続きのように期限が決まっているものでも、(本来より面倒にはなりますが)後から対応することは可能です。
住所変更等も・・・誤って旧居に郵送物が届けば大変ではありますが、後からでも対応はできます・・・が、やはり、全て忘れずに行うことが快適で安心な引越しの第一歩です!

引越し準備&手続き豆知識

引越し準備&手続き豆知識
引越しでやることについて色々とわかったので、続いては引越しの豆知識について確認していきましょう。

引越し業者にはいつから予約OK?【実は3ヵ月前から予約できることが多い!】

引越し業者にはいつから予約OKなのか・・・。

今回の記事では最初にやることの中で、この項目についてご紹介しましたが、実は引越し業者選びは引越し予定日の3ヵ月前から予約できるところが多いです。
3ヵ月前。けっこう早いです。

賃貸物件に引越しするならなかなか難しいかもしれませんが、持ち家に引越しする場合には3ヵ月前に住所がわかっているという場合もあるはずなので、早めに予約するのも良いかもしれません。

特に繁忙期に被る場合には、引越し業者の予約は密集して予約が取りづらくなる可能性だってあるので早めに動くことはメリットにも繋がりやすいです。

繁忙期には引越し料金も上がりやすいですが、さすがに3ヵ月前に予約しておけばいきなり繁忙期のMAX料金を提示される可能性は低いはずです。直前になって予約するよりもお得に予約できてしまうかもしれません。

当日引越しできる引越し業者も探せばある?

当日引越しできる引越し業者も探せばある?
引越し業者には事前予約をしておくのが本来の手順ですが、中には当日に引越し予約できる引越し業者というのも存在しています!
そのような引越し業者は緊急引越しのとき等に便利です。

ただし、ほとんどの引越し業者では緊急引越しには対応していないので、探すのはけっこう大変かもしれません。
緊急引越しをするときには、探し方は電話で直接引越し業者に連絡する方法が無難です。
そしてそのまま電話見積もりしてもらい、すぐに来てもらって引越しする・・・という流れです。

緊急引越しを希望する方は何かしら事情を抱えてどうしてもすぐに引越さないといけないということが多いです。
急な対応が必要な分、料金が高くなる可能性もあるので料金面は想定しておきましょう。

ちなみに、緊急引越しに対応してくれる存在なら引越し業者の他に何でも屋さん系も存在しています。

何でも屋さんは引越しのプロではないので引越し業者と同じクオリティでの作業は難しいかもしれませんが、フットワーク軽く対応してくれることが珍しくないので、時と場合によっては非常に重宝するかもしれません。

繁忙期は引越し料金が高くなりやすいから引越し業者選びが重要!

繁忙期は引越し料金が高くなりやすいから引越し業者選びが重要!
引越しの豆知識として、料金は繁忙期が1年を通して最も高くなりやすいと把握しておきましょう。
繁忙期とは2月下旬くらい~4月下旬くらいまでの、いわゆる新学期、会社の年度換わりのタイミング。この時期は進学のために1人暮らしを始める層や、入社や転勤で引越しする層がどんどん増えるので、引越し業者は全体的に予約枠が埋まります。

そうなると、だんだんと平均相場等も高くなっていきます。

繁忙期でも引越し料金を安く抑えるなら、何が大切かというと引越し業者選びです。

日本国内に、引越し業者は数百社以上あるといわれてます。
それだけあれば中には繁忙期だって安い引越し業者も存在しています。

しっかり探して選んで、自分好みの引越し業者で安く快適に引越しましょう。

引越し業者を選ぶときに使いたい節約テクニック

引越し業者を選ぶときに使いたい節約テクニック
引越し業者を選ぶときに使いたい節約テクニック(引越し料金を抑えるために使いたい節約テクニック)というのもあります。

基本的なことは以下の通りです。

  • 引越し見積もり一括比較サイトの活用
  • 料金の値下げ交渉
  • フリー便等の安くなるプランを活用
  • お値打ち日カレンダーの活用

引越し見積もり一括比較サイトの活用

まずは定番の引越し見積もり一括比較サイトの活用です。

引越し見積もり一括比較サイトとは、旧居と新居の住所や荷物量といった必要情報を入力のうえ検索すると、その条件で引越しに対応できる引越し業者が一覧で表示される便利なサイトです。

これから引越し業者を見つけたい方にとって引越し業者を探せるのはもちろん、個人的には初めて名前を聞くけど評判の良い引越し業者、地域密着型の引越し業者等、引越し業者の情報量が多いのも強みです。

さらに引越し見積もり一括比較サイトは、対応している複数の引越し業者にそのまま見積もり依頼をすることができます。
同時に複数の引越し業者に見積もりを依頼できることから、そのときの最安値を確認しやすく料金や、見積もり時のスタッフの対応等によって引越し業者を1つに絞り込むことができます。

この引越し見積もり一括比較サイトがどうして節約に繋がりやすいのかというと、引越し業者間の料金競争があるからです。
引越し業者としては選んでもらわないといけないので、初めに目につく引越し料金を通常より安く設定することが珍しくありません。

引越し見積もり一括比較サイトを利用して見積もり依頼するだけで、自然に引越し料金が安くなる可能性がある・・・そんな強みを秘めているので、節約テクニックとして引越し見積もり一括比較サイトの活用はおすすめです。

利用は無料です。ただ利用して最安値も確認しやすく安くなる可能性があるということで、これはもう使わない手はないのではないかというくらい便利なサイトではないでしょうか。

実際50%オフになった例もあるようなので、節約したい方はまずは利用してみてくださいね!

料金の値下げ交渉

料金の値下げ交渉とは、そのまま。
引越し業者側に料金を安くして欲しいと交渉するという方法です。

交渉のタイミングは見積もり時がおすすめです。これを逃すとそのあと引越し料金について話題に出る機会がなくなるので、料金の値下げ交渉はほぼできなくなります。

引越し業界では「料金交渉」はよくあることです。
おそらく周りに聞いてみても1人くらいはこれをしたことがあるという方がいるのではないでしょうか。

値下げ交渉にも色々あって、シンプルに「安くして」という方もいますが、「他はもっと安かった」という方もいます。引越し業者が食いついてきた場合には「いくらですか?」と聞かれるので、最安値を伝えると・・・場合によっては最安値より安く引越しできる可能性もあるかもしれません。

抵抗があるという方を除き、できるなら試してみても良いのではないでしょうか。
ちなみに、料金の値下げ交渉を試す場合でも引越し見積もり一括比較サイトを活用するのがおすすめです。

フリー便等の安くなるプランを活用

フリー便とは、先ほどのやることの中でも少しだけ触れましたが、引越し作業開始の時間指定をせずに引越し業者側が作業開始時間を指定するプランです。
1日のうちのどの時間に来てくれるかは引越し業者次第。
大抵の場合は前日に引越し作業開始の目安時間の連絡がきます。

このフリー便は、引越し業者側が時間を決める代わりに少し安くなりやすい傾向にあります。
中にはフリー便だから特別安くなるというわけではない引越し業者もあるので(元々格安路線等の事情から)
要確認ではありますが、安くなる場合にはとても安くなる例もあるようです。

その他、フリー便以外にも「安くなりやすい」というプランを持っている引越し業者も多数あるので、そのような引越し業者を狙ってみるのも良いかもしれません。

※ただし、フリー便は時間が関連するので、引越し時間に融通が利く方向きです。

お値打ち日カレンダーの活用

お値打ち日カレンダーとは、引越し業者によって名称が違う場合もありますが、安くなる日がわかるカレンダーで、時々引越し業者のホームページ上に掲載されていることがあります(これがあるのか、そもそもないのかは引越し業者によります)

お値打ち日カレンダーの日付をみて、スケジュールを合わせられるようなら合わせて、引越し料金を安くすることを目指すのはいかがでしょうか。

お値打ち日カレンダー以外にも、引越し業者に直接「安くなる日はある?」と聞いてみるのも1つの手段です。
先ほどの値下げ交渉と少し似ていますが、お願いしている感があまりないので「値下げ交渉はちょっと抵抗ある」という方にもぴったりです。

PDFでダウンロードや印刷に対応しているリストもあり!

PDFでダウンロードや印刷に対応しているリストもあり!
「引越しでのやること」について。

時系列順に(時に順番が前後する内容もありますが)一覧のリストにしてご紹介してきました。
このような「引越しでのやること」をリスト化したものは、引越し業者が自社ホームページ上にPDFで配布している場合もあります。

PDFはインターネット上から直接閲覧しやすいかといえば微妙なところですが、印刷して利用する場合には便利な仕様です。

引越し準備に不安がたくさんあって、印刷して何度でも目視で入念にチェックしたい方はPDFの「引越しでのやること」リストを印刷して手元に置いておくと安心できるかもしれません。

引越し準備は1つ1つはそれほど難しいことではありませんが工程、手順が多いのでついつい忘れてしまったり抜かしてしまったりしやすい分野でもあります。

「まとめ」引越しは準備万端で臨み満足度を高めよう!

今回の記事では、引越しでのやることリストを中心にご紹介しました。

引越しにあたっては準備することや手続きが多いので、確認しながら快適な引越しを目指しましょう!

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