引越し費用と相場。見積もりはこのくらい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

引越しはお金がかかるものですが、実際どれくらいのお金がかかるのか。

引越し業者に支払う料金、不動産会社に支払う料金、その他必要なものの購入費等。今回の記事では引越し×お金をテーマにご紹介していきます。

費用項目ごとに目安となる金額の他に、フルで費用がかかった場合に最終的な総額がいくらになるのか、参考例にも触れていきます。

引越しにあたってのお金について気になる方はぜひ、参考にしてみてくださいね!

「引越し業者」に支払う費用と料金相場の計算方法

「引越し業者」に支払う費用と料金相場の計算方法
引越しにあたってお金がかかるものを大まかに分類してみましょう。

基本は「引越し業者へ支払う料金」「不動産会社に支払う料金(新居の初期費用関連)」「必要なものの購入費(家具家電等/すでに持っている場合はかからない)」です。

まずは、案件や選ぶ引越し業者によって大幅に料金が変動しやすい「引越し業者へ支払う料金」から確認していきましょう。

引越し業者に支払う料金は「荷物の量」×「移動距離」によって算出されることが基本となり、さらに有料オプションをつけるかどうかによっても最終的な金額が変わってきます。

単身引越しの引越し業者に支払う料金

単身引越しの引越し業者に支払う料金
単身引越しの料金目安はこちらです。

近距離引越し 20,000円~30,000円
長距離引越し 30,000円~80,000円

※上記はあくまでも目安の料金なので参考程度に受け止めてください。

引越しのときの荷物の量によっては、上記の引越し料金からもっと安くなったり高くなったりします。

また、格安を売りにしている引越し業者の中には近距離引越しの場合10,000円以下で対応してくれるところもあるので、選ぶ引越し業者によっても変わってきます。

長距離引越しの場合は旧居と新居の距離がどれだけ離れているかにもよりますが、荷物の量が多くて距離がとても遠いと(例えば東京⇒福岡間の引越し等)単身引越しでも80,000円くらいになってくる可能性があります。

単身引越しについては、荷物量が世帯によって変わりやすい家族引越しに比べると案件ごとの料金の開きはあまり出ない傾向にはありますが、選ぶ引越し業者次第で安くなったり高くなったりすることはあります。

引越し業者を決めるときに、安さを重視する派は慎重に選ぶようにしましょう。

2人(カップル・新婚・夫婦・ルームシェア)の引越し業者に支払う料金

2人(カップル・新婚・夫婦・ルームシェア)の引越し業者に支払う料金
2人世帯(カップル・新婚・夫婦・ルームシェア)の引越しの料金目安はこちらです。

近距離引越し 50,000円~90,000円
長距離引越し 80,000円~250,000円

2人世帯は荷物の量と移動距離によって、それから閑散期と繁忙期(3月、4月)のどちらかによっても、引越し料金が変動しやすいです。

状況とタイミング次第では、2人世帯なのに200,000円をオーバーすることもあります。

3~4人家族の引越し業者に支払う料金

3~4人家族の引越し業者に支払う料金
3~4人家族の引越しの料金目安はこちらです。

近距離引越し 70,000円~150,000円
長距離引越し 100,000円~360,000円

3~4人家族の引越しも、2人世帯のときと同様に荷物の量と移動距離によって、それから閑散期か繁忙期(3月、4月)かによっても引越し料金が変動しやすいです。

状況とタイミングによっては最終的な金額が360,000円くらいの高額になることもあります。

「見積もりはこのくらい」選ぶ引越し業者次第でこんなに差がある!?

「見積もりはこのくらい」選ぶ引越し業者次第でこんなに差がある!?
ここまでご紹介した、単身引越し、2人世帯の引越し、3~4人の家族引越しの料金はあくまでも目安です。
そのため、引越し料金の例にも開きがあります。

例えば単身引越しなら、格安引越し業者を選べば10,000円に、それ以外の引越し業者を選べば30,000円くらいになることもあります。つまり、選ぶ引越し業者次第という傾向が出てきます。

しかし、引越し業者について「安ければ何でも良い」と考えている方はそれほど多くないのではないでしょうか。
多くの方が、「安くて」「高品質な」引越し業者を選びたいと考えているはずです。

引越しの満足度を高めるためには自分の理想に合う引越し業者を選ぶ必要があります。

引越し業者は日本に数百社以上存在しているといわれています。
それだけたくさんある中から1社を絞り込むのは手探りだと大変です。「依頼したい引越し業者が最初から決まっている」という場合を除いて、1から引越し業者を絞り込むなら、「引越し見積もり一括比較サイト」の活用がおすすめです。

引越し見積もり一括比較サイトは、必要情報を入力して検索すれば自分の引越し内容・条件に対応している引越し業者の一覧が表示されます。

そして対応している複数社に同時見積もり依頼をすることができ、自分の引越し内容・条件での引越しに対応していて、さらに自分にとって気になる引越し業者の中の最安値を把握することができます。

見積もりの結果を引越し業者から聞くときに、引越し業者側の対応や印象から、自分と相性の良い引越し業者を感覚で判断することができます。

1から引越し業者を選ぶ方はぜひ、引越し見積もり一括比較サイトを活用してみてはいかがでしょうか。

それ以外にも引越しで費用がかかる「総合項目」はこんなにある

それ以外にも引越しで費用がかかる「総合項目」はこんなにある
ここまでは引越し業者に支払う料金についてご紹介しましたが、引越しにかかる総合的な費用内訳はこれ以外にもあります。

続いては、引越し業者に支払う料金以外の費用について。「物件の契約料金」「家具家電の購入料金(既に所持しているなら不要)」「日用品等の必需品(既に所持しているなら不要)」、それぞれの料金について確認していきましょう。

1、物件の契約料金の総額はこのくらい

物件の契約料金の総額はこのくらい
※ここでは賃貸物件の契約料金について触れていきます。建て替えや物件を購入した方には当てはまりません。

日本の賃貸物件は初期費用が高めです。海外だと家賃が1週間ごとの支払いだったり保証金を少し支払うだけで良かったりするケースが珍しくないので、日本の賃貸物件制度がいかに複雑なのかわかります。

最近の賃貸物件の主流は敷金1ヵ月・礼金1ヵ月の設定ですが、新築物件の場合だと敷金2ヵ月・礼金2ヵ月で設定されているケースも珍しくありません。

家賃相場は住むエリアや住む都道府県によって高い安いが大きく変わってくるので、都内の1K物件(1人暮らし用)を例にしたケースと、都内の3LDK物件を例にしたケースの2種類をご紹介します。

もちろんあくまでも「参考用の例」なので、必ずこの通りになるわけではありませんが、賃貸物件の初期費用のだいたいの仕組みを知りたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。

♦都内の1K賃貸物件⇒家賃70,000円の場合♦

敷金1ヵ月 70,000円
礼金1ヵ月 70,000円
仲介手数料1ヵ月 70,000円
保証会社 70,000円
火災保険 15,000円
鍵交換費 15,000円
消毒サービス 10,000円
害虫駆除サービス 15,000円
初期家賃(1ヵ月分先払い) 70,000円
合計金額 405,000円

♦都内の3LDK賃貸物件⇒家賃150,000円の場合♦

敷金1ヵ月 150,000円
礼金1ヵ月 150,000円
仲介手数料1ヵ月 150,000円
保証会社 150,000円
火災保険 20,000円
鍵交換費 15,000円
消毒サービス 10,000円
害虫駆除サービス 15,000円
初期家賃(1ヵ月分先払い) 150,000円
合計金額 810,000円

賃貸物件によっては敷金礼金のどちらかが0円だったり、片方だけ0円だったりすることもあります。
また、不動産会社によっては仲介手数料が1ヵ月というところもあれば、0.5ヵ月だったり、仲介手数料無料を売りにしていたりするところもあります。

そして保証会社の料金ですが、少し前までは「働いている保証人を用意できない人」=保証人の代わりに保証会社に申込をするというのが一般的でした。

しかし、最近では法人契約(=勤務先が家賃を支払う福利厚生がある等の理由から勤務先の名義で賃貸物件を借りる)のケースを除き、保証人の有無に関わらず保証会社を立てることが必須という賃貸物件が増えています。

特に条件が良くて人気の物件ほど保証会社が必須というケースが多いと考えておきましょう。

保証会社に申し込むときには、クレジットカードほど難しい内容ではありませんが保証会社による審査が行われます。審査に通れば不動産会社・管理会社・大家さん側も安心して貸しに出せると判断しているために現在のような形になっていますが、借りる側としては高いし面倒ですよね。

初期費用を自分で計算するときには、保証会社に支払う分も計算しておくようにしましょう。

消毒サービスや害虫駆除サービスは、希望すれば初期費用に含めない(=してもらわない)こともできます。

どうしても節約したいということであれば外すのも良いですが、あえてこの項目を外して節約した後、新居で害虫が出たという経験をしたことがある方もいるようなので(高層階だろうが出ることあるようです)「害虫は絶対イヤ」ということであれば、外さないほうが良いかも。

敷金礼金0円物件は初期費用が安くなる?

敷金礼金0円物件は初期費用が安くなる?
上記の内容を参考にして考えると、最近増えている敷金礼金0円物件を選択すれば初期費用が大幅に割引になることになります。
確かにその通りの物件もありますが、その賃貸物件が「良い物件」だから選ぶというわけではなく「初期費用を安く抑えたいためだけ」にあえて敷金礼金0円物件を選ぶつもりという方は、注意が必要です。

「敷金礼金0円」という安くなりそうなイメージで注目させておいて、その実全然安くないというケースがゴロゴロあるからです。

例えば、敷金礼金は0円だけど「退去時清掃費」という名目の初期費用があり、家賃1ヵ月分必要になったり、初期費用では実際に安くなったけど退去時に10万円以上の、明らかに必要ないだろうという金額の修繕費を請求されたり。

もちろん全ての敷金礼金0円物件でこのようなことがあるわけではなく、本当に最初から最後まで節約できる敷金礼金0円物件もあります。

しかし、その陰で、全然安くならないように上手く設定させている敷金礼金0円物件もたくさんあるので「敷金礼金0円物件は安いから選ぶ!」と、考えている方は選ぶときに注意しましょう。
対策としては、契約を考える前にまずだいたいの初期費用を出してもらうことです。

退去時の修繕費請求については入居前にはわからないことですが、できることは入居している期間はキレイに物件を使い、仮に退去時に明らかにおかしい金額の修繕費を請求されても絶対にすぐに「イエス」と答えたりサインしたりしないことです。

場合によっては家族に力を貸してもらって、不動産会社や管理会社にクレームをつけたり話し合ったりすることも必要です。

2、家具家電を最初から購入するとこのくらい

家具家電を最初から購入するとこのくらい
引越し業者に支払う料金、そして賃貸物件の契約料金は引越しでほとんどの方にかかってくる2大大金です。

それ以外に大きなお金を使う可能性があるものといえば「家具家電の購入費」です。
家具家電を既に一式持っているという方はこのお金は不要ですが、初めての1人暮らしや、家具家電が古くなり買い替えをするということであればお金がかかってきます。

家族引越しだと大容量の洗濯機や冷蔵庫の購入を選択する方が多く、購入費に開きが出やすい傾向にあるので、今回は単身引越しを例にします!

まるまる家具家電一式を購入する場合の目安を確認してみましょう。

♦単身引越しで家具家電一式を最初から購入する場合♦

冷蔵庫 35,000円
洗濯機 35,000円
掃除機 10,000円
電子レンジ 10,000円
テレビ 30,000円
ベッド 20,000円
テーブル 5,000円
衣装ケース 5,000円
合計金額 150,000円

こうやってみると、必要最低限の家具家電を用意するだけでも大金が必要になることがわかります。

ちなみに、家具家電の購入費を節約する方法ですが、家電量販店や家電量販店系のネット通販では新しく1人暮らしを始める方向けの「冷蔵庫・洗濯機・掃除機のセット」が50,000円程度で販売されることもあるので、そのようなセット売りを利用すると安く抑えやすいです。

あとは中古品をみてみたり、誰かからもらってきたりという方法でも節約できます。

今回ご紹介したのはあくまでも必要最低限の家具家電。他にアイロンや空気清浄機や電気ポットや本棚やタンス等の購入が必要な方もいます。他にも色々必要ならもちろん最初の家具家電購入費はどんどん上がってきてしまいます。

3、日用品を購入するとこのくらい

日用品を購入するとこのくらい
日用品を購入する必要があるのは、初めて1人暮らしをする方というケースが多いです。
これまでは実家等で家にあるものを使っていたけど、1人暮らしをしたら全部新しく購入しないといけないケースです。

必要最低限の日用品だけで想定してみると、購入費用は以下のようになります。

♦日用品の購入費用♦

シャンプー&コンディショナー 1,500円
ボディーソープ 400円
歯磨き粉&歯ブラシ 500円
洗濯洗剤 400円
食器洗い洗剤 300円
ゴミ袋 200円
各種スポンジ類 300円
合計金額 3,600円

上記はあくまでも最低限の内容なので、日用品についても必要なものはもっと増えるかもしれません。こうやってみると日用品の購入にも意外とお金がかかります。

【補足ポイント】遠距離は交通費も宿泊費も含めて考えよう!

【補足ポイント】遠距離は交通費も宿泊費も含めて考えよう!
続いては「補足ポイント」です。
旧居と新居の距離が離れている長距離の引越しの場合は、交通費と宿泊費の想定も忘れないようにしましょう。

長距離引越しの場合、移動距離と状況にもよりますが、基本的に引越し業者は旧居から荷物を搬出した翌日に新居に搬入します。
つまり、引越し作業が日をまたぎます。

旧居から荷物を搬出したら新居のある街への移動が必要。そして翌日まで荷物がない=新居に宿泊ができないので宿泊施設で1泊が必要になります。

実家や親せきの家等、泊まれる場所があるなら良いですがないなら早めに宿泊施設を予約しましょう。
特にタイミングによっては受験シーズンに重なり、安いホテルの宿泊予約が取れないというケースもあるので早めの行動がおすすめです。

「引越し総額」で考えると費用はいくらになる?参考例をみてみよう

「引越し総額」で考えると費用はいくらになる?参考例をみてみよう
ここまで、引越しにかかる費用のあれこれを確認してきましたが、引越し総額で考えるとどうなるのでしょうか。

フルで費用がかかる場合の参考例を確認してみましょう。

【参考例】単身引越しの引越し総額

【参考例】単身引越しの引越し総額
♦単身引越しでフルで費用がかかる場合♦

引越し業者に依頼した費用 50,000円
賃貸物件の契約料金関係 405,000円
家具家電の購入費 150,000円
日用品の購入費 3,600円
総額参考例 608,600円

本当にフルで費用を支払うとなると大金が必要です。日本の引越し事情は大変です。

本気で引越し費用を安く抑えたい、ここまで支払う貯金がないときには、シェアハウスを活用したり家具家電付き物件を活用したり、あとは家具家電はレンタルで対応するという方法もあります。

【参考例】2人引越しの総額

【参考例】2人引越しの総額
フルで引越し費用がかかる2人引越しをする場合は、単身引越しの総額参考例にプラス100,000円~200,000円をみておきましょう。
つまり、700,000円くらい~800,000円くらいかかってきます。

2人引越しの場合、割り勘にするという方もいます。
よく「2人で暮らしたほうが節約できる」といいますが、それは引越しにあたりかかる総額もそうだといえます。

【参考例】3~4人の家族引越しの総額

【参考例】3~4人の家族引越しの総額
3~4人の家族引越しの総額は、世帯によってかなり幅が広がる傾向がありますが、単身引越しの総額参考例にプラス200,000円~500,000円くらいになってきます。

つまり、引越しにかかる総額が800,000円くらい~1,100,000円くらいになってくる可能性があります。

家族引越しの場合は既に使用している家具家電があるケースがほとんどなので、そこが不要であればもっと安くはなります。

また、家族手当的な福利厚生があり、勤務先が初期費用を負担してくれるケースもあるようなので、状況次第でも変わってきます。

引越しの総額を安くするにはどうしたら良い?節約のコツ

引越しの総額を安くするにはどうしたら良い?節約のコツ
ここまで確認してきた通り、引越しは例外もありますが基本的に大金がかかってくるものです。

引越しを頻繁にするだけで貯蓄はダメージを受ける場合がほとんどです。引越ししないことが一番の節約ですが、それでも引越ししないといけない状況になることもあります。

引越しにかかるお金を節約したいときに取り入れられるテクニックについて。以下で1つずつ確認していきましょう。

1、物件選びは慎重に!都市部ほど初期費用は幅広い

物件選びは慎重に!都市部ほど初期費用は幅広い
1つは、賃貸物件を選ぶときには慎重さが大切になります。

引越し繁忙期(3月、4月)だと良い物件、人気のある物件はどんどん仮予約が入り入居希望者の中から大家さんが選んだりすることもあれば、早い者勝ちで決まったりすることがあります。
引越し繁忙期は賃貸物件選びのスピード感が大切。迷っているうちに良い物件は明日を待たずに入居者が決定してしまうものだと考えるべきです。

とはいえ焦りすぎて微妙な物件を選んでしまうリスクがあるのも事実。このバランスは難しいところですが、物件の情報はざっとでも良いのでたくさん確認するようにしましょう。
不動産会社から情報をもらうのも良いですし、自分で賃貸情報のインターネットサイト等で調べるのも良いです。

物件選びを上手にこなすには、正直なところ不動産会社の影響も大きいです。良心的な不動産会社に当たれば良い物件とも出会いやすかったり、適当に対応しないでもらえたりしますが、良心的ではない不動産会社の場合だと早くさばいてしまいたいという理由から適当に案内してきたりします。

また、引越しシーズンは初期費用を吊り上げてくる賃貸物件もあります。
大家さんや管理会社の一存で「春だから入居者は決まるだろう」と、春以外の時期は敷金礼金0円物件なのに、春だけ敷金礼金それぞれ1ヵ月の物件に代わるということも珍しくありません。

融通が利く方は、春以外に引越しをするのが最も節約に近いといえるかもしれません。

仕事の都合、学校の都合等でどうしても春の引越しになる場合は、賃貸物件選びに対応してもらう不動産会社の下調べをしたり、物件情報をしっかり集めたりして「希望に合っていて」「安く抑えやすい」物件をしっかり探すようにしましょう。

2、 家具家電・日用品は購入の仕方によって節約も可能

家具家電・日用品は購入の仕方によって節約も可能
家具家電・日用品の購入が必要な場合は、購入方法にこだわることによって節約が可能になります。

メルカリやジモティー等の中古品の販売情報を確認してみたり、リサイクルショップに行ってみたり、ネット通販の割引品をみたりです。
家具家電、日用品もどこで買うかによって全体的な費用が大きく影響を受けます。

また、品物のスペックや品質によっても全体的な費用が大きく影響を受けるので、お金のない時期の引越しであればとりあえずスペックや品質よりも、安いことを優先してみても良いかもしれません。

洗濯機や冷蔵庫系は、安いものでも家電量販店で新品として売られているものについては、そこそこ品質が良いはずです(家電系は世界的に競争が激しいので安くても普段使いするうえでは不満を感じない品物がたくさんある)

現代はスマホもあって便利なので、情報収集を行うようにすると節約に繋がりやすいです。

♦家具家電系の購入で注目したいもの♦

  • メルカリ
  • ジモティー
  • リサイクルショップ
  • ネット家電専門店
  • 通販サイト
  • 家電量販店のセールや割引情報

情報を色々確認することで、時にはびっくりするような低価格で家電を購入できることもあります。

日用品については1個あたりは基本的に低価格なのであまりこだわらないという方もいるかもしれませんが、ネット通販(スーパー的な通販サイトやamazon等)で購入すると通常価格より大幅に割引になっていることもあります。

スーパー、コンビニ、ドラッグストアで購入するのも良いですが、日用品も調べてみると安く抑えやすいです。

ちなみに、ネット注文系は新居の住所を指定して新居に届くように配達してもらえば引越し作業の負担を少し減らせるという隠れたメリットもあります。

3、引越し業者は日本に数百社以上!こだわりの基準で選んで!

引越し業者は日本に数百社以上!こだわりの基準で選んで!
引越しの総額を節約するためには、引越し業者選びにもこだわりましょう。

日本に数百社以上あるといわれている引越し業者。選ぶ引越し業者によって安い高い傾向が分かれてきます。
高いからダメということではなく、高い分サービスが高品質で人気の引越し業者というのも存在するのでニーズによりけりですが「節約」を重視するのであれば「比較」が大切です。

引越し業者1社の引越し料金だけ確認しても、比較するものがなければ安いのか安くないのか判断することができません。
しかし、複数社に見積もりをしてもらい複数社の引越し料金を確認すれば、比較することができるのでどこが安くて、その時の相場はだいたどれくらいなのかもわかります。

引越し業者を上手に探すなら「引越し見積もり一括比較サイト」がおすすめ

引越し業者を上手に探すなら「引越し見積もり一括比較サイト」がおすすめ
引越し業者を比較して、安いところを見つけだすなら引越し見積もり一括比較サイトを活用するようにしましょう。

引越し見積もり一括比較サイトは、サイトと提携している引越し業者の中から条件に適しているものを表示してくれます(どの引越し見積もり一括比較サイトを利用するかにもよりますが、100~200社ほどと提携している引越し見積もり一括比較サイトが多いです)

その中から選ぶ引越し業者は1社だけ。引越し業者としては選んで欲しいので、まず初めに目につく「引越し料金」を、他の見積もり依頼方法(公式ホームページからのWEB依頼や、電話連絡での依頼)で見積もりした場合より安く設定している傾向にあります。

つまり、引越し見積もり一括比較サイトを利用するだけで節約できる可能性があるということです。

安いか安くないかを比較して判断する以外に、このようなメリットもあります。

引越し見積もり一括比較サイトを活用して、節約を目指しましょう。
もちろん、引越し見積もり一括比較サイトを活用したからといって絶対に安くなるとは限りませんが、期待はできます。

引越し料金を節約するなら「料金交渉」も有効

引越し料金を節約するなら「料金交渉」も有効
ちなみに、引越し業者に対しては料金交渉も有効です。
料金交渉は、いってしまえば直接「安くして」と引越し業者側にお願いすることです。

タイミングは見積もりの結果(引越し料金)を聞いているタイミングです。金額を聞いてすぐに「もっと安くなりませんか」と聞いてみましょう。

「他はもっと安かった」というのも交渉術ですが、これをいってしまうと引越し業者側に「いくらでしたか」と聞き返される可能性が高いので、事前に回答を用意しておいたほうが良いかもしれません。

引越し業界では料金交渉は珍しいことではなく、引越し業者側も慣れていることがほとんどです。
いってみると案外スムーズに進むことも多いです。
「普段料金交渉はしないからちょっと照れくさい」という方も、物は試し。引越し業者に聞いてみてはいかがでしょうか。

ちょっとしたひと手間ですが、引越し見積もり一括比較サイトと料金交渉。これをするかしないかで引越し料金に雲泥の差が出てくることは珍しくありません。

この料金交渉。
引越し業者がもっとも対応してくれやすいですが、時と場合によっては不動産会社にも有効になることがあります。

春の繁忙期だと他にも物件探しをしている方の数が多いのでなかなか難しいですが、それ以外の季節なら「初期費用をもっと安くして欲しい」といったり「家賃を値下げして欲しい」といったりすると、安くしてくれるケースが多々あります。

安くなるのは仲介手数料だったり、礼金だったり。あとは家賃も都内であれば数千円~5,000円くらい値下がりすることがあり、時には家賃が10,000円安くなったというケースも。

料金交渉は気まずいと感じる方もいるかもしれませんが、不動産会社に対しても意外と融通が利くことはあるようなので「本気で安くしたい」ということであれば、試してみるのも良いのではないでしょうか。

【まとめ】日本の引越しはお金がかかるけどやり方次第で安くなる!

今回の記事では、引越し×お金をテーマに、どれくらいかかってくるのか参考例を中心にご紹介しました。

引越しは大金がかかってきますが、やり方によっては節約が可能です。
また、今回は基本的にフルで金額がかかる引越しを想定してご紹介していますが、シェアハウス等を活用するともっと総額は安くなります。

これから引越しを予定している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*