お家の猫にあげている毎日のごはん。こだわっていますか?
猫は何でも勢いよく食べてくれる子が多いこともあって、昔は人間の残飯を与えることも珍しくありませんでした。
でも、時代が進むにつれて猫に必要な栄養やカロリーは人間とは違うことが明らかになり、健康管理のために与えたいキャットフードにスポットライトが当たるようになりました。
猫に健やかな状態で長生きをして欲しいなら、猫のために開発された高品質なキャットフードを与えるべきです。
この考えが定着し、日本のキャットフード業界も盛り上がりをみせています。
「高品質なキャットフードを食べさせてあげたい」と、思っても、どれを選べば良いかわからないという飼い主さんに向けて、今回はヘルシー志向のキャットフード、アミキャットフードについてご紹介していきたいと思います。
アミキャットフードは作りが少々特殊です。
必ずしも全ての猫に合うというわけではありませんが、猫の体質に合っている場合嬉しい働きがいろいろと期待できるキャットフードとなっています。
アミキャットフードの原産国はイタリア!
アミキャットフードは美食の国イタリアで生まれたキャットフードです。
海外はペットの栄養学についての注目度がとても高いです。
そのため魅力的なキャットフードがたくさん製造されていて、高品質で評価の高いキャットフードの海外産率は高めの傾向あります。
アミキャットフードもまさにそういう系統のキャットフードです。
日本では取り扱われている幅がまだまだ狭いのが現実ですが、イタリアで有名なのはもちろん、世界的にもファンが多い要注目の存在です。
どういう特徴のキャットフード?
アミキャットフードの原材料は全て天然のものを使用しています。
そして動物性の原材料や遺伝子組み換え食品、それから人口保存料等も使用していません。
このような特徴から、健康管理が気になる猫に安心して与えることができます。
ちなみに「動物性の原材料を使用していない」というところで気付いた方もいるかもしれませんが、これはつまり、猫用なのにお肉系の原材料が使用されていないのです。いわゆる「ビーガン」キャットフードになります。
高品質なお肉や、新鮮なお肉にこだわって製造していると売りにしていることが多いキャットフード業界の流れの中、アミキャットフードはとても珍しいタイプのキャットフードといえるのではないでしょうか。
ビーガンキャットフードってなに!?
最近では海外セレブが「ビーガン」と紹介される場面を目にする機会が多いと思います。
まだまだ日本では主張する方は多くありませんが、海外では主義として徹底している方が増えてきているビーガン。菜食主義者のことを指します。
お肉を食べずに、穀物や野菜を中心とした食事を摂るスタイルで生活するのがビーガンですが、アミキャットフードは別名ビーガンキャットフード。猫の世界にもお肉を使用しない新しいタイプのキャットフードが登場しているのです。
とはいえ猫は本来、肉食動物です。
そのため進んでビーガンキャットフードを与えるよりは、獣医師と相談してから選ぶほうが無難かと思います。
猫によってはお肉を摂取したほうが良い体質の子もいるからです。
しかし、もし飼っている猫がビーガンキャットフードに合っている体質だったら、アミキャットフードから健康への良い影響が期待できるので注目していきたい存在ではあります。
アミキャットフードを相性が良い猫が食べると、体重管理、毛つやの改善、筋肉の状態のケアに大いに期待ができます。
成分や原材料は?
ビーガンキャットフードというなんとも珍しいタイプのアミキャットフード。
まずは、その気になる原材料についてみていきましょう。
原材料は、とうもろこし、コーンオイル、米タンパク、豆類、野菜系中心。
成分についてはビタミン、葉酸、亜鉛といった猫の体の健康維持に役立つ成分がバランスよく配合されています。
原材料をみると改めてしみじみしますが、猫用なのに本当にお肉系の原材料を使用していません。
本来肉食の猫でも食べてくれるの?
ビーガンキャットフードという特徴。
人間だったら、突然家庭の事情で食事がビーガン食になったとしても受け入れて食べると思いますが、猫は人間と違って気に食わないと食べなくなる可能性もあります。
本来肉食動物な猫が、突然ビーガンキャットフードに換えて食べてくれるのか不安に感じる飼い主さんは多いと思います。
もちろん猫の好みによって差はありますが、アミキャットフードについては基本的に猫の食いつきが良くなるという口コミが多いです。
美食の国イタリアで有名なメーカー。やはりキャットフードに対しても味に強いこだわりを持って製造されているようで、肉食の猫ががつがつ食べてくれることも多いです。
アミキャットフードは子猫にもあげていいの?
子猫には与えないほうが無難です。
どうしても与えたい場合は、獣医師に相談してからのほうが良いかと思います。
子猫の時期は通常、最も動物性たんぱく質が必要な時期だからです。
子猫の体は育ち盛り。伸び盛りです。
そんな時期に動物性たんぱく質不使用のビーガンキャットフードを与えてしまうと、栄養が足りなくなる可能性があるので注意が
必要です。
どんな猫に向けて選ばれているの?
アミキャットフードを好んで猫に与える飼い主さんは、猫の肥満改善に積極的に取り組んでいたり、猫の健康マニアだったり、本格的な愛猫家が多いようです。
普通にキャットフードを選ぼうと思うと、猫の性質から高品質のお肉系のキャットフードを選択するものですが、その中であえてビーガンキャットフードという猫の性質と真逆のものを選ぶのは、やはりこだわりを持った愛猫家が中心になってくるといえます。
猫の体の状態をみてキャットフードを選択できるような詳しい方は、アミキャットフードのようなビーガンキャットフードを好む場合があります。
欧米では日本よりずっとペットの栄養学やペットの教育に関する研究が進んでいて身近です。
だからこそ、ビーガンキャットフードという少し特殊なタイプのキャットフードも、猫の状態ごとに上手く取り入れて扱われていますが、日本でビーガンキャットフードが流行るのはまだもう少し先かもしれません。
あとは、欧米では飼い主さんがビーガンだから併せて猫にもビーガン食を選ぶという家庭もあるようです。
家族の食生活に合わせて揃えるというのは欧米ではそこまで珍しくないかもしれませんが、日本に当てはめるとまだまだ身近な感覚ではないかもしれませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ビーガンキャットフードのアミキャットフード。
「肉食動物の猫にあげてもいいの?」と感じる飼い主さんも多いかと思いますが、猫と相性が良い場合はビーガンキャットフードで体質改善等の効果が確かに期待できるといわれています。
体重管理、毛つやの改善、筋肉の状態のケア。
成猫の場合様々な期待ができますが、子猫の時期にはとりあえず動物性のキャットフードのほうが相性が良さそうです。
成猫になったうえで調整してあげると、健康管理に使えるかもしれません。
美食の国イタリアで作られているだけあって、猫の食いつきは良くなる傾向にあるみたいなので、その点はけっこう安心できます!
少し特殊なタイプのキャットフードになりますが、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。