進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人は巨大な壁によって外界と住む領域を隔てられた人間と壁の外側に生息する巨人との戦いを描いたダークファンタジーです。
別冊少年マガジンで2009年から掲載が始まり、特徴的な巨人の絵が多くの人の関心を集め、瞬く間に大人気作品となりました。
2019年12月の時点でのコミックの累計発行部数は1億部を突破。
この数字はバガボンドなどの大人気作品を超え、ジョジョシリーズなどと肩を並べる数字となっています。
また、2013年にはアニメの第1期もスタートし、さらに2015年には三浦春馬さんが主演で映画化もされ、こちらも大ヒット。
ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションとしても登場するなど、進撃の巨人は日本を代表する人気作品なのです。
作者 | 諌山 創 |
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掲載開始日 | 2009年10月号 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 別冊少年マガジン |
レーベル | 講談社コミックスマガジン |
進撃の巨人のあらすじ
進撃の巨人は人類が巨人から身を守るために作った三重の壁の1つが超大型巨人の出現により、壊され、大量の巨人が壁の内側に流れ込んできたことからストーリーが始まります。
巨人の進行により母親を巨人に食べられてしまった主人公のエレン・イェガーは巨人を駆逐するため、立体機動隊に入団することを決意。
立体機動隊の第104期生となったエレンは仲間とともに、侵略してくる巨人に対して戦いを挑みます。
しかし、エレンはトロスト区の人たちを守る戦いの際に自身が巨人へと変貌。
巨人の力を持ったエレンはその後戦いにおいて希望の星となり、人類を守るために奮闘します。
しかし、巨人の力を持つ者はエレンだけではありませんでした。
調査兵団が壁の外側に遠征した際にはエレンの同期であるアニ・レオンハートが女型の巨人となり、調査兵団を襲ったり、仲間のユミルが巨人かし、人類を守ったりと敵味方に関わらず次々と巨人かする人間が登場。
その後調査兵団は鎧の巨人や超大型巨人の戦いを経て、壁の真実を知ることになり、現在の王が偽物であることを知ります。
そして、本来の王の継承者であるヒストリア・レイスを王とするため、現王国に対して戦いを挑み、見事に勝利。
壁の内側の内乱が解決し、団結した人類と巨人との戦いが本格すると同時に、どのように巨人が現れ、世界はどのように形成されていったのかをエレンの家族の物語から知ることになります。
そして、壁の内側を巨人の脅威から守り切ったエレンは真の敵は巨人ではなく、壁の外側の国であるマーレを含めた全世界であることが分かり、調査兵団と共に新たな戦いに臨むことになりました。
連載当初こそ進撃の巨人は人類と巨人の戦いという構図で描かれていましたが、物語が進むにつれて王政がどのようにして形成されたのかについてや、巨人の力が九つあり、それが継承されていくこと、真の敵は誰なのかということについて物語が発展していきます。
2020年5月時点で戦いはクライマックスを迎えており、10年以上に渡るストーリーが集結するかもしれません。
進撃の巨人強さおすすめランキング
進撃の巨人は人間と巨人の両方が登場しますが、今回のランキングは人間と巨人の両方を合わせたランキングとなっています。
ランキングは以下の通りです。
順位 | キャラクター名 |
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15位 | ミカサ・アッカーマン |
14位 | ユミル |
13位 | フリーダ・レイス |
12位 | グリシャ・イェガー |
11位 | ウーリ・レイス |
10位 | ポルコ・ガリアード |
9位 | ピーク |
8位 | ケニー・アッカーマン |
7位 | ライナー・ブラウン |
6位 | アニ・レオンハート |
5位 | ヴィリー・ダイバーの妹 |
4位 | ベルトルト・フーバー |
3位 | リヴァイ・アッカーマン |
2位 | ジーク・イェガー |
1位 | エレン・イェガー |
以下、それぞれのキャラクターの詳しい解説となります。
15位 ミカサ・アッカーマン
戦闘能力が秀でているアッカーマン家の分家出身であるミカサは進撃の巨人のヒロインであり、母方は東洋の出身であることが判明しています。
エレンの同期で、104期の中でも訓練兵を首席で卒業。
トロスト地区の攻防戦では初陣ながら巨人を複数倒す実力を見せ、イアン班長から「並みの兵士100人と等価」と言わしめるほどの力を披露しました。
人類最強と目されるリヴァイとは遠縁の親戚であることが分かっており、この2人は知性巨人にも匹敵するほどの力を秘めていると目されています。
14位 ユミル
ユミルはエレンと同じ104期の訓練兵であり、その正体は九つの巨人の1人に数えられる顎の巨人となっています。
人間状態のユミルは周囲の判断能力に長けており、戦闘技術もかなり高い人物でした。
しかし、元々は壁の外側の出身であり、ライナーやベルトルトと同様です。
巨人の能力を継承しましたが、戦士としての訓練は受けておらず、顎の巨人の能力についても最大限活かすことができていませんでした。
そのこともあり、後程登場する同じ顎の巨人の継承者であるポルコ・ガリアードよりも低い順位となっています。
13位 フリーダ・レイス
フリーダ・レイスはロッド・レイスとその正妻との間に生まれた第1子であり、叔父のウーリ・レイスから始祖の巨人の力を受け継いだ人物です。
ウォール・マリア陥落後に家族が礼拝堂に集まった際に突如現れたグリシャ・イェガーと交戦になり、敗北。
その結果始祖の巨人の力がレイス家の元から離れてしまうことになりました。
フリーダは心優しい女性であり、頻繁に領地へ赴き領民を労ったり、フリーダを気にかけたりと魅力的人物であることが分かります。
12位 グリシャ・イェガー
グリシャ・イェガーは主人公エレンの父親で息子に自身が持っていた進撃の巨人とフリーダ・レイスから奪った始祖の巨人の能力を継承させた人物です。
また、エレンの母とは別の女性との間に子供を授かっており、その子供が獣の巨人の継承者でもあるジークとなっています。
グリシャに関して、具体的な戦闘能力などについては判断しにくいですが、九つの巨人の内2つの能力を保有していたこと。
体が巨人に慣れていなかったとは言え、始祖の巨人であるフリーダを倒したことから実力上位と判断し、12位としました。
11位 ウーリ・レイス
ウーリ・レイスはレイス家の当主であるロッド・レイスの弟で元始祖の巨人の継承者です。
本来はロッドに継承されるはずだった始祖の巨人の力を、自身が継承することを買って出ることにより力を手にしましたが、継承後に初代レイス王の思想に支配されてしまいました。
ウーリが保有していた始祖の巨人の力は知性巨人の大本となる力であり、叫びによって巨人を操ることができる能力を持っています。
レイス家が代々受け継いでいた始祖の巨人でしたが、エレンの父グレシャがウーリの姪であるフリーダから力を奪ったことで、現在始祖の巨人の力はエレンに継承。
叫びはレイス家のみが使える能力でしたが、なぜかエレンも叫びを使うことができ、今後のストーリーで始祖の巨人が活躍する可能性も残っています。
10位 ポルコ・ガリアード
ポルコ・ガリアードは顎の巨人の力を継承したマーレ編から登場する人物です。
顎の巨人は作中で3人に継承された力となっており、ポルコの兄であるマルセルからユミルに力が継承され、ユミルが自らマーレに戻ってきたため、ポルコに力が継承されました。
顎の巨人は小柄で俊敏に動くことができ、顎が強力な武器となっていますが、この能力を最も上手に生かしたのがポルコとなっています。
感情的になりやすい性格がポルコの弱点となっており、作中では怒った隙をミカサにつかれました。
鎧の巨人であるライナーに対しては自身を差し置いて戦士とに選ばれたことなどもあり、快く思っていない一面もあります。
9位 ピーク
九つの巨人の中で車力の巨人の力を持っており、進撃の巨人ではマーレ編から登場したピーク。
車力の巨人は俊敏な動きが特徴的であるとともに、状況に合わせた兵装をすることができる巨人となっており、ピークは判断能力にも長けていることから相性の良い力となっています。
この俊敏な動きとピークの判断能力の高さが活きたのが、ウォール・マリア最終奪回編のジークとリヴァイの戦い。
とどめを刺されそうになったジークを間一髪のところで救いだし、その場から逃げ出すことに成功しました。
車力の巨人は他の巨人とは異なり、持久力にも優れているため最長で2カ月ほど巨人の姿のままでいることも可能です。
8位 ケニー・アッカーマン
切り裂きナイフの異名を持つ、ナイフの使い手であるケニー・アッカーマン。
偽物の王に仕えており、中央憲兵団隊長として戦場で指揮を執りました。
異常に高い戦闘能力を持つアッカーマン一族の出身で、同じアッカーマンである調査兵団兵士長のリヴァイとは過去に一緒に生活していたこともあります。
その際にリヴァイに対して処世術を教えており、リヴァイも「脅威の度合いで言えば、敵におれがいると思え」と兵団を注意喚起しており、その実力の高さが伺えます。
最終的にはロッド・レイスの巨人化が洞窟内で行われたことにより、致命傷を負い死亡しました。
7位 ライナー・ブラウン
エレンの同期時であり、次席で訓練兵を卒業したライナー・ブラウンは大柄な少年で、仲間から信頼を集めるリーダー的な存在です。
しかし、ライナーの本性は九つの巨人の1人である鎧の巨人となっており、全身を硬質化させることが可能。
初登場の際にはその能力でウォール・マリアを突破しました。
全身硬質化以外には目だった能力はありませんが、鎧の巨人を操るライナー自体の戦闘力が高いため、戦闘においては簡単に討ち取ることはできません。
しかし、硬質化の継続時間には限界もあり、九つの巨人の中でみると基本の能力はそれほど高いとは言えない立ち位置となっています。
6位 アニ・レオンハート
アニ・レオンハートは女型の巨人であり、人間時代はエレンと同じ104期訓練兵でした。
壁の外側を調査する際に調査兵団を襲い、リヴァイ兵団のメンバーを殺害するなど甚大な被害を与えましたが、仲間のアルミンを殺さずに逃がしたことから自身が巨人であるという正体がばれ、巨人化したエレンや調査団によって捕らえられました。
その際に最後の力を振り絞り自らを結晶の中に閉じ込め、永い眠りにつきました。
アニは調査兵団を襲いましたが、仲間に対する思いやりは忘れていなかったようで、仲間を殺した後は遺体を前にごめんなさいと謝る姿も見られました。
女型の巨人は近距離戦に強く、体の一部を硬化させる能力を持っています。
5位 ヴィリー・ダイバーの妹
ヴィリー・ダイバーの妹は戦鎚の巨人であり、九つの巨人の中の1つに数えられます。
ダイバー家はエルディア帝国の元貴族家であり、他のエルディア人とは異なり、前線に出てくることはほとんどありません。
現在のマーレ帝国はダイバー家の権限下にあり、特別な一族の1つとなっています。
戦鎚の巨人は硬質化の応用で作った戦鎚を武器としており、それ以外にも様々な武器を造ることが可能であり、武器を使った戦闘能力は非常に高いです。
作中でもその強さは目立っていましたが、最終的にはエレン・イェガーに敗北。
エレンが戦鎚の巨人を食らったことで、その力はエレンへと継承されることになりました。
4位 ベルトルト・フーバー
エレンと同期の104期訓練兵であり、3番目の成績で入団を果たしたベルトルト・フーバー。
身長は192cmと長身で、全ての能力が高い水準となっています。
最初は味方と思われていたベルトルト・フーバーでしたが、その正体は町を襲った超大型巨人であることが判明。
超大型巨人はマーレからやってきたライナーやアニと同郷であり、九つの巨人の内の1人でもあります。
戦闘におていは60mを超える巨体から繰り出されるキックでウォール・マリアの壁を破壊したり、一定期間超高温の熱気を発することで急所のうなじから敵を遠ざけたりすることが可能。
体が大きい分、動き自体は遅いですが、一発の威力は巨人の中でもトップクラスであることは間違いありません。
3位 リヴァイ・アッカーマン
調査兵団兵士長を務めるリヴァイ・アッカーマンは人類最強の戦士です。
一瞬で巨人2体を切り伏せたり、女型の巨人が体を硬化させる速度を上回る速度で敵を切り刻んだりと作中で圧倒的な力を披露してきました。
中でも圧巻だったのはウォール・マリア最終奪回編で獣の巨人に対して斬りかかり、うなじからジーク・イェガーを引きずり出したシーン。
九つの巨人に対しても勝るとも劣らない実力があることを証明され、人間でありながら巨人に対抗できる可能性を感じました。
そんなリヴァイの力は一個旅団並みとされており、もはや想像するのも難しい数字ですよね。
リヴァイに関しては、今後のストーリーでの死亡フラグなども立っており、最終的にどうなってしまうのかも含めて要注目です。
2位 ジーク・イェガー
エレンの父であるグレシャと前妻のダイナ・フリッツとの間に生まれたエレンの腹違いの兄弟であるジーク・イェガー。
九つの巨人の1つである獣の巨人の能力を有しており、他の巨人よりリーチの長い腕を活かして砕いた岩を投げる攻撃は巨人の中でもトップクラスの破壊力を誇ります。
ウォール・マリア最終奪回編では向かってくる新兵たちを1人で全滅させますが、隙をついたリヴァイが獣の巨人を圧倒されましたが、他の巨人の力でなんとか逃亡。
その4年後の海の向こうの戦いではマーレ軍に所属し、自身の脊髄液を注入させたエルディア人を任意で無知性巨人にして操る能力を用い、戦争の終結に大きく貢献しました。
1位 エレン・イェガー
進撃の巨人の最強キャラクターは主人公のエレン・イェーガーとしました。
立体機動隊の戦士としては、リヴァイはもちろん、同期のミカサと比較しても実力は劣りますが、エレンは巨人かすることができ、その際の力は他の巨人でも応戦するのは難しいです。
エレンはレイス家に受け継がれてきた始祖の巨人と父であるグリシャ・イェガーの進撃の巨人、さらにはマーレでヴィリー・ダイバーの妹を食らったことで戦鎚の巨人の能力を継承し、3つの巨人の能力を有しています。
当初は巨人を倒すために戦っていましたが、レイスや父であるグレシャのことを知っていく内に、自由を拒むものは全て駆逐するという凶暴な性格が表面化していき、今後エレンがどのような末路を辿るのかストーリーから目が離せません。
まとめ
この記事では進撃の巨人のキャラクター強さおすすめランキングを紹介しました。
進撃の巨人に登場するキャラクターの中には人間ではなく、巨人のキャラクターも多く存在しており、今回の強さランキングでも上位はほとんど巨人でした。
進撃の巨人のストーリーはすでに最終局面を迎えており、どのようなラストになるのか今から楽しみですよね。
この記事が進撃の巨人のキャラクターの強さについて気になっている方の参考になれば幸いです。